商船三井 香港洋上LNG受入基地向けFSRUの傭船契約に合意

商船三井 香港洋上LNG受入基地向けFSRU傭船契約に合意

商船三井(本社:東京都港区)は、香港で計画されている洋上LNG受入基地向けに、FSRU1隻の長期傭船契約、および桟橋の長期保守操業契約に関する基本合意書を締結した。
このプロジェクトは香港政庁が大気汚染を含む環境を改善する目的で2020年以降の発電燃料の約半分を天然ガス化する政策の実現に向けて計画されている香港初のLNG受入プロジェクト。

コベルコ建機 合弁解消し中国事業再構築完了

コベルコ建機 合弁解消し中国事業再構築完了

コベルコ建機(東京本社:東京都品川区)は6月25日、昨年より進めてきた中国側出資者との合弁解消による中国事業の抜本的見直し・再構築作業を概ね完了したと発表した。
同社の中国事業は中国側パートナーとの見解の相違が明確になったことから2017年10月に合弁を解消。そのうえで同社主導で中国の事業体制を抜本的に再構築した。その結果、従来別だった製造・販売体制を改め、製販一体の事業体とした。
なお今回の再編に先立ち、四川省成都市で販売・サービスを担っているCKCMGの名称を、2018年3月15日付で神鋼建機(中国)有限公司(KCMC)に変更している。

三井物産 370億円投じタイ製糖事業会社の設備を更新

三井物産 370億円投じタイ製糖事業会社の設備を更新

三井物産(本社:東京都千代田区)は6月25日、総工費約370億円投じ、三井製糖(本社:東京都中央区)と共同運営するタイの製糖事業会社、Kaset Phol Sugar(所在地:タイ・ウドンタニ県、カセットポンシュガー、以下、KSP社)の製造能力増強に向けた設備更新工事に着工したと発表した。2019年10月の完工を予定。生産能力は高品質砂糖 年間30万㌧(完工時)。

一風堂 タイ・バンコクに9号店グランドオープン

一風堂 タイ・バンコクに9号店グランドオープン

ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(本社:福岡市中央区)は6月、インドネシア、タイに相次いでラーメン店「一風堂」をオープンした。
21日、タイ・バンコクには同国9号店「一風堂J´Avenue店」、バンコク随一のグルメ通りといわれるトンロー通り近くの商業施設「J´Avenue」内に、タイ初のバー併設の店舗をグランドオープンした。席数は40席程度。
同社は9日、インドネシア・ジャカルタ中心地のタムリン地区の市内最大級のショッピングモール「グランドインドネシアモール」のウエストモールに、3号店「一風堂グランドインドネシア」をオープンしている。席数60席。
今回オープンしたタイバンコク9号店では、看板商品の「白丸元味」「赤丸新味」に加え、「大名家系豚骨」や「博多担担麺」「魚介豚骨」などを提供する。また、タイ初のバー併設店舗のため、「スパイシー枝豆」や「クリスピーチーズカツ」などとともに、日本酒、梅酒、ウイスキーやカクテルなども楽しめる。

機械部品の湯本電機 ベトナム工場稼働開始

機械部品の湯本電機 ベトナム工場稼働開始

各種製造装置や検査装置、産業用ロボットのパーツなど機械部品メーカー、湯本電機(本社:大阪市東成区)の子会社、ベトナム工場「YUMOTO  VIETNAM CO.,LTD.」がこのほど完成し、稼働開始した。
同工場は、ベトナムロンアン省のKIZUNA工業団地に建設を進めていたもの。タンソンニャット国際空港から車で70分程度の立地にある。

ヒノキヤG ベトナムで住宅建設、分譲地開発も視野

ヒノキヤG ベトナムで住宅建設、分譲地開発も視野

ヒノキヤグループ(本社:東京都千代田区)は、ベトナムにおける合弁会社でのプレキャストコンクリート(以下、PC)パネル製造・販売事業を通じて、将来的に同国での住宅建設、分譲地開発等のデベロップメント分野を視野に入れた展開を進めていく。
同グループは、子会社のレスコハウスとベトナムのCONSTRUCTION APPLICATION AND TRANSFER OF TECHNOLOGIES JOINT STOCK COMPANY(以下、CJSC)が、5月に合弁会社「HINOKIYA RESCO CONSTRUCTION VIETNAM」(以下、HRC VIETNAM)を設立。ハノイから車で1時間ほど離れた工業都市ハイフォン市に工場を建設し、今年9月からPCパネルの製造開始を目指している。

