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日通 中国欧州鉄道を利用した一貫輸送サービス開始

日通 中国欧州鉄道を利用した一貫輸送サービス開始

日本通運は、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた日本欧州間の複合一貫輸送サービス「Eurasia Train Direct(Sea&Rail)」と、航空輸送と鉄道輸送を組み合わせた「Eurasia Train Direct(Air&Rail)」を、5月21日から販売開始する。
日本の主要港(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸)から中国・大連までの海上輸送と、大連からドイツ・デュイスブルグまでの鉄道を組み合わせたもの。東京港からデュイスブルグ鉄道ターミナルまでのリードタイムは最短で28日となり、従来のオール海上輸送(約40日)に比べ大幅な短縮となる。
また、日本の主要空港(成田、羽田、中部、関西)から中国・重慶までの航空輸送と、重慶からドイツ・デュイスブルグまでのリードタイムは最短で、コンテナ貸し切り(FCL)で22日、混載輸送(LCL)で24日となる。

IIJ 日ASEAN新産業創出実証事業で養殖事業開始

IIJ 日ASEAN新産業創出実証事業で養殖事業開始

インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は日本貿易振興機構(ジェトロ)の公募事業の「日ASEAN新産業創出実証事業」で、「IoT導入による養殖事業の生産性向上プロジェクト」が採択されたと発表した。
このプロジェクトでは、タイのエビ養殖場にIoTセンサーを設置し、水温・溶存酸素・pHなど水質環境情報を自動で収集するとともに、給餌や水替えなど職員が行った作業をデータとして登録することで、水質環境の変化と作業の相関関係を可視化し、作業効率や生産性の向上を目指すもの。
2018年4月から実証実験を開始し、養殖事業におけるIoT活用の有用性を検証したうえで、2年以内に事業化することを目指している。実証実験は、水質環境を収集し、遠隔で監視できるIoTシステムを構築し、タイの大手水産加工事業者グループのエビ養殖場(タイ・パンガ県)で実施する。

トランスコスモス 中国陝西省西安市にコンタクトセンター新設

トランスコスモス 中国陝西省西安市にコンタクトセンター新設

トランスコスモス(本社:東京都渋谷区)の100%子会社、上海特思●大宇宙商務諮詢有限公司(本社:中国・上海市、以下、トランスコスモスチャイナ)は、中国陝西省西安市に新たなコンタクトセンター拠点「西安センター」を設立し、このほど開所式を執り行った。
同センターは中国9拠点目のコンタクトセンターで、今年2項点目の開設となる。トランスコスモスチャイナは2006年に上海で事業を開始し、現在、上海(4拠点)、北京、天津、合肥、長沙、西安の6都市の複数の拠点に事業を拡大している。

オムロン 台湾テックマン・ロボット社と戦略的提携

オムロン 台湾テックマン・ロボット社と戦略的提携

オムロン(本社:京都市下京区)は、台湾のテックマン・ロボット社(本社:台湾・桃園市、以下、テックマン)と、協調ロボット分野で戦略的提携を締結した。
これにより、オムロンは2018年下期を目途に、テックマン製のアーム型協調ロボット「TMシリーズ」を両社ブランドとしてオムロンのグローバルな販売網を通じて、顧客企業に提供していく。また、両社はオムロンの各種ファクトリーオートメーション(FA)機器との親和性を高めた次世代型の協調ロボットを共同開発し、人と機械が協調する、革新的なモノづくり現場の実現に取り組む。

山九インドネシアで保税物流センター認可取得

山九 インドネシアで保税物流センター認可取得

山九(本社:東京都中央区)のインドネシア現地法人、山九インドネシア国際(本社:ジャカルタ)はこのほど、インドネシア税務総局より繊維製品の輸出分野における保税物流センター(以下、PLB)の認可を取得した。同分野の認可取得は日系企業で初となる。
今回PLBの認可を取得したのは「チカランロジスティクスセンター」(所在地:西ジャワ州ブカシ県デルタマスシティー内グリーンランド工業団地)で、敷地面積は6万3751平方㍍、倉庫面積3万9936平方㍍(1期、2期含む)、PLB専用エリア1万平方㍍(2期倉庫内)。主に日系の大手製造小売業(SPA)の日本向け輸出貨物を取り扱う。

