「ユニクロ」15年中にタイで30店に 東南ア出店加速

「ユニクロ」15年中にタイで30店に 東南ア出店加速

ファーストリテイリングは10月29日、2015年末までにタイでカジュアル衣料品店「ユニクロ」を新たに5店舗開くと発表した。タイ進出から4年余りで30店舗体制となる。現地を訪れた柳井正会長兼社長は、東南アジア事業について「できるだけ早く、年間100店舗ぐらいのペースで、新規出店したい」と意欲を示した。
ファーストリテイリングは東南アジアにユニクロを、2015年8月期末現在102店舗を構える。今期はオセアニアを合わせて約40店舗を出す計画だ。

三越伊勢丹 フィリピンへの出店を検討 大西社長

三越伊勢丹 フィリピンへの出店を検討 大西社長

三越伊勢丹ホールディングスの大西社長は10月29日、フィリピン・マニラ周辺への出店を検討していることを明らかにした。従来型の百貨店ではなく、、20代の女性をターゲットにした専門店、ショッピングセンター、百貨店の機能を合わせた複合施設を出店したいとしている。出店時期は明らかにしなかった。

イオンモール インドネシア4号店18年度に開業

イオンモール インドネシア4号店18年度に開業

イオンモールは10月28日、インドネシアの4号店「イオンモール セントゥールシティ」を2018年度に開業することを発表した。総賃借面積は約7万1000平方㍍。立地はジャカルタ中心部から南に車で約1時間の開発エリアで、周辺は住宅、オフィス、学校、コンベンションセンター、駅などの建設が予定されている。
5月に開業したインドネシア1号店はオープン3カ月で約410万人が来館し、販売も好調に推移している。なお、2号店は16年度以降、3号店は17年度に開業する予定。WWD JAPANが報じた。

中国・春秋集団が日本15~20カ所でホテル展開

中国・春秋集団が日本15~20カ所でホテル展開

中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空を傘下に持つ春秋集団(上海市)は10月28日、今後3~5年で日本でホテルを15~20カ所開業すると発表した。中古不動産事業を手掛けるサンフロンティア不動産と組み、約200億円を投資する。春秋集団は急増する訪日観光客の宿泊先を自ら運営し、航空チケットから宿泊まで一貫したサービスを提供する。
春秋集団が設立する投資会社とサンフロンティアが「スプリング・サニー」のブランド名でホテルを展開する。まず2016年6月までに愛知県内で開業する計画だ。温泉設備を持つ15階建てで、客室面積は平均25平方㍍とする。

11/1に全面営業再開 中国・天津イオンモールTEDA

11/1に全面営業再開 中国・天津イオンモールTEDA

イオンは中国・天津市のショッピングセンター(SC)、「イオンモール天津TEDA」の営業を11月1日に全面再開すると発表した。これにより、同市内の工場の大爆発での被災による営業停止から、ようやく復旧することになる。

マツモトキヨシ タイに海外1号店10/28オープン

マツモトキヨシ タイに海外1号店10/28オープン

日本のドラッグストア大手の「マツモトキヨシ」の海外1号店が10月28日、タイの首都バンコクでオープンする。店舗を運営する現地合弁会社が27日発表した。
マツモトキヨシホールディングスは、日本国内ではグループで1500店以上持つが、海外出店は初めて。年内にバンコクで2号店をを出店し、その後はタイ国内で10年計画で100店舗の展開を目指すとしている。

全日空・日本航空が羽田~中国・広州路線を開設

全日空・日本航空が羽田~中国・広州路線を開設

全日本空輸と日本航空は10月25日、羽田~中国・広州路線をそろって開設した。羽田~北京便も増便するほか、上海は虹橋空港に加え、浦東への便を新設した。
中国路線の新規開設と増便は、今年5月に日中航空当局が羽田と中国を結ぶ昼間時間帯(午前6時~午後11時)の路線枠を1日8往復から20往復に増やすことで合意したのに伴うもの。路線を拡充し、急増する中国からの訪日客に備え、経済都市の広州への直行便ではビジネス渡航需要の取り込みを狙う。

ヨンドシーHD 富裕層の需要取り込みへ中国出店拡大

ヨンドシーHD 富裕層の需要取り込みへ中国出店拡大

宝飾品店「4℃」を展開するヨンドシーホールディングス(HD)は中国での出店を拡大する。現在の6店舗から2018年2月期に10店舗まで増やす。中国の都市部の富裕層を中心とする宝飾品需要を取り込む。
現在は中国の現地法人が上海や天津の百貨店などに店舗展開している。今後は北京や武漢など都市部の百貨店や大型ショッピングセンターで出店を拡大する。中国やタイの協力工場で加工した金や真珠を使った指輪、ネックレスなどを販売する。
中国での売上高は16年2月期で約2億円の見通しで、18年2月期には店舗拡大に伴い4億円を目指す。

訪日客1~9月で14年上回る最多の1448万人

訪日客1~9月で14年上回る最多の1448万人

日本政府観光局(JNTO)が10月21日発表した2015年1~9月の訪日外国人旅行者数は、前年同期比48.8%増の1448万7600人だった。通年で過去最高だった14年の1341万3467人を更新し、10月9日時点で1500万人を突破した。
観光庁が21日発表した推計消費額も1~9月の累計が77.0%増の2兆5967億円となり、通年で過去最高だった14年の2兆278億円を更新。今年7~9月は前年同期比81.8%増の1兆9億円で、四半期として初めて1兆円を超えた。

つぼ八 チャンギ空港内出店 東南アで知名度向上狙う

つぼ八 チャンギ空港内出店 東南アで知名度向上狙う

居酒屋運営のつぼ八(東京都中央区)は10月20日、シンガポールのチャンギ国際空港内に出店する。
年間5000万人以上が利用する大規模な空港で知名度を高め、東南アジアでの出店拡大への足掛かりとする。英国の飲食店運営会社大手とフランチャイズチェーン(FC)契約を結び、「つぼ八 チャンギ空港店」を同空港ターミナル2の3階にあるレストラン街に開く。158席を置く。
店内はすしや刺し身を料理する姿が顧客から見えるオープンキッチンスタイルで、ライブ感を打ち出す。樽(たる)をモチーフにしたテーブル席やすしカウンターなど日本特有の内装で、外国人客を誘客する。メニューは居酒屋の品ぞろえに加え、丼物や定食などの日本料理も多くそろえる。