ジェイHD子会社がHI社からプラットフォームシステム開発を受注

ジェイHD子会社がHI社からプラットフォームシステム開発を受注

ジェイホールディングス(本社:東京都港区)の連結子会社、アセット・ジーニアス(所在地:東京都港区、以下AG社)は、ブロックチェーン技術を用い、分散型評価経済プラットフォームを活用した事業を行うHAPPY INCENT PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、HI社)からシステム開発を受注したと発表した。
開発期間は約3カ月間で、受注金額は12万シンガポールドル(約1000万円)。

大和ハウス・大成建設 ベトナム・ハノイで第1期開業

大和ハウス・大成建設 ベトナム・ハノイで第1期開業

大和ハウス工業(本店:大阪市北区)と大成建設(本社:東京都新宿区)は、先にベトナム・ハノイ市で設立した合弁会社「DT デベロップメントベトナム」が推進している複合開発プロジェクト「(仮称)ビナタタワーズ プロジェクト」の第1期開発が6月30日から開業すると発表した。
これは、両社がベトナムで初めて手掛ける賃貸住宅事業およびホテル事業となる「ロイジェント パークス ハノイ」(総戸数256戸、地上24階建)。
ロイジェント パークス ハノイは、ハノイ中心部から約8kmにあり、日本食レストランや大型スーパーなどの商業施設のほか、各国の大使館や日本人学校を含む複数の外国人学校があるコウザイ地区に位置する、利便性の高いホテル機能を兼ね備えたサービスアパートメント。

三井住友カード「銀聯QRコード決済」を国際決済に日本初導入

三井住友カード「銀聯QRコード決済」を国際決済に日本初導入

銀聯国際有限公司(本社:中国・上海市、以下、銀聯)と三井住友カード(本社:東京都港区)は、国際決済ブランドによるQRコード決済である「銀聯QRコード決済」の取り扱いを、2018年7月上旬を目途に日本で初めて開始する。
今回日本で導入するスキームは、加盟店がタブレット端末等でQRコードを表示して会員が読み取る方式で、加盟店が銀聯の「QRコード加盟店サービスプラットフォーム」をダウンロードし、登録を行うことで取り扱えるようになる。
システム上の改造は一切不要で、羽田空港(ターミナル免税店から順次導入予定)、松屋銀座(レストランシティの全9店舗)、ラオックス(全国26店舗)、JTC(基幹3店舗でスタート)の4社が導入を予定。

富士電機 中国でシステムエンジニアリング事業で合弁

富士電機 中国でシステムエンジニアリング事業で合弁

富士電機(本社:東京都品川区)は、中国におけるシステム事業拡大に向け、遼寧省大連市の大連●山集団有限公司(以下、大連●山)の子会社、大連●山集団管理コンサルティング有限公司と、システムエンジニアリングを行う会社を共同で設立する旨の契約書を締結したと発表した。●は「にすい」に「水」、以下、同。
新会社「大連富士●山スマート制御システム有限公司」(仮称)の資本金は2700万人民元(約4億5000万円)で出資比率は富士電機51%、大連●山集団管理コンサルティング49%。2018年9月設立の予定。
新会社はエネルギーの使用状況を見える化し、最適に制御することで省エネを実現する「エネルギーマネジメントシステム(EMS)」を中核商材に扱うシステムエンジニアリング会社。両社の設備機器やソフトウェアで顧客企業の施設・設備に応じたシステムを構築する。
富士電機は現在、全社売上高の60%を占め、中核となるパワエレシステム(パワーエレクトロニクスシステム)事業の強化を推し進めており、システムビジネスで海外事業を拡大していくことを重点施策に掲げている。