藤田観光 台湾・台北市で2019年ホテル開業決定

藤田観光 台湾・台北市で2019年ホテル開業決定

藤田観光は4月21日、台湾で不動産事業を展開する皇翔建設股份有限公司(台北市)と、同社が台北に建設を予定しているホテル計画への出店について合意したと発表した。ホテルの開業は2019年を予定。
同ホテルの計画地はMRT忠孝新生駅(台北駅から2駅)から徒歩1分の好立地で、日本企業のオフィスが多く、商業施設が集積する中山エリアや台北市内でオフィス密度が最も高い松江南京エリアに隣接している利便性の高い立地となる。
ビジネスに加え、観光・レジャーの顧客を主要ターゲットに見込む。全248室の客室は、26平方㍍で全室に「独立型バスルーム」を導入する。アジアでの直営ホテルは、2018年夏開業の韓国・ソウルに続く拠点となる。

15年度の訪日外国人数45%増で初の2000万人突破

15年度の訪日外国人数45%増で初の2000万人突破

日本政府観光局(JNTO)が4月20日発表した訪日外国人数(推計)によると、2015年度は前年度比45.6%増の2135万9000人で2000万人の大台を初めて突破した。
為替の円安や訪日ビザ(査証)の発給要件の緩和のほか、格安航空会社(LCC)を中心としたアジアでの国際航空路線の拡充も大きく寄与した。
日本政府は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の訪日外国人数の目標としてこれまで2000万人を掲げてきたが、今年に入って2倍の4000万人に引き上げている。

プレナス「やよい軒」フィリピンに進出 今夏1号店

プレナス「やよい軒」フィリピンに進出 今夏1号店

プレナスは4月12日、Plenus Global社がフィリピンにおける定食レストラン「やよい軒」のエリアフランチャイズ契約を現地法人と締結し、同国に進出すると発表した。やよい軒の海外進出はタイ、シンガポール、オーストラリア、台湾、アメリカに次いで6カ国目。今夏にはフィリピン1号店を出店する予定。
プレナスはやよい軒を2016年3月末現在、国内302店舗、海外5カ国に159店舗、計461店舗を展開している。

ファミマ マレーシアで店舗展開へ 海外6カ国目

ファミマ マレーシアで店舗展開へ 海外6カ国目

ファミリーマートは4月12日、QL Resources Berhad(マレーシアセランゴール州)と、マレーシアにおけるファミリーマート店舗の展開について合意したと発表した。東南アジアにおける店舗展開はタイ、ベトナム、インドネシア、フィリピンに続く5カ国目。
ファミリーマートは2016年3月末現在、日本国内で1万1671店、海外6カ国・地域で5869店、合計1万7540店を展開している。

良品計画 インドに「無印良品」1、2号店オープン

良品計画 インドに「無印良品」1、2号店オープン

良品計画(東京都豊島区)は4月12日、Reliance Brands Limited(マハラシュトラ州ムンバイ)との合弁事業で、インドで「無印良品」1、2号店をオープンすると発表した。日本の小売業として初の出店となる。
1号店「MUJI Palladium」はインド最大の商業都市ムンバイ市、2号店「MUJI VR Mall」は同国第3の都市バンガロール市にそれぞれ出店する。

ファミマが年内にマレーシアに進出へ TPP発効で

ファミマが年内にマレーシア進出へ TPP発効で

ファミリーマートガ2016年中にマレーシアに進出することが分かった。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)発効後、コンビニの出資規制が30%まで緩和されるマレーシア市場を取り込み、海外進出を加速させるのが狙い。進出後5年間で300店の出店を目指す。 現地の食品加工業、QLリソーシズとライセンス契約を結び、首都のクアラルンプールに1号店を出店する。TPP協定の発効後は、現地のコンビニを運営する事業会社へ、上限となる30%出資する方向で検討を進める。 マレーシアでは、日系のコンビニエンスストアはセブン&アイ・ホールディングスが米子会社を通じたライセンス契約で約2000店を展開しているが、他のコンビニチェーンは現在進出していない。 ファミマは購入した商品を飲食できる「イートイン」スペースを設けるなどして、需要の取り込みを図る。

「築地銀だこ」マレーシアに初出店 3年以内に40店

「築地銀だこ」マレーシアに初出店 3年以内に40店

たこ焼きチェーン「築地銀だこ」のマレーシア1号店が4月7日、マレーシア・セランゴール州シャアラムのショッピングモール「イオンモール・シャアラム」にオープンした。運営会社のホットランド(東京都中央区)にとっては初めての合弁事業による海外展開となる。
地場企業との相乗効果を生かしながら、3年以内に同国内40店舗の展開を目指す考えで、将来的にはマレーシアを軸にした東南アジア各国への展開も視野に入れる。
マレーシア展開にあたっては、日本と同じ品質と味にこだわり原材料もすべて日本の店舗と同じものを使用。「オリジナル」「明太子マヨネーズ」「ねぎだこ」「チーズ明太子」と日本と同じたこ焼き4種類と、焼きそば2種類をラインアップ。価格帯も日本とほぼ同水準で提供する。

ユニクロ 今秋シンガポールにグローバル旗艦店

ユニクロ 今秋シンガポールにグローバル旗艦店

ユニクロはこのほど、2016年秋、シンガポールに東南アジア初となるグローバル旗艦店をオープンすると発表した。この旗艦店は3フロアで、売り場面積2700平方㍍(約820坪)を誇り、ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビーの最新の商品を幅広く展開する。予定。出店店舗はシンガポールのオーチャードロードに面したファッション拠点の一角、ショッピングモール、オーチャードセントラル内。

オークラのホテル運営会社 中国泰州市でホテル開業

オークラのホテル運営会社 中国泰州市でホテル開業

ホテルオークラグループで、ホテルチェーン運営会社のオークラニッコーホテルマネジメント(東京都品川区)は4月1日、中国における合弁会社、ニッコーホテルズ北京BTG有限公司(中国・北京市)を通じて運営を受託した「ホテルニッコー泰州」を開業した。
同ホテルは、江蘇省泰州市における医薬関連企業や機関が集中する中国トップクラスの国家級医薬高新区に建設されたエリア初のインターナショナルホテル。地上18階、地下1階のオークラニッコーホテルマネジメントが運営する中国12番目のホテル。
延べ床面積は3万7580平方㍍で、9タイプ200室の客室、料飲施設、6つの宴会場、フィットネスセンター、屋内プールなどの施設を備えている。宿泊料金は1室あたり約500~600元(約8700~1万400円)。

神戸物産 シンガポールに業務スーパー海外1号店

神戸物産 シンガポールに業務スーパー海外1号店

神戸物産(兵庫県加古郡稲美町)がフランチャイズ本部として運営する業務スーパーの海外1号店が4月1日、シンガポールにグランドオープンした。
業務スーパー加盟オーナーのG-7スーパーマート(神戸市須磨区)のグループ会社が現地法人と設立した合弁会社BB&G7 RETAIL PTE.LTD.が運営する。店舗面積は324.3平方㍍(約98坪)。冷凍うどんやラーメン、お菓子など約700アイテムの日本品質の商品を低価格で提供する。
業務スーパーは2000年の第1号店出店以降、独自のローコストオペレーション、6次産業の取り組みや直輸入によるオリジナル商品などで支持を得て現在、日本全国に720店以上を展開している。