ベトナム航空 18年冬季から中部ーハノイ線にB787-9が就航

ベトナム航空 18年冬季から中部-ハノイ線にB787-9が就航

ベトナム航空日本支社(所在地:東京都千代田区)は、2018年冬季スケジュールより中部-ハノイ線に、ボーイング社の最新鋭大型機787-9ドリームライナーの投入を決定した。
これは中部-ベトナム間の旅行需要増大に応えるもので、10月28日から中部-ハノイ線の週4便(月・水・金・日)を従来のA321-200から、最新の大型機材に変更する。
ちなみにB787-9は、ビジネスクラス28席、エコノミークラス246席。A321-200はビジネスクラス16席、エコノミークラス162席。

新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業(本社:兵庫県宝塚市)はこのほど、航空旅客搭乗橋の自動装着システムを開発し、成田国際空港とシンガポールのチャンギ国際空港から受注したと発表した。両空港へは2019年2月に納入する予定。
今回開発した自動装着システムは航空旅客搭乗橋が航空機のドア(乗降口)の10㌢㍍手前まで自動で接近するのが大きな特徴で、世界で初めて同社が実用化した。従来の自動システムでは航空機のドアの100㌢㍍手前までの接近が限界だった。これにより、オペレーターの技量が不要となり、未経験者でもボタン一つで精度の高い装着操作ができるようになる。

東レなどタイで膜利用糖化プロセスの実証プラント

東レなどタイで膜利用糖化プロセスの実証プラント

東レ(本社:東京都中央区)はこのほどタイで、製糖工場で発生する余剰バガスを原料として、各種バイオ化学品生産の共通原料となるセルロース糖を製造する実証プラントを三井製糖(本社:東京都中央区)、三井物産(本社:東京都千代田区)と共同で完成させた。
この実証プラントは2017年1月に三井製糖と設立したCellulosic Biomass Technology Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下CBT社)のタイ・ウドンタニ県に所在する事業所に建設したもの。
今回の技術実証の取り組みは、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進める、国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業「余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業」の一環。
7月下旬に実証プラントの運転を開始し、2020年度まで運転し、省エネ効果、生産物の性能、システムの経済性等の評価・検証を行う予定。

住友林業 タイで不動産開発第2弾 高級分譲マンション

住友林業 タイで不動産開発第2弾 高級分譲マンション

住友林業(本社:東京都千代田区)は100%子会社のSumitomo Foresty(Singapore)Ltd(以下、SFS社)を通じ、タイで高級分譲マンションを開発する。同国の不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels&Property PCL社(GA社)との共同事業で、総投資予定額は2億6600万米ドル。2022年の完成を目指す。
このタイ・バンコクの「(仮称)リバーサイドプロジェクト」はPF社およびGA社と共同で設立する特定目的会社(以下、SPC)が鉄筋コンクリート造、地上60~70階建、500~600戸の高級分譲マンションを開発・販売するもの。2019年5月着工(工期は約3年)、2019年4月から販売開始の予定。SPCの出資比率はSFS社49%、GA社42%、PF社9%の予定。

清水・前田建設 ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネル貫通

清水・前田建設 ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネル貫通

清水建設と前田建設工業がJV(共同企業体)で建設を進めているベトナム・ホーチミン市の都市鉄道1号線CP1B工区で、このほどベトナム初の地下鉄シールドトンネルが貫通、総延長1562㍍のトンネル掘削を終えた。
同1号線はホーチミン市中心部のベンタンと同市東北部のスオイティエンを結ぶベトナム初の都市鉄道。総延長は19.7㌔㍍で、建設工事は日本の円借款により、地下区間2工区と地上区間1工区の3工区に分けて発注され、いずれの工区も日本企業を代表企業とするJVが施工を手掛けている。現在の工事全体の進捗率は7割を超え、工事は最終段階を迎えている。

日立建設設計 中国・常熟高新区招商局と建築コンサルで覚書

日立建設設計 中国・常熟高新区招商局と建築コンサルで覚書

日立建設設計(本社:東京都千代田区)の中国現地法人、日立建設設計諮詢(上海)有限公司(以下、日立建設設計上海)はこのほど、中国江蘇省の常熟国家高新技術産業開発区(以下、常熟高新区)招商局との間で、建築コンサルティング業務に関する覚書を締結した。
この覚書に基づき日立建設設計上海は、常熟高新招商局のコンサルタントとして常熟高新区に立地する企業に対して、建築物の新築・増築・改修・維持保全の計画・実施にあたり、建築に関する技術的な見解や助言などの各種サービスを提供し、施設建設の計画立案やプロジェクトマネジメント、既存施設の劣化診断、維持保全の計画立案などを支援する。

ゲオHD マレーシアで中古衣料の卸売・小売事業開始

ゲオHD マレーシアで中古衣料の卸売・小売事業開始

ゲオホールディングス(本社:名古屋市中区)の子会社、マレーシア現地法人、2nd STREET TRADING MALAYSIA SDN.BHD.(セカンドストリートトレーディング マレーシア、本社:マレーシアセランゴール州)は、2018年7月9日からマレーシア国内で古着の卸売事業を開始する。
また同国に東南アジア初出店で、マレーシア1号店となる「2nd STREET SS13」(セカンドストリートSS13店)をオープンし、小売りも併せて行う。初年度の売上目標は卸売、小売事業合わせて9000万円。
ゲオは、全国のリユースショップ「セカンドストリート」など約590店で衣料品・服飾雑貨品を買い取りしている。

ソフトバンクとリッポーのリンクネット IoTで業務提携

ソフトバンクとリッポーのリンクネット IoTで業務提携

ソフトバンク(本社:東京都港区)とインドネシアのLippoグループ傘下のPT Link Net Tbk(以下、リンクネット)は7月5日、Lippoが進める新都市構築構想「メイカルダ」のほか、スマートシティの開発エリアや、ヘルスケア、スマートオフィス、商業施設などにおけるIoT技術の導入やその開発、IoTのプラットフォームやソリューションの提供を共同で検討することを目的に6月29日、ジャカルタで業務提携契約を締結したと発表した。

伊藤忠とアコム フィリピンで個人向け融資事業開始

伊藤忠とアコム フィリピンで個人向け融資事業開始

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は7月5日、アコム(本社:東京都千代田区)とフィリピンに設立した持分法適用会社「ACOM CONSUMER FINANCE CORPORATION」で、個人向け融資事業を開始したと発表した。
両社の企業運営ノウハウ、カード事業、信用保証事業、与信審査ノウハウなどを活用し、同国におけるファイナンスの新たなビジネスモデルに挑戦する。当面はメトロマニラを中心に事業を展開するが、順次、商圏エリアを拡大していく。

サンデンHD 上海の合弁会社の新工場が8月から稼働

サンデンHD 上海の合弁会社の新工場が8月から稼働

電機メーカーのサンデンホールディングス(本社:群馬県伊勢崎市)は7月5日、中国。上海市に本拠を置く合弁会社の新工場が8月から稼働すると発表した。自動車部品を手掛ける合弁会社、華域三電汽車空調が上海市浦東新区に建設した新工場で、電動コンプレッサーの生産を開始する。