昭和電工 高純度アルミ箔の中国拠点の生産能力増強

昭和電工 高純度アルミ箔の中国拠点の生産能力増強

昭和電工(東京都港区)は、アルミ電解コンデンサーの主要材料の高純度アルミ箔の中国における生産能力を増強する。昭和電工アルミ(南通)有限公司(以下、SDAN)の月産能力を現在の600㌧から3割強増の800㌧に増強し、11月からの稼働を目指す。
アルミ電解コンデンサーは、家電製品からIT機器、電気自動車やハイブリッド車、新エネルギー分野まで幅広く使用されており、とくに環境エネルギー分野を中心に需要伸長が見込まれている。

いすゞ インドシナ・メコン地域に物流サービス拠点

いすゞ インドシナ・メコン地域に物流サービス拠点

いすゞ自動車(東京都品川区)は、海外市場におけるアフターセールス体制の強化および顧客満足度の向上を図るため、Truck Service Factory(以下、TSF)を、インドシナ・メコン地域におけるクロスボーダー物流の要衝であるラオス南部、サワナケット県に開設し、5月から営業を開始する。
新会社は「いすゞトラックサービスファクトリー ラオス」で、資本金は86万米㌦(約1億円)、出資比率はいすゞモーターズインドチャイナ(いすゞモーターズアジア100%出資会社)80%、ISUZU LAO VSA20%。
TSFが位置するサワナケットはミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムを結ぶ東西経済回廊と中国、ラオス、カンボジアを結ぶ中央経済回廊を利用するインドシナ・メコン地域におけるクロスボーダー物流の最大結節点で、日系を含む多くの物流企業が越境輸送事業を展開している。

神戸製鋼 日韓でアルミ材生産増強に計550億円投資

神戸製鋼 日韓でアルミ材生産増強に計550億円投資

神戸製鋼所はこのほど、韓国および日本国内のアルミ材の生産増強に、合わせて550億円を投資する計画を明らかにした。アルミ材世界2位の米国ノベリスと提携、韓国でアルミ材の生産を始める。約350億円を投じ、ノベリスの韓国のグループ会社の資本参画する。また、日本国内では真岡製造所(栃木県真岡市)のアルミ加工の新ラインを設ける。
具体的には、韓国ではノベリスの韓国法人が分社化する工場に出資する。神戸製鋼の出資比率は50%。工場ではアルミを溶かして圧延、板状に加工するまで一貫して手掛ける。アルミ板は中国・天津市にある神戸製鋼の工場に供給し、最終製品に仕上げる。
韓国での出資分と合わせ国内アルミ材メーカーの生産投資としては過去最大規模となる。

シノケン インドネシアのアパート 3年で100億円に

シノケン インドネシアのアパート 3年で100億円に

シノケングループ(東京オフィス:東京都港区)は、インドネシアでアパート開発を始める。100%出資の現地法人、PT.Shinoken Development Indonesiaを通じて、投資用アパートの用地取得から設計・施工・販売後の物件管理まで一貫して手掛ける日本国内と同じ事業形態で展開する。
初年度(2018年度)は5棟、30億円程度の販売を見込む。その後も開発を加速し、20年までに売り上げを100億円程度に引き上げたい考え。物件の施工は傘下の中堅ゼネコン、小川建が担う。

凸版印刷 ASEAN各国でマーケティング支援サービス

凸版印刷 ASEAN各国でマーケティング支援サービス

凸版印刷(東京都千代田区)は、タイを中心としたASEAN地域で事業を展開しているジオブレインおよびハンサインターナショナルの2社とジ漁協力することで合意。5月から、タイを中心にASEAN各国でのマーケティング全般における支援サービスを開始する。
ASEAN市場へ進出する日本企業向けに販促イベント、店舗デザイン、工場見学施設の企画・設計・施工やSNSキャンペーン、ウェブサイト構築のオンラインマーケティング、VR(バーチャルリアリティー)などの先端表現技術を活用したソリューションサービスなどを提供。ASEAN市場向け事業を強化する。

シークス ベトナム初進出、ハノイに販売会社

シークス ベトナム初進出、ハノイに販売会社

シークス(大阪市中央区)は、ベトナム・ハノイ市内に販売会社「SIIX Vietnam Company Limited」(仮称)を設立する。同社のベトナムへの進出は初めて。
新会社はシークスの100%出資で7月に設立する予定。資本金は10万米㌦(約1100万円)で、8月から営業開始する。電子部品・電子機器などの輸出入・販売・物流を手掛ける。

サンフロンティア ベトナムで分譲マンション着工

サンフロンティア ベトナムで分譲マンション着工

サンフロンティア不動産(東京都千代田区)はこのほど、ベトナム・ダナン市における同社グループ第2号案件で、初の分譲マンション開発となる「HIYORI Garden Tower」の建築工事に着工した。
同プロジェクトはダナン市ソンチヤ区アンハイドン町で、土地面積2077.6平方㍍に地下2階・地上28階建て、延床面積3万3053平方㍍、総戸数306戸(2LDK65.9平方㍍~70.1平方㍍)、そして付帯施設として幼稚園、プール、フィットネスクラブ、駐車場、コミュニティ広場などがつくられる。2019年10月竣工予定で、モデルルームは5月中にオープンする予定。
今回のプロジェクトは、同社が2016年8月、ダナン市に開業した第1号案件、ホテル「The Blossom City」に続くもの。

シノケンG ジャカルタで単身者向けアパート開発事業

シノケンG ジャカルタで単身者向けアパート開発事業

シノケングループ(東京オフィス:東京都港区)は、インドネシアの100%子会社PT.Shinoken Development Indonesiaを通じ、首都ジャカルタで中心地でアパート開発第1号案件となる土地(651平方㍍)を取得し、単身者向けアパート「桜テラス」を開発する。桜テラスは、日本国内のアパート「ハーモニーテラス」をインドネシア向けにローカライズしたもの。
総戸数はワンルーム65戸。駐車場区画26区画。鉄筋コンクリート造地下1階・地上4階建て、2018年2月完成予定。施工協力は傘下の中堅ゼネコン、小川建設が担う。

タダノ タイでカーゴクレーンの合弁販売会社

タダノ タイでカーゴクレーンの合弁販売会社

建設用・車両搭載型などのクレーンの製造・販売を手掛けるタダノ(香川県高松市)は、タイでカーゴクレーンの販売を強化するため、タイの代理店、Italthai Industrial Co., Ltd.(イタルタイ・インダストリアル、以下、ITI社)との間で、合弁会社を設立することで合意した。きめの細かい市場ニーズへの対応と、さらなるシェアアップを目指す。
新会社「Tadano Italthai(タダノ・イタルタイ)」の資本金は5000万5000バーツ(約1億6000万円)で、出資比率はタダノ49%、ITI48%、MHCBコンサルティング3%。2018年度売上高2億5280万バーツ(約8億1000万円)を目指す。

ニチバン 事業強化へタイ・バンコクで販売子会社

ニチバン 事業強化へタイ・バンコクで販売子会社

ニチバン(東京都文京区)は、タイ・バンコクで現地に密着した営業活動を通じて、重要市場である東南アジアおよび南アジア諸国での事業展開の強化と販売拡大を図るため、販売子会社を設立する。
新会社「NICHIBAN(THAILAND)CO.,LTD.」の資本金は1000万タイバーツ(約3200万円)で、ニチバンが100%出資する。8月に設立する予定。