インド・ネット通販市場で14年最も売れたのは携帯電話

インド・ネット通販市場で14年最も売れたのは携帯電話

インド・インターネット携帯電話協会(IAMAI)の調査によると、2014年のインターネット通販市場で最も売れた製品は、携帯電話と関連アクセサリー類だった。販売額は993億6000万ルピー(約1900億円)となり、全体の41%を占めた民放NDTVが4月4日、報じた。2位は衣料品・フットウエア・個人用品の469億9000万ルピー(全体に占める割合は20%)、3位は耐久消費財の340億4000万ルピー(同14%)だった。国内ネット通販市場は前年比で2.4倍に拡大。電子商取引(EC)市場に占める割合は29%だった。NNAが報じた。

シンガポールの14年外国人来訪者5年ぶり前年割れ

シンガポールの14年外国人来訪者5年ぶり前年割れ

2014年にシンガポールを訪れた外国人は1509万人だった。09年以来5年ぶりに前年を下回った。中国人観光客が大幅に減った。シンガポール観光庁(STB)は、15年の外国人来訪者を「1510万~1550万人」と見込んでおり、当初目標だった来訪者数1700万人の達成は難しい見通しだ。STBは政府系投資会社テマセク・ホールディングスと観光商品の開発に取り組んでいる。日本貿易振興機構(ジェトロ)・通商弘報が報じた。

平和堂 北陸2店舗で免税サービス 訪日・新幹線客に照準

平和堂 北陸2店舗免税サービス 訪日・新幹線客に照準

総合スーパーの平和堂は4月10日から、北陸新幹線の金沢駅および富山駅が最寄りの2店舗で訪日外国人客への免税サービスを始める。店内に専用カウンターを設け、食料品や化粧品などの免税手続きを受け付ける。3月に北陸新幹線が開業したことで所要時間が大幅に短縮した北陸への外国人観光客が一段と増えると判断した。免税サービスを始めるのは大型スーパーのアル・プラザ金沢(金沢市)とアル・プラザ富山(富山市)の両店舗。

ファミリーマート 訪日客向け免税サービス開始

ファミリーマート 訪日客向け免税サービス開始

ファミリーマートは東京、大阪の3店で訪日客向けの免税サービスを始めた。対象店舗は訪日外国人に人気のある抹茶を使った菓子や化粧品などの売り場を拡大し、専用タブレット、専用レジなどを設置している。東京都内は豊島区の「サンシャインCPH店」、大阪は「関空第1ターミナル2階店」など。

JBIC・三菱UFJ銀 TTLRのホテル事業に3900万㌦融資

JBIC・三菱UFJ銀 TTLRのホテル事業に3900万㌦融資

国際協力銀行(JBIC)は3月31日、インドネシア法人PT.TTL Residences(TTLR)との間で、融資金額2000万米㌦(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。これは三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は3900万米㌦。TTLRは豊田通商がインドネシア法人リッポーグループ、トヨタホーム、東急不動産ホールディングスグループ子会社のインドネシア法人PT.Tokyu Land Indonesia とともに設立した企業。

今回の融資はTTLRがインドネシア・リッポーチカラン地区において実施する、同国に進出している日本企業の日本人従業員、出張者を主要対象とするホテルレジデンスの開発・運営事業に充てられる。

香港ドラゴン航空 羽田~香港就航 初便は満席で到着

香港ドラゴン航空  羽田~香港就航 初便は満席で到着

香港ドラゴン航空(HDA/KA)は3月30日、羽田~香港線を開設した。1日1往復で、同航空の日本就航は福岡、那覇に続いて3都市目。羽田行き初便は29日午後11時1分に満席で到着し、乗客に記念品が手渡された。使用機材はエアバスA320型機で、ビジネス8席、エコノミー150席の計158席。香港行きKA397便は羽田を午前1時45分に出発、午前5時30分に到着。羽田行きKA396便は午後6時10分に香港を出発し、羽田着は午後11時30分となる。Aviation Wire が報じた。

ファクトリージャパン 比で整体師育成し海外展開加速

ファクトリージャパン 比で整体師育成し海外展開加速

整体サロン「カラダファクトリー」を運営するファクトリージャパングループ(FTG、本社・東京都千代田区)は今秋、同社の海外店舗の人材を一括して育成する研修施設をフィリピンに開設する。整体技術やビジネスマナーを学ぶ講座を設け、修了者を同社の整体師としたアジアなどの海外店舗に派遣する。安定的に人材を供給し、初年度で海外店舗の出店ペースを現在の年間3店舗から30店舗まで引き上げる。

FTGはこのほどマニラ市街地にあるオフィスビルの3フロアを借り入れた。1~3カ月かけて整体の技術や接客、チームワークなどを学ばせる。初年度は約100人を研修させる。FTGは2012年にフィリピンの現地企業とライセンス契約を結び、6店のフランチャイズチェーン(FC)店舗を構えている。台湾やタイでは直営店を運営しており、現在4カ国で合計16店舗を持つ。日経産業新聞が報じた。

香港航空が香港~宮崎便就航 まずはチャーターで

香港航空が香港~宮崎便就航 まずはチャーターで

中国本土の航空大手、海航集団(HNAグループ)傘下の香港航空(ホンコン・エアラインズ)が3月28日、香港~宮崎線のスケジュールチャーター便を就航した。当日は香港国際空港(チュクラプコク空港)で浴衣を着た香港人と日本人が搭乗者を歓迎し、記念品の贈答や記念撮影が行われた。

香港~宮崎線は定期便として2014年末にも就航する予定だったが、香港での手続きが遅れており、定期便ライセンスの取得までスケジュールチャーター便として運航する。運航スケジュールは週2往復(水・土曜日)。香港発便は午前11時発、午後3時20分宮崎着。宮崎発便は午後4時30分発、午後6時50分着。NNAが報じた

サガミ タイ・バンコクに2号店 10店舗目標達成に弾み

サガミ  タイ・バンコクに2号店  10店舗目標達成に弾み

外食事業を展開するサガミチェーンは3月26日、タイ・バンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド(CW)」内に和食・そば専門店「サガミ」のタイ2号店を開店した。2015年はこのほか2店を開設し、14年に発表した「5年以内にタイ国内に10店舗」の目標達成に弾みをつける。2号店ではメニュー数を1号店(14年4月に開設)の148品を上回る180品に増やし、選択の幅を広げている。客単価は300バーツ(約1100円)を想定。売上高目標は月間120万バーツに設定した。NNAが報じた。