ACK ヤンゴン・マンダレー鉄道整備でコンサル契約

ACK ヤンゴン・マンダレー鉄道整備でコンサル契約

ACKグループ(本社:東京都渋谷区)のオリエンタルコンサルタンツグローバル(東京都新宿区)とミャンマー鉄道はこのほど、ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(フェーズ1)のコンサルタント契約書に調印した。
同事業はヤンゴン・マンダレー間の既存鉄道路線(約620㌔㍍)および、周辺施設の改修・近代化を実施することで、より安全で高速の列車運行を通じて旅客・貨物の輸送能力を増強し、同国の経済発展に寄与することを目的としたもので、今回同社はヤンゴン・タウングー間270㌔㍍の入札支援・施工監理を担う。

日本空調 アジア展開推進へマレーシアに孫会社

日本空調  アジア展開推進へマレーシアに孫会社

日本空調サービスの子会社NACS Singapore Pte.Ltd.(以下、NACS SGP)はマレーシア・クアラルンプール近郊に新会社を設立する。アジア地域での積極的な海外展開推進の一環。同国内に進出している空調および電気等の大型設備やクリーンルーム等の高機能施設を有する日系製造工場に対する高品質サービスの提供を目指す。
新会社「NACS Engineering(M)Sdn.Bhd.」の資本金は300万マレーシアリンギット(約7900万円)。NACS SGPが100%出資する。2017年初に設立し、事業開始の予定。

郵船ロジと浪速運送がカンボジアの物流で協業

郵船ロジと浪速運送がカンボジアの物流で協業

郵船ロジスティクス(東京都港区)と浪速運送(大阪市西区)は、2017年春からカンボジア発ファッション製品物流のワンストップサービスの運用を開始する。
小売物流、とりわけセレクト系専門店、GMS(総合小売業)、や百貨店等への納品代行が強みの浪速運送と、国際物流グローバルネットワークが強みの郵船ロジスティクスが協業することにより、生産地から納品まで一貫したファッション製品の物流サービスを提供する。

鹿島 KOA軸にアジア統括拠点の組織を再編

鹿島 KOA軸にアジア統括拠点の組織を再編

鹿島はアジアの事業体制を再編する。シンガポール法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)をホールディング会社として明確に位置づけ、その傘下に各建築事業と開発事業を統括する会社を設立し、KOAからそれぞれの統括会社へ各国の建築系現地法人と開発系現地法人を移管する。
また、シンガポールにおける建築事業についても新たに事業会社として分社化を実施する。

タイ コージェネ・オンサイト事業受注 NS ENGIなど

タイ コージェネ・オンサイト事業受注 NS ENGIなど

新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区、以下NS ENGI)と、大阪ガス(大阪市中央区、以下OG)が子会社のOsaka Gas Singpore Pte. Ltd.(以下OGS)を通して共同出資するタイ現地法人NS-OG Energy Solutions(Thailand)Ltd(出資比率NE ENGI70%、OGS30%、以下NEST)は、タイで二輪車製造を行うHondaグループのThai Honda Manufacturing社(以下THM社)向けコージェネ・オンサイト事業を受注した。
NS ENGIが設計、調達、据付および操業指導を含む建設一式を担う。NESTはTHM社の工場構内に導入されたエネルギー供給設備を保有し、15年間の操業・保守を請け負い、工場の操業に必要な電力、蒸気、温水、冷水をTHM社に供給する。
複合的にエネルギーを利用することで、一次エネルギーを削減するとともに、THM社のエネルギーコストを削減する。また、オンサイト発電であるコージェネレーションの導入により、工場の電源安定化を図る。

フジ日本精糖 タイの連結子会社を完全子会社化

フジ日本精糖 タイの連結子会社を完全子会社化

フジ日本精糖(東京都中央区)は、タイの連結子会社Fuji Nihon Thai Inulin Co.,Ltd.(以下、FTI)について、合弁契約先のBangkok Inter Food Co.,Ltd.およびThai Fermentation Industry Co.,Ltd.の出資分合わせ45%を追加取得し、完全子会社とした。
これによるグループ内連係の強化、推進により、意思決定を速め、事業戦略のスピードアップや管理体制の充実を図り、グループ全体の企業価値向上を目指す。

