日立 インド事業拡大へ22年にIT中心に人員5割増、売上倍増へ
日立製作所はこのほど、2022年3月期にIT人材を中心としたインドの人材を現在の5割増の1万5000人へ増員する計画を明らかにした。ITサービスのほか、インド高速鉄道のインフラ受注を拡大し、インド事業の売上高を17年3月期の2倍の3000億円強に引き上げる。
同社はインド初となる高速鉄道整備計画の車両受注に向け、現地の国営企業と技術提携する。計画されているマハラシュトラ州ムンバイ-グジャラート州間はすでに日本の新幹線方式の採用が決定しており、日立は受注に成功すれば車両の現地生産も検討する。実現すれば、新幹線の海外生産は初めてとなる。