日印両政府がエネルギー分野で協力強化
日本とインド両政府は5月1日、インドの首都ニューデリーで「第9回日印エネルギー対話」の会合を開いた。世耕弘成経済産業相とシン閣外相が共同で議長を務め、両国間のエネルギー協力をさらに強化することで合意した。
両国間で、クリーンで経済的なエネルギーの普及拡大を目指す「日印エネルギー転換協力プラン」を立ち上げた。そして、電力・再生可能エネルギー、省エネルギー、石炭火力発電所、石油・天然ガス、水素の5分野を柱とする新プランを構築した。
日印両政府がエネルギー分野で協力強化
日本とインド両政府は5月1日、インドの首都ニューデリーで「第9回日印エネルギー対話」の会合を開いた。世耕弘成経済産業相とシン閣外相が共同で議長を務め、両国間のエネルギー協力をさらに強化することで合意した。
両国間で、クリーンで経済的なエネルギーの普及拡大を目指す「日印エネルギー転換協力プラン」を立ち上げた。そして、電力・再生可能エネルギー、省エネルギー、石炭火力発電所、石油・天然ガス、水素の5分野を柱とする新プランを構築した。
外国人技能実習生6人が福島第一原発で作業
日本で働きながら技術を学び、修得する技能実習制度で来日した実習生6人が、福島第一原子力発電所でがれきなどを焼却する施設の建設工事に携わっていたことが分かった。
東京電力は2017年4月以降、福島第一原発の廃炉に関わる作業に従事させることは、技能実習制度の趣旨にそぐわないとして、実習生を同敷地内で働かせないことを自主的に定め、元請けの企業にルールを守るよう求めてきた。
しかし今回、技能実習制度で来日した外国人技能実習生6人が大手建設会社の下請け企業に雇われ、2017年11月から福島第一原発の敷地で始まったがれきなどを焼却する施設の建設工事に携わっていたことが分かったもの。ただ、この工事場所は放射線防護が義務付けられている管理区域の外だった。
NTTデータなど タイでRPAソリューションを提供開始
C.S.I.(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、CSI)、NTT DATA(Tailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、NTT DATA Thailand)、クニエ(本社:東京都港区)の3社は協業し、タイでRPA(Robot Process Automation)ソリューションOffice Robotの提供を開始した。
3社が協業することで適用業務の分析をはじめとした業務プロセス改革実現に向けた導入効果最適化の支援から、運用後の現地スタッフによるタイ語でのサポートまで提供する。
SBI タイのネット証券を完全子会社化
SBIホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、タイで合弁で展開していたインターネット専業証券会社のSBIタイオンライン証券を完全子会社化したと発表した。
合弁パートナーのフィナンシア・サイラス証券から20.51%の全保有株を譲り受け、SBIグループによる出資比率を99.99%に引き上げた。譲渡額は1億1764万タイバーツ(約4億1000万円)。
フォスター電機 中国販売子会社が南京市に支店開設
スピーカおよび音響機器・電子機器の製造・販売を手掛けるフォスター電機(本社:東京都昭島市)の販売子会社、広州豊達電機有限公司は、中国江蘇省南京市に支店を開設すると発表した。
中国車載市場で江蘇省南京地区での顧客への提案力の向上と地域特性に応じた受注活動、地産地消への対応を強化する。
大東建託 ベトナム人技能実習生向けに建設作業アプリ
大東建託(本社:東京都港区)は、独立行政法人 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所とベトナム語仕様のiPad用アプリ「建設版ハザードタッチ(R)」の開発を共同で行ことを決めた。
このアプリは、危険予知トレーニングができる建設作業員向けの安全教育ツールで、5月22日から全国22会場で順次開催される。ベトナム人技能実習生向け安全研修を皮切りに、全国の建設現場で導入予定。
コーセー『雪肌精』『SEKKISEI』 中国で馳名商標に認定
コーセー(本社:東京都中央区)は4月27日、中国で同社の登録商標『雪肌精』および『SEKKISEI』が、”馳名(ちめい)商標”として認定されたと発表した。
今回の認定について、同社は『雪肌精』の20年以上に及ぶ中国でのマーケティング活動に基づく、中国全域の顧客へのブランド価値の浸透が評価されたものとしている。
同社は1987年に中国に進出し、1995年からスキンケア化粧水の日本製『雪肌精』の販売を同国で開始。以来、その品質とカウンセリング販売で、中国の百貨店における売り上げを拡大、中国でも認知度や人気の高いブランドに成長している。
馳名商標とは、中国商標法第13条により、異なる商標区分においても第三者による複製・模倣から保護される商標。
日揮 中国COOEC社と5カ年の戦略的協業に合意
日揮(横浜本社:横浜市西区)は、中国海洋石油工程股份有限公司(Offshore Oil Engineering Co.,Ltd. 以下、COOEC社)と、モジュール工法を運用するプロジェクトの遂行に関わる5カ年の戦略的協業に合意し、契約を締結したと発表した。
今後、両社はモジュール工法を適用する石油・ガス・化学プラント並びにFLNGやFPSO等の浮体式生産・貯蔵・積出設備プロジェクトの新規受注に向け、協業していく。
フォスター電機 香港に新会社設立 在庫管理機能移管
スピーカおよび音響機器・電子機器の製造・販売を手掛けるフォスター電機(本社:東京都昭島市)は5月に、香港に子会社を設立すると発表した。
新会社「FOSTER TRADING CO.,(HONG KONG)LTD.」の資本金は10万米㌦で、フォスター電機が全額出資する。ハブ倉庫(中国)での在庫管理を、本社管轄から当該地域での新会社に移行することにより、効果的・効率的な在庫管理体制を構築する。
日立造船 中国・成都市でごみ焼却発電プラント竣工
日立造船(本社:大阪市住之江区)はこのほど、中国の成都市興蓉再生能源有限公司(所在地:中国四川省成都市)から2014年に受注したごみ焼却発電プラントの設備工事を完了し、施設の引き渡しを行った。
同施設規模はストーカ式焼却炉2400㌧/日(600㌧/日×4炉)、発電出力5万KW。同社は、同プラント設備の設計業務や光格子等主要機器の供給、据付時のスーパーバイザー派遣等の技術サービスを担当した。