タイLCC ノックエア11月にも日本便就航

タイLCC ノックエア11月にも日本便就航

 タイ格安航空会社(LCC)ノック・エアがバンコクと成田を結ぶ路線を11月にも就航する。ベトナムへの2路線の10月就航も検討。東南アジアの航空市場はLCCが牽引して拡大する一方、新規参入も多く競争は激化。ノックは人気の高い日本路線などを中心に国際線を増やし、国外からの需要取り込みを狙う。ノック・エアのパティーサラシン最高経営責任者(CEO)が明らかにした。日本経済新聞が報じた。

住友商事 シンガポールのAWCG社へ出資参画

住友商事 シンガポールのAWCG社へ出資参画

 住友商事は6月26日、シンガポールで日本ブランドを集めたセレクトショップ「Jrunway(ジェイランウェイ)」を運営するAWCG社に出資し、日本ブランドのアジア展開を支援すると発表した。

近く「JRunway」で扱う商品を中心に電子商取引(EC)サイトを立ち上げ、今秋にも他の日本ブランド商品も展開する。また、インドネシアやタイ、ベトナムなどにも店舗を出店し相乗効果を図る。住友商事は今回2億2000万円を出資し47.4%の株主となった。ネット上のモールと実店舗のプラットフォームを日本企業に提供することで、東南アジア諸国連合(ASEAN)進出を支援し、5年後に売上高150億円を目標とする。

 AWCGは「日本のファッションを世界へ」をスローガンに、アパレルウェブ(東京都中央区)などが2011年に設立し、シンガポールの中心地オーチャード地区のショッピングモール「プラザ・シンガプーラ」の1階に12年10月、セレクトショップ「JRunway」をオープン。原宿などの日本のカルチャーを体感できるストアーとして現地で高い評価を受けており、Facebookページの「いいね」は26万人を突破、累計買上客数は5万人を超え、口コミでも人気になっている。

バンコク~福岡便で価格競争 タイ航空が往復2.7万円

バンコク~福岡便で価格競争 タイ航空が往復2.7万円

 オーストラリア系の格安航空会社(LCC)ジェットスター・アジアのバンコク~福岡線就航を前に、これを迎え撃つタイ国際港空(THAI)が、往復2万7000円(燃油特別付加運賃含まず)の限定運賃「TGスーパーディール福岡」を発売し、旅客取り込みに攻勢をかけている。

 販売は6月21日から30日までで、出発期間は22日から7月11日まで。タイの目的地はバンコクだけでなく、北部チェンマイ、南部プーケットまでも均一料金で提供する。使用機材はエアバスA330-300型機。スケジュールは福岡発午前11時35分、バンコク着が午後2時55分、バンコク発が午前0時55分、福岡着が午前8時。NNAが報じた。

インド・モディ首相、ユニクロを歓迎 柳井会長と会談

インド・モディ首相、ユニクロを歓迎 柳井会長と会談

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は6月25日、インドのモディ首相と首都ニューデリーで会談した。同首相はユニクロのインド進出を歓迎する姿勢を示した。モディ政権は5月末に発足したばかりで、日本の政財界の要人が首相と会談したのは柳井氏が初めて。インド首相府によると、会談はファーストリテイリング側が持ちかけた。

 モディ首相は「インドには綿、労働力、巨大な市場、輸出に適した良港がある」と同社の進出を促した。ファーストリテイリングはユニクロのアジアの出店を加速しており、2月末時点でアジア9カ国・地域に進出済みだが、インドは手付かずのまま。柳井氏は進出に意欲をみせているが、具体的な出店計画は明らかにしていない。

 

ユニクロのメルボルン2号店はチャドストーンSCに

ユニクロのメルボルン2号店はチャドストーンSCに

 カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するユニクロ・オーストラリア(豪ユニクロ)は6月23日、メルボルン2号店をチャドストーン・ショッピングセンター(SC)に出店することを明らかにした。オープンは今年9~10月の予定。オーストラリアでは3店舗目となる。ヘラルドサン(電子版)などが報じた。

 

住友化学開発の防虫蚊帳 ASEANイオン各店で販売

住友化学開発の防虫蚊帳 ASEANイオン各店で販売

 住友化学は6月20日、イオントップバリュ(タイランド)と共同で商品開発した蚊帳「トップバリュ オリセット ネット」の販売を、東南アジア諸国連合(ASEAN)のイオングループ各店舗で順次開始すると発表した。製品は長期残効型防虫処理蚊帳で、マラリアをはじめとした熱帯感染症の予防で高い実績を持つ。サイズはシングルベッド対応のMサイズと、ダブルベッド対応のLサイズの2種。

ミスタードーナツ 14年度中にインドネシアFC1号店

ミスタードーナツ 14年度中にインドネシアFC1号店

 ダスキンは運営する「ミスタードーナツ」でインドネシアに進出する。2015年3月までにフランチャイズ(FC)方式で1号店を出店、都市部を中心に多店舗展開する。ミスタードーナツの海外展開は2011年に進出したマレーシアに続いて7カ国・地域目。これまでに中国、韓国、タイなどの東南アジアで約2600店を展開している。経済成長が続くアジアでの出店に注力する。

キーコーヒー インドネシアで初のカフェ直営店

キーコーヒー インドネシアで初のカフェ直営店

 コーヒー卸大手のキーコーヒーが同社初の本格的な直営カフェ「トアルコ トラジャコーヒーショップ」をインドネシアでオープンした。場所は、同社が約40年前から開拓を進めるコーヒー農園があるスラウェシ島・南スラウェシ州の州都マカッサル。高級品として知られる同農園産の豆を店内で焙煎(ばいせん)し、提供する。コーヒーだけでなく、スイーツや食事も提供する。SankeiBizが報じた。 

「天丼てんや」インドネシアFC1号店6/30開店

「天丼てんや」インドネシアFC1号店6/30開店

 外食大手ロイヤルホールディングスは6月19日、インドネシアで「天丼てんや」のフランチャイズ1号店を6月30日にプレオープン、7月1日にグランドオープンすると発表した。場所は南ジャカルタのショッピングモール、チランダックタウンスクエア内。運営するのはインドネシアで外食事業を展開するAsia Culinary Inc PTE Ltd.(アジアカリナリーインク)。

 店舗面積は約40坪(130平方㍍)、席数は58席。主力の天丼を4万5000ルピア(約450円)で提供する。現地の好みに合わせ、人気が高い鶏の天丼を定番メニューとするほか、丼と麺のセット、天ぷらと麺の2種類を用意。初の試みとしてすべてラー油(チリオイル)を添える。また、日本では提供していない海老天ぷら定食を加える。

 「天丼てんや」の海外展開はタイに続き2カ国目。年内に2店目を出店する。5年以内に30店舗の出店展開を目指す。