「GU」が今夏、台湾・高雄市と台南市に初出店

「GU」が今夏、台湾・高雄市と台南市に初出店

カジュアル衣料品店チェーン、ファーストリテイリング傘下のファストファッション「GU(ジーユー)」は1月27日、今夏に台湾南部の高雄市と台南市に出店すると発表した。GUの台湾南部への出店は初めて。この2店がオープンするとGUの台湾店舗は計7店となる。
高雄市ではショッピングセンター「漢神巨蛋購物広場」に出店する。台南市では新光三越百貨の「台南新天地・小西門」内にオープンする。両店舗ではいずれもレディス、メンズ、キッズなどGUのフルラインアップを取りそろえる予定。

銀だこのホットランド マレーシアで合弁会社を設立

銀だこのホットランド マレーシアで合弁会社を設立

たこ焼き専門店「銀だこ」などを展開するホットランド(東京都中央区)は1月20日、マレーシアに合弁会社を設立すると発表した。「築地銀だこ」のほか、天ぷら専門店「日本橋からり」をマレーシアで直営およびフランチャイズで展開する計画だ。
合弁会社はLHベンチャーで、ホットランドが49%、マレーシアで飲料販売店をチェーン展開するLOOBベンチャーズ(スランゴール州プタリンジャヤ)が51%出資する。資本金は10万リンギ(約267万円)で、2月に設立する予定。
ホットランドはすでに香港、台湾、カンボジア、中国、米ハワイなどに進出している。

「すき家」マレーシアでハラル認証のサーモン丼提供

「すき家」マレーシアでハラル認証のサーモン丼提供

マレーシアで牛丼レストラン「すき家」を展開するゼンショー・ホールディングス(HD、東京都)は1月下旬から、期間限定メニューとして「アトランティックサーモン寿司丼」を提供すると発表した。サーモンのほか、しょうゆとわさびも、マレーシア・イスラム開発局(JAKIM)から「ハラル認証」を取得しており、既存メニューの牛丼、ラーメンと並ぶメニューの拡大で、マレー系顧客の拡大を目指す。
新メニューは1月25日から、すき家「ダマンサラアップタウン店」「IOIモール店」で、1月27日からマラッカ州の「マラッカ店」で提供する。価格は17.90リンギ(約480円)。サーモンのベリー(トロ)部分を1人前に90㌘使用したボリューム感が特徴。
サーモンはノルウェーの専用養魚場から冷凍でスランゴール州プタリンジャヤのセントラルキッチンへ直送。各店舗まで冷凍で輸送し、店舗ごとにその日使用する分を解凍する。解凍したサーモンはその日のうちに使い切るよう管理を徹底しているという。

15年訪日外国人客は47.1%増で過去最高の1973万人

15年訪日外国人客は47.1%増で過去最高の1973万人

JNTO(日本政府観光局)によると、2015年の訪日外国人旅行客数は前年(1341万3000人)比47.1%増の1973万7000人で過去最高となり、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、最大の伸び率となった。また、大阪万博に沸いた1970年以来、45年ぶりに訪日外国人客数が出国日本人数を上回った。
主な要因は格安航空会社(LCC)をはじめとする航空路線の拡大、燃油サーチャージの値下がりによる航空運賃の低下、円安による割安感の定着、ビザの大幅緩和、消費税免税制度の拡充、クルーズ船の寄港増加などが挙げられ、主要市場での継続的な訪日旅行プロモーションによる訪日旅行需要の喚起などが寄与した。
市場別では、主要20市場のうちロシアを除く19市場が年間での過去最高を記録し、中でも中国は前年比107.3%増の499万人に達し、初めて最大市場となった。その他、米国が欧米市場で初めて100万人を超えたほか、東南アジア6市場(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム)が合計で200万人を超える規模となった。

チーズタルトのパブロ、台湾1号店オープン

チーズタルトのパブロ、台湾1号店オープン

ドロキア・オラシイタ(大阪市浪速区)が展開するチーズタルト専門店「PABLO(パブロ)」の台湾1号店が1月15日、台北市でオープンする。フランチャイジーとして台湾店舗を運営する和億生活(HOYII)は年内にさらに3~4店開くことを目指す。パブロの海外出店は韓国に次いで2カ国・地域目。
台湾1号店は、和億生活が台湾鉄路(台鉄)台北駅前で運営するフードコート「HOYII北車站」内にオープン。客の好みの焼き加減の応じたタルトを提供するのが”売り”で、看板メニューの「焼きたてチーズタルト」の価格は、アイスクリームがセットとなった4㌅のイートイン用が278台湾元(約1000円)、6㌅のテークアウト用が388台湾元。
パブロは現在、日本国内で17店、韓国・ソウルで1店を展開。ドロキア・オラシイタは今後、シンガポールや香港などへの出店も計画している。NNAが報じた。