日本板硝子 太陽光パネル用ガラス増産へ380億円投資

日本板硝子 太陽光パネル用ガラス増産へ380億円投資

日本板硝子(本社:東京都港区、以下、NSG)は、太陽光パネル用の透明導電膜(TCO)ガラスの増産に向け、総額約380億円の新規設備投資を決めた。太陽光パネルの世界的な需要増大に対応するため、2019年度から2021年度にかけて、現在休止中のベトナムのフロートラインを改修・再稼働するとともに、米国で工場を増設する。
今回の投資決定は、薄膜太陽光パネルの世界的メーカー、米国ファーストソーラー社との長期供給契約によるもので、NSGはTCOガラスの増産により、VA(高付加価値)製品へのシフトを加速していく。
太陽光発電の世界需要は今後3年間、毎年2ケタ成長が見込まれており、ファーストソーラー社は高いエネルギー収率の最新型薄膜モジュール「シリーズ6」の生産施設を拡張中だ。

ラックフェン国際港開港 日越間で初の官民連携

ラックフェン国際港開港 日越間で初の官民連携

ベトナム・ハイフォン市で5月13日、JICA(国際協力機構)が総額1141億円の円借款で支援するラックフェン国際港の開校式典が盛大に開催された。同式典にはグエン・スアン・フック首相、梅田邦夫駐ベトナム特命全権大使、JICA小中鉄夫所長、ハイフォン市要人らおよそ800人が参列した。
同港は、ベトナム北部経済の玄関口、ハイフォン市で増大する貨物需要や船舶の大型化にも対応可能な国際大水深港として建設されたもの。同港の開港により、日系企業を含む多数の外国企業が進出しているベトナム北部地域の産業開発がさらに進展し、国際競争力の強化に貢献することが期待される

ユニクロ 比に東南ア最大のグローバル旗艦店オープンへ

ユニクロ 比に東南ア最大のグローバル旗艦店オープンへ

カジュアル衣料品店「ユニクロ」を運営・展開するファーストリテイリングは、2018年秋、フィリピンにグローバル旗艦店をオープンする。この店舗はフィリピンのみならず、東南アジア最大級の店舗となり、マニラ首都圏マカティ市のビジネスと商業の中心地、アヤラ通りにある最新のショッピングモール、グロリエッタ5内に出店する。
売場面積は約1200坪の広い店内には、大型ディスプレイはじめ最新鋭のデザインコンセプトを活かした購買体験を提供する。ニューヨークの5番街、ロンドンのオックスフォードストリート、パリのオペラ地区、東京の銀座、シンガポールのオーチャードロードなど世界の主要都市にあるグローバル旗艦店と同様、メンズ、ウィメンズ、キッズ&ベビーの全ラインアップを取り揃える。

新日鉄住金エンジ インドJSW社より脱硫設備を受注

新日鉄住金エンジ インドJSW社より脱硫設備を受注

新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は、インド民営最大手の製鉄会社JSWスチール社(以下、JSW社)より、ドルビー製鉄所拡張計画の一環として、移動式KR脱硫設備を受注した。
現在インドでは高級鋼の需要が急速に拡大しており、脱硫設備は溶銑の処理プロセスとして、高級鋼の安定的かつ効率的生産には必須の設備。KR脱硫設備は同社が開発した、耐火物製のインぺラー(回転翼)を溶銑中に浸漬して回転させ、溶銑と脱硫剤を機械的に混合し、脱硫反応を促進する設備で、国内外に約20件の納入実績がある。

JAL 国際線中長距離LCCの設立を決定 20年就航目指す

JAL 国際線中長距離LCCの設立を決定 20年就航目指す

JAL(日本航空)は、新たに国際線の中長距離LCC(ローコストキャリア)を設立すると発表した。準備会社を7月に設立し、成田空港を拠点としてアジア・欧米などの中長距離国際線に就航するJALの連結子会社とする予定。
当初2機のボーイング787-8型機を使用して、成田空港の機能強化が予定される2020年のサマースケジュールでの就航を目指す。