インド高速鉄道建設事業詳細設計調査で3社が受注

インド高速鉄道建設事業詳細設計調査で3社が受注

日本コンサルタンツ(東京都千代田区)、日本工営(同)、オリエンタルコンサルタンツグローバル(同新宿区)の3社はこのほど、独立行政法人国際協力機構(JICA)より、日本の新幹線方式によるインド高速鉄道建設事業の詳細設計調査<有償勘定技術支援>を共同で受注し、JICAと契約を締結した。
このプロジェクトはJICAの有償勘定技術支援のスキームで執り行われ、ムンバイ~アーメダバード間の高速鉄道の車両・土木構造物・電力・信号・システム等の設計、事業の入札で使用される入札図書案の作成およびカウンターパート機関に対する入札支援を、この3社JVで実施する。実施期間は2016年12月~2020年3月(計39カ月の予定)。
同高速鉄道はインド西部の大都市ムンバイ~アーメダバード間505㌔を、営業最高速度時速320㌔㍍で走行、最速約2時間で結ぶ計画で、同区間に日印共同調査の最終報告書に基づき、12の駅を建設することが予定されている。

旭硝子 PVC事業拡大へビニタイ社を子会社化

旭硝子 PVC事業拡大へビニタイ社を子会社化

旭硝子(東京都千代田区)は、ソルベイ社のタイ子会社、Vinythai Public Limited(以下、ビニタイ社)の株式を取得し子会社化することで、ソルベイ社との間で株式譲渡契約を締結した。
議決権株式の所有割合は58.77%。取得価額は104億バーツ(約335億円)。株式取得は2017年上半期の見込み。
東南アジアにおける塩化ビニル樹脂(PVC)事業強化の一環で、今回のビニタイ社買収によりインドネシア、ベトナムに続き、タイにも新たなPVC生産拠点を確保することとなる。

エボラブルアジア チケット販売で国営航空と契約

エボラブルアジア チケット販売で国営航空と契約

オンライン旅行事業などを手掛けるエボラブルアジア(本社:東京都港区)は、カンボジア・アンコール航空(同カンボジア・プノンペン)および総代理店のサザンブリーズ・ジャパン(同岡山市)とカンボジア・アンコール航空の航空券販売で基本契約を交わした。
内容はカンボジアから日本へのインバウンド展開、日本からカンボジア、ベトナムからカンボジアへのアウトバウンド国際線展開、カンボジア国内向けの国内線展開に向けた航空券販売。
カンボジア・アンコール航空は2009年、カンボジア政府とベトナム航空の出資により設立されたカンボジアの航空会社。世界9都市に就航。サザンブリーズはインドシナ3カ国とミャンマーを自社一括手配している唯一の日系会社。ホーチミンに本社を構え、ベトナムに5支店、カンボジア、ラオスに各2支店、ミャンマーに1支店を設置している。サンブリーズ・ジャパンがカンボジア・アンコール航空の総代理店となっている。

双日・国分G ベトナムで食品物流事業に参入

双日・国分G  ベトナムで食品物流事業に参入

双日(東京都千代田区)は、食品卸大手の国分グループ本社(東京都中央区)と共同で、ベトナムで食品物流事業に参入する。同国物流大手ニューランドと組み、ホーチミン市近郊のビンズン省に新会社「New Land Vietnam Japan Joint Stock Company」(以下、NLVJ)を設立する。
常温(室温)、定温(10~25℃)、冷蔵(0~10℃)、冷凍(-25~0℃)の4つの温度帯に対応した物流設備を備え、12月中にも営業開始する。出資比率はニューランド51%、双日29%、国分G20%。出資額は非公表。
食品の保管から店舗への配送まで一貫した温度管理を可能とする近代的なコールドチェーン物流サービスを提供し、10年後に売上高10億円を目指す。敷地面積2万平方㍍、延床面積1万1000平方㍍、保管容量は最大1万3000パレット。