ライザップ 香港・湾仔に目標の大型2号店オープン

ライザップ 香港・湾仔に目標の大型2号店オープン

トレーニング運営のライザップ(東京都新宿区)は1月11日、香港島・湾仔に香港2号店となるトレーニングジムを開業した。セントラル(中環)に設けた1号店の開業から半年で、目標としていた大型店の出店を実現した。向こう3年で5店の展開を目指す。
2号店はロックハートロードの兆安中心20階に入居し、面積は3300平方㌳(約307平方㍍)。個室のレッスンルームを9つ設けた。日本同様、完全マンツーマンで、トレーナーと二人三脚でトレーニングを行う。セントラル店、湾仔店のトレーナーは日本人1人を含む計7人。
料金はスタンダードプラン(2カ月、計16回)が2万4000HK㌦(約36万円、入会費3000HK㌦は含まない)。ライザップは美容関連事業で業容拡大している健康コーポレーションの子会社。国内外の店舗数は現在65店で、海外では中国・上海、台湾、シンガポール、香港の4カ国・地域で展開している。NNAが報じた。

ルミネがシンガポール進出へ 初の海外出店

ルミネがシンガポール進出へ 初の海外出店

東日本旅客鉄道(JR東日本)の子会社でファッションビル運営大手のルミネ(東京都渋谷区)がシンガポールに進出する。2016年3月に現地法人を設立し、18年3月期までに同国での出店を目指す。同社にとって初の海外進出となる。
同社は15年3月にシンガポールに現地事務所を設立して以来、出店候補地など市場調査を実施してきた。現法化することで、店舗物件の交渉に入る。メインターゲットは10代後半から30代前半。NNAが報じた。

香港人の訪日旅行 春節も好調 ツアー予約すでに9割

香港人の訪日旅行 春節も好調 ツアー予約すでに9割

香港人の訪日旅行が今年の春節(旧正月、2月8~10日)も好調のようだ。地場旅行会社によると、日本への団体旅行は料金が昨年の春節時と比べ5~10%高となっているにもかかわらず、すでに9割のツアーが予約で埋まっているという。
東京、大阪、沖縄、北海道など幅広い旅行先が人気という。航空券、ホテル、観光バスなどの値上げで旅行料金は高くなっているが、訪日旅行人気に衰えは見られないようだ。NNAが報じた。

眼鏡オンデーズ タイで2店舗開業 3年で10店目指す

眼鏡オンデーズ タイで2店舗開業 3年で10店目指す

眼鏡販売チェーンのオンデーズ(東京都港区)は、2015年12月25日、タイで2店舗を開業したと発表した。向こう3年で10店以上の開設を目指す。
15年10月、バンコク東部の大型商業施設「メガバンナー」にタイ1号店、同11月、バンコク北郊パトゥムタニ県ランシットの大型商業施設「フューチャーパーク・ランシット」に2号店を開設した。眼鏡の価格帯は1990~4990バーツ(約6700~1万6800円)。
オンデーズは日本、海外含め150店舗を展開。シンガポール16店、台湾8店、フィリピン、カンボジア、オーストラリアで各1店を構えており、向こう3年間で海外50店を目指す。NNAが報じた。

京急G ピーチ台北~羽田便内で割引乗車券販売

京急G ピーチ台北~羽田便内で割引乗車券販売

京急グループは12月28日、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの台北発羽田着便の機内で京浜急行電鉄の割引乗車券などの販売を2016年1月1日から始めると発表した。台湾からの訪日客の、鉄道やグループ施設の利用促進を図る。
京浜急行電鉄は羽田空港国内線または国際線ターミナル駅から、品川・泉岳寺駅缶または横浜駅間の片道2名分もしくは往復1名分の割引乗車券「京急羽得きっぷ」を発売する。販売価格は大人が620円で通常の200円割引、小児が310円で110円割引になる。