PALTAC タイ・サハGと出資及び物流事業で基本合意
化粧品・日用品、一般用医薬品卸を手掛けるPALTAC(大阪市中央区)は、タイの消費財最大手のサハグループとの間で、同グループ傘下企業に出資および物流・システムコンサルティングで提携することで基本合意した。
サハグループ傘下のICCインターナショナル(販売卸)、タイガーロジスティックス(物流業)およびPALTACの3社間で連携。PALTACはタイガーロジスティックスに30%出資するとともに、スワンナプーム国際空港(バンコク)近隣で同社が運営する物流センターで物流のコンサルティングサービスを提供する。
これらの業務を通じタイにおける流通事情やノウハウを蓄積し、3年後をめどに「日本型の卸売業」の事業化に取り組む。日本、タイそれぞれの国で生産された商品について、協力して相手国への輸出に取り組む。
タイガーロジスティックスへの出資契約は8月ごろ、物流センター稼働は2018年6月ごろの予定。