沖縄で15年2月から訪日客1日乗り放題バス路線開設
沖縄県中堅旅行会社のジャンボツアーズ(那覇市)は2015年2月、外国人を主な対象として1日乗り放題の観光バス路線を開設する。1500円の運賃を払えば、同一路線で何度でも乗り降りが自由なサービスで、海外の観光地で人気がある。多言語に対応した乗り降り自由なバスは沖縄で初めてという。
沖縄で15年2月から訪日客1日乗り放題バス路線開設
沖縄県中堅旅行会社のジャンボツアーズ(那覇市)は2015年2月、外国人を主な対象として1日乗り放題の観光バス路線を開設する。1500円の運賃を払えば、同一路線で何度でも乗り降りが自由なサービスで、海外の観光地で人気がある。多言語に対応した乗り降り自由なバスは沖縄で初めてという。
「Wi-Fi」で外国人観光客向けに情報配信 Wi2など
「Wi-Fi(ワイファイ)」を活用し、外国人観光客向けビジネスの活性化を目指すプロジェクトが12月11日発足した。ワイファイの通信環境を提供するワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、東京都中央区)はじめ、ドン・キホーテ、小田急電鉄、日本航空などが参加。外国人に専用のスマートフォン向けアプリケーションも12日から配信し、国内の観光情報などを提供する。2015年7月に同プロジェクトの商用化を目指す。
スターバックス アジア1万店に 5年で倍増目指す
世界最大のコーヒーチェーン、スターバックスはアジアで出店攻勢をかける。日本を含むアジアの店舗数を今後5年で2倍超の1万店に増やす。日本や中国では紅茶専門店を導入するなど、新規顧客の開拓や来店頻度の向上を目指し店舗を多様化したり、モバイル決済を取り入れる。
ATMで海外カードOK ファミマが訪日客取り込みに動く
ファミリーマートとイーネットは、ファミリーマート店内に設置しているイーネットATM約1万500台で、2016年春から首都圏を皮切りに順次、海外金融カードに対応することを決定したと発表した。これにより、ファミリーマートの店内のATMから、訪日外国人客が海外のクレジットカードやキャッシュカードで日本円を引き出せるようになる。まず「マスターカード」「VISA」など大手のICカードで日本円を引き出せるようにする。
フジTV シンガポール最大Pay TVと提携 ドラマ配信
フジテレビは12月11日、シンガポール最大のPay TV事業社・StarHubと提携、2015年春からフジテレビのドラマ作品のインターネット配信を本格的に開始すると発表した。提携するStarHubは200以上の有料チャンネルを持ち、53万9000世帯をカバーしているシンガポール国内最大のPayTV事業社。
洋菓子のシュゼット 5年内に海外10店舗体制へ
洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」などを展開するシュゼット(兵庫県西宮市)は、今後5年以内に海外の店舗を10店に増やす。富裕層が多いシンガポールやタイなど東南アジアを軸に、将来は米ニューヨークにも出店する。兵庫県内の神戸大学や関西学院大学などとも協力し、外国人留学生の採用を加速し、3~5年後には初の海外工場も設ける。
同社は10月、シンガポールに海外1号店をカフェ併設で開いた。今後2年でシンガポールに2店、タイ・バンコクに1店を開設する。街の中心部や郊外に直営の路面店を出し、高所得層の日常消費や観光客の土産物需要を取り込む。ベトナムやマレーシアにも出店する。
JTB 買い物、飲食店予約アプリで訪日客を支援強化
JTBは訪日外国人観光客が日本に滞在している期間の支援・サービス強化のため、JCBと組み買い物支援のアプリを開発したほか、宿泊・ツアー予約サイト「ジャパニカン」に飲食店の予約ページを新設した。現地の旅行会社を通じて旅行を手配する個人客が増える中、顧客との接点を増やすのが狙いだ。
JCBと共同出資会社のJ&J事業創造(東京都港区)がジャパンショッピングツーリズム協会(東京都港区)と、買い物支援アプリ「ジャパンショッピングApp」を開発した。同アプリと連携した「Wi-Fi」を設置した店舗を訪れると自動的にクーポン券や店舗案内を配信する。
ニトリHD 12/19 中国・武漢市で2号店オープン
ニトリホールディングス(HD、札幌市北区)は12月4日、中国湖北省武漢市内の「イオンモール武漢金銀潭(ぶかんきんぎんたん)」内に中国2号店を出店すると発表した。開店日はイオンの同モールがオープンする12月19日で、営業時間は午前9時30分~午後9時30分。「NITORI」のブランドで展開する。同社は10月に「武漢群星城店」を初出店しており、今回が2店舗目。
期限切れ肉の客離れ歯止めかからず マクド10カ月減収
日本マクドナルドホールディングスが12月8日発表した11月の既存店売上高は、前年同月比12.3%減と、10カ月連続のマイナスとなった。中国消費期限切れ肉問題による客離れに歯止めがかからず、客数は12.0%減となり、19カ月連続で前年を下回った。
クールジャパン「博多一風堂」に出資、支援
官民ファンド、クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は12月8日、ラーメンチェーン「博多一風堂」を展開する力の源(もと)ホールディングス(HD、福岡市)の海外進出を支援すると発表した。約7億円の出資のほか、最大13億円を融資する。力の源HDが海外でラーメンにとどまらず、日本酒やすしを提供し、日本食の魅力を発信していることを評価した。力の源HDは約9億円の第三者割当増資を実施しており、クールジャパン機構からの支援と合わせて今後3年間で30億~40億円を海外事業に投資する。