二ホンウナギ養殖稚魚量規制 日中台韓が大筋合意

二ホンウナギ養殖稚魚量規制  日中台韓が大筋合意

日本、中国、台湾、韓国は9月16日、絶滅が危惧されている二ホンウナギの資源管理策を検討する会合を東京都内で開いた。初日の協議では養殖に使う稚魚(シラスウナギ)の乱獲を防ぐため、養殖業者が仕入れるシラスウナギの数量に上限を設ける方向で大筋合意したもようだ。17日の最終合意を目指す。初日はシラスウナギの数量を近年の実績より3割程度減らす案を中心に検討。ただ、削減幅などをめぐって意見が分かれ調整が続いているとみられる

省庁再編は見送り 18閣僚を専門家から ジョコ次期大統領

省庁再編は見送り 18閣僚を専門家から ジョコ次期大統領

ジョコ次期大統領は9月15日、政権移行チームが検討していた、現行の34省庁を27に再編し、大臣は専門家のみとする改定案の断行を見送り、閣僚数を34人とし、専門家と政党人で分け合うと明らかにした。カラ次期副大統領や、連合政党からの反発に配慮した形となった。34閣僚のうち18閣僚を専門家から選び、16閣僚を政党人から選出すると話した。調整相の数を現行の3つのまま据え置く。地元メディアなどが報じた。

改正地方首長選法案 大統領は直接選挙を支持

改正地方首長選法案  大統領は直接選挙を支持

ユドヨノ大統領(民主党党首)は9月14日、地方首長を各議会で選出しようとする改正首長選法案について、動画サイト「ユーチューブ」に投稿された民主党広報動画で「直接選挙は国民の間に馴染んでいる」と語り、直接選挙の継続を支持した。民主党はこれまで、法案可決を目指す「メラプティ連合」に同調する動きをみせていた。

大統領は動画の中で「もし国民が現在の選挙システムを民主化による産物とみなすならば、大統領選挙と同様に地方首長も直接選挙を維持しなければならない」と強調した。この問題で、ユドヨノ大統領が意見を表明するのは初めて。地元メディアが報じた。

インドネシアで「イスラム国」と関係のトルコ人4人逮捕

インドネシアで「イスラム国」と関係のトルコ人4人逮捕

AFP=時事によると、インドネシア警察は9月14日、中部スラウェシ島ポソで、イスラム過激派「イスラム国」と関係しているとみられるトルコ人4人を逮捕したことを明らかにした。対テロ特殊部隊「デタッチメント(分隊)88」が13日、インドネシア人3人とともに逮捕した。

台湾の食用油問題でモスバーガーも代金払い戻し

台湾の食用油問題でモスバーガーも代金払い戻し

ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」を運営する台湾の現地法人は9月13日、同国で廃油を原料とした食用油が流通していた問題で、同社の主力のモスバーガーなど5つの商品に食用に不適な油が使用されていたと発表した。レシート提示で購入代金の払い戻しに応じる。時事通信が報じた。

タイ軍政「改革を断行」汚職撲滅など11の柱掲げる

タイ軍政「改革を断行」汚職撲滅など11の柱掲げる

タイの軍事政権、プラユット暫定首相は9月12日立法議会で所信表明演説を行い、暫定内閣を本格始動させた。プラユット氏は「改革を断行し、国民和解をじつげんするために一丸となって努力する」と語り、重要政策として王政護持や汚職撲滅など11の柱を掲げた。軍政は今後、改革評議会を設置し、2015年中に予定される民政移管に向けた「政治改革」に着手する。

ASKA被告に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決

ASKA被告に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決

覚せい剤取締法違反などに問われた男性デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)に対し、東京地裁は9月12日、懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。ASKA被告は判決後、「家族の支えのもとで人として立ち直り、健康を取り戻す決意です」とするコメントを発表した。

日本でiPS初の移植手術 目の難病 網膜治療で

日本でiPS初の移植手術 目の難病 網膜治療で

加齢黄斑変性の患者に、iPS細胞から作った網膜色素上皮細胞を移植する手術が9月12日、共同研究機関の先端医療センター病院(神戸市中央区)で実施された。患者は兵庫県在住の70代女性で、手術は無事に終了した。これは目の難病治療に使う初の臨床研究だが、iPS細胞から作った細胞を患者に移植したのは世界で初めて。iPS細胞のの臨床研究は、パーキンソン病や重症心不全なども進んでおり、iPS細胞を使った再生医療実現への第一歩と位置づけられる。

手術は、異常な血管ができて傷ついた色素上皮を専用の器具で取り除き、縦1.3㍉、横3㍉の色素上皮細胞のシートで置き換えた。理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダー(53)が立ち会い、先端医療センター病院の栗本康夫・眼科統括部長(53)ら眼科医3人が執刀し予定通り2時間で終了した。

13年のインスタントラーメン消費量 韓国人がトップ

13年のインスタントラーメン消費量  韓国人がトップ

世界インスタントラーメン協会の調査によると、韓国人一人当たりの2013年のインスタントラーメン消費量は74.1個で、世界で最も多かった。2位はインドネシア人で同60.3個だった。ただ、米ハーバード大の研究チームは、インスタントラーメンを1週間に2回以上食べる女性の場合、高血圧、高血糖、高脂血症、肥満を誘発する各種メタボリックシンドロームになる危険が68%高まると警告している。中央日報日本語版が報じた。