インド高速鉄道建設事業詳細設計調査で3社が受注
日本コンサルタンツ(東京都千代田区)、日本工営(同)、オリエンタルコンサルタンツグローバル(同新宿区)の3社はこのほど、独立行政法人国際協力機構(JICA)より、日本の新幹線方式によるインド高速鉄道建設事業の詳細設計調査<有償勘定技術支援>を共同で受注し、JICAと契約を締結した。
このプロジェクトはJICAの有償勘定技術支援のスキームで執り行われ、ムンバイ~アーメダバード間の高速鉄道の車両・土木構造物・電力・信号・システム等の設計、事業の入札で使用される入札図書案の作成およびカウンターパート機関に対する入札支援を、この3社JVで実施する。実施期間は2016年12月~2020年3月(計39カ月の予定)。
同高速鉄道はインド西部の大都市ムンバイ~アーメダバード間505㌔を、営業最高速度時速320㌔㍍で走行、最速約2時間で結ぶ計画で、同区間に日印共同調査の最終報告書に基づき、12の駅を建設することが予定されている。