中国初の無人宇宙貨物船「天舟1号」の発射成功

中国初の無人宇宙貨物船「天舟1号」の発射成功

AFP時事などによると、中国は4月20日、中国初の無人宇宙貨物船「天舟1号」を新型ロケット「長征7号」に搭載して打ち上げ「発射成功」を宣言した。
実験室「天宮2号」とドッキング実験などを行う。2022年をめどに完成予定の中国独自の宇宙ステーション建設へ向け、宇宙空間への物資の輸送技術の蓄積・向上を目指す。
天舟1号は長さ10.6㍍、直径3.35㍍、約6㌧の物資を輸送できる。天宮2号にドッキング後、天舟1号から燃料と酸化剤を混ぜた推進剤を注入し、宇宙ステーション運用に欠かせない補給技術を試すという。

関西訪れる外国人の7割は大阪で宿泊

関西訪れる外国人の7割は大阪で宿泊

関西経済連合会や近畿運輸局によると、関西を訪れる外国人観光客の訪問先は大阪・ミナミや京都に行く客が多く、神戸や奈良に行っても7割は大阪に宿泊していることが分かった。
2014年4月~12月に売れた4万2000枚の交通系ICカード「関西ワンパス」の電車やバスの乗降データを分析した。ワンパスは京阪神の主要駅19カ所で販売されているが、75%が関西空港のJR西日本と南海電鉄の窓口で売れたものだった。

平野美宇 中国勢撃破し見事アジア選手権V

平野美宇 中国勢撃破し見事アジア選手権V

卓球の平野美宇選手(17)がアジア選手権女子シングルスで4月15日、日本勢として21年ぶりに見事優勝した。
今年1月の全日本選手権で石川佳純選手を破って、史上最年少で全日本女王に輝いた。今回、平野は世界最強の中国選手の厚い壁次々と撃破した。それも過去1度も勝ったことのない丁寧、朱雨玲、陳夢の中国トップ選手を3人連続で破り、見事頂点に立った。

「住みやすい都市」で大阪5位 1位はシンガポール

「住みやすい都市」で大阪5位 1位はシンガポール

英人材会社、ECAインターナショナルがまとめたアジア人駐在員向けの「住みやすい都市」ランキングによると、アジア太平洋のトップはシンガポールで、世界でも1位だった。世界1位は16年連続を堅持した。
日本の都市では大阪が世界、アジアともに5位。名古屋が同じく7位だった。東京、横浜はいずれもあじあで10位、世界で11位だった。また、中国本土の都市は世界で100位にも入らなかった。

朴前大統領を4/17に起訴 韓国検察が方針

朴前大統領を4/17に起訴  韓国検察が方針

ソウル聯合ニュースによると、韓国の特別捜査本部関係者は4月14日、前大統領の朴槿恵(パク・クネ)容疑者の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を巡る捜査を近く終え、朴容疑者を17日に起訴する方針を明らかにした。

空自スクランブル過去最多の1168回 対中国機が著増

空自スクランブル過去最多の1168回 対中国機が著増

防衛省は4月13日、2016年度に航空自衛隊による緊急発進(スクランブル)が前年度比295回増の1168回あり、1958年にスクランブルを始めて以来、過去最多になったと発表した。中国に対する発進が最も多く、一部推定を含め同280回増の851回を数えた。
スクランブルの回数が単年度で1000回を超えたのは初めて。これまで最も多かったのは、冷戦期の1984年度に記録した944回。

中国保険監督トップを重大な規律違反で取り調べ

中国保険監督トップを重大な規律違反で取り調べ

中国共産党中央規律検査委員会は4月9日、中国保険監督管理委員会の項俊波主席(閣僚級)を重大な規律違反で取り調べていると発表した。現役の閣僚が取り調べを受けるのは2016年1月の当時の国家統計局長だった王保安氏以来とみられる。
検査委員会は規律違反の具体的な中身は明らかにしていないが、中国メディアの報道によると、農業銀行会長を務めた時に不正な融資に関与していたとの指摘がある。
人事面で最高指導部が入れ替わる5年に1度の秋の党大会を見据え、習近平指導部には今回の反腐敗調査で党内を改めて引き締める狙いもあるとみられる。

YKK 外国籍社員向け「ハラル」食堂が認証取得

YKK 外国籍社員向け「ハラル」食堂が認証取得

YKK(東京都千代田区)は、外国籍社員向けに整備した技術開発部門の黒部工場内「ハラル」食堂がこのほど、日本イスラム文化センターより「ハラル認証」を取得し4月から運用を開始した。
同社は主幹事業のファスニング事業で、海外事業会社から技術人材を黒部工場に受け入れ、現地リーダー候補を育成する取り組みを強化しているが、外国籍社員が研修に打ち込める生活インフラ整備が課題となっていた。そこで「食の安全・安心」の提供を目的として1月からムスリム(イスラム教徒)を対象としたハラル食やベジタリアンへのサービスをスタートさせていた。

留学生7人を日本製化粧品の万引き容疑で逮捕

留学生7人を日本製化粧品の万引き容疑で逮捕

大阪府警が、ベトナム人留学生の20代の男7人を日本製化粧品の窃盗などの容疑で逮捕したことが分かった。ベトナムでは日本製化粧品が高く売れるため、万引きを繰り返していた。
逮捕されたのはダオ・テュ・クァン容疑者(23)ら7人。大阪府警ではダオ容疑者が日本での取りまとめ役となり、大阪と東京を拠点に2グループに分かれて、ドラッグストアなどで計15件(被害総額約130万円)の盗みを繰り返していたとみている。ベトナム人留学生ネットワークを利用し、”運び屋”となる留学生をフェイスブックで募り、帰国時に盗品を持ち帰らせていたもようだ。

留学生積極受け入れ 国際医療福祉大 38年ぶり医学部

留学生積極受け入れ 国際医療福祉大38年ぶり医学部

昭和54年以来38年ぶりに新設された国内の大学の医学部、その国際医療福祉大学医学部の入学式・開設記念式典が4月2日、千葉県成田市公津の杜のキャンパスで行われた。
この日、新設された医学部にはアジア地域などからの留学生20人を含む140人が入学した。成田空港に近い立地を活かし、同医学部は国際医療拠点を目指し、外国人教員の確保や留学生の受け入れを積極的に進める。学生に対しては、大多数の科目で英語による授業を行い、6年次には4週間以上の海外臨床実習に全学生を参加させるなどして、国内外で活躍できる医師の養成を目指す。