三井住友銀行 インドネシア投資調整庁と業務提携
三井住友銀行は11月24日、インドネシア投資調整庁(BKPM)との間で、日本とインドネシア両国間の投資促進等への協力に関する業務提携の覚書を締結した。
BKPMは、1973年にインドネシアへの外資・内資による投資促進を目的に設立されたインドネシア大統領直轄の政府機関であり、国内外からの投資案件に対する許認可業務を行っている。
三井住友銀行 インドネシア投資調整庁と業務提携
三井住友銀行は11月24日、インドネシア投資調整庁(BKPM)との間で、日本とインドネシア両国間の投資促進等への協力に関する業務提携の覚書を締結した。
BKPMは、1973年にインドネシアへの外資・内資による投資促進を目的に設立されたインドネシア大統領直轄の政府機関であり、国内外からの投資案件に対する許認可業務を行っている。
三井住友建設 ベトナム初の都市鉄道工事JVで受注
三井住友建設(東京都中央区)はこのほど、ベトナムの建設会社と共同企業体でホーチミン市都市鉄道1号線建設工事パッケージ1aを受注し、11月17日に起工式が執り行われた。式典にはホーチミン人民委員会のコア副委員長、クオン交通局長、在ホーチミン日本国総領事館の中島敏総領事ら、三井建設の益子博志専務執行役員など関係者約200名が出席した。
同工事は日本政府の技術活用条件付(STEP)有償資金供与(ODA)により実施されるもの。ホーチミン市中心部のベンタインと同市東北部のスオイティエンを結ぶベトナム初の都市鉄道だ。総延長は19.7㌔㍍。同社JVは2工区に分けられた地下区間のうち、ベンタイン駅と軌道トンネルの工区(総延長750㍍)を施工する。請負金額はJV総額で約227億円。
KDDI ミャンマーで初のシスコのゴールドパートナー
KDDIの海外現地法人KDDIミャンマー(本社:ヤンゴン)はこのほど、ミャンマーでは初となる米国シスコシステムズ社が認定するパートナー制度の最上位に該当するゴールド認定パートナーを取得した。
これにより、ルーターやセキュリティ製品など企業向けIP機器で、世界で最も採用実績を持つシスコシステムズ社のソリューションを、ミャンマーでKDDIが最高品質のサポート体制で提供可能となり、顧客企業の事業拡大を強力にサポートする。
トヨタ 中国の研究開発センター、TMECを拡張
トヨタ自動車は、中国の研究開発拠点、トヨタ・モーター・エンジニアリング&マニュファクチャリング(中国)(略称TMEC)で、設立時の投資計画に基づいた既存実験棟の増強、新実験棟の建設、電池評価試験棟の新設およびテストコースの増強を実施すると発表した。2018年以降の完成を予定している。
TMECは2010年に「中国のためのクルマづくり」に向け、開発体制の現地化と強化を目的に設立された。以来、中国産ハイブリッドユニット搭載車の中国市場への普及を目指し取り組みを推進。2012年には主要ハイブリッドユニットの現地生産会社として、ハイブリッド用トランスアクスル、2013年には同電池のそれぞれ製造会社を設立。2015年10月には中国産ハイブリッドユニット搭載の「カローラハイブリッド」「レビンハイブリッド」の販売を開始している。
TMECの施設を増強、拡張し、技術開発機能を一段と強化することで、中国の「もっといいクルマ」づくりをさらに推進していく。
SGHD ベトナム大手不動産・小売Gとの連携で合意
SGホールディングスグループの海外事業統括会社SGホールディングス・グローバルは、ベトナム大手不動産・小売関連企業Vinグループ社と、物流事業分野での長期的なパートナーシップ構築を目的とした基本合意書を締結した。
これにより、佐川急便ベトナム・SG佐川ベトナムはVinグループ社に対して、小売関連事業における物流サービス(物流センター運営・配送システム構築事業等)の提供、またVinグループ社の大型店舗における物流サービス(館内物流・荷物取次等)の提供等、SGホールディングスグループが日本をはじめとして各国で展開している物流のノウハウをVinグループ社に提供することを検討。これら相互のシナジーによる顧客サービスの向上を推進する。
大陽日酸 豪州の産業ガス会社買収、全土展開へ
大陽日酸は子会社のTNSC(Australia)Pty Ltd(以下、TNSA社)を通じて、オーストラリアの産業ガス・LPG会社Supagas Holding Pty Ltd(本社:ビクトリア州メルボルン近郊、以下、Supagas社)を買収することで、同社株主と合意し買収契約を締結した。
大陽日酸は2015年7月にRenegade Gas Pty Ltd(以下、RGP社)を買収し、オーストラリア産業ガス市場に本格参入を開始した。RGP社の事業拠点はニューサウスウェールズ州、クィーンズランド州東海岸中心。今回のSupagas社を買収することで、未進出だったビクトリア州や西オーストラリア州等を含めたオーストラリア全土での販売ネットワークが完成し、ナショナルアカウントへの取り組みやユーザーへの供給体制の強化を図ることが可能となる。
三井造船 中国・上海に投資用統括会社設立
三井造船は、中国における事業拡大を推進するため、中国・上海市に「三井造船(中国)投資有限公司」を投資会社として設立する。
投資新会社の資本金は1,400万米㌦で、三井造船が100%出資する。2017年1月下旬に設立する予定。今回設立する新会社に、2011年に設立した「三井造船(上海)商貿有限公司」の業務を移管する。
MHPS 中国火力発電所の高性能排煙処理S運転開始
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が中国で設立した環境装置エンジニアリングの合弁会社「浙江菲達菱立高性能烟気浄化系統工程有限公司(FMH)」が、中国華電集団傘下の華電鄒県(すうけん)電力有限公司からFMH初号機として受注していた排煙処理システム改善工事が完成し、営業運転が開始された。同工事はFMHが初受注し、7カ月の短納期で完了したもの。
この工事は山東省にある華電鄒県発電所の出力100万KWの8号機を対象に、電気集塵装置、排煙脱硫装置などを改造・追設したもので、ボイラー排出ガスに含まれるSO2(二酸化硫黄)と煤塵を除去し、低濃度化する。
運転に先立ち、中国でこの基準となる168時間の連続試運転を無事終了。脱硫率98.8%まで高め、煙突入口煤塵濃度を従来の約5分の1にするなど厳しい規制値”近ゼロ値”を達成している。
神戸製鋼 台湾向けに建築用厚鋼、溶接材料を初納入
神戸製鋼所は、熊谷組の100%子会社、台湾の現地法人、華熊營造股份有限公司が台北市で施工する超高層デザイナーズマンション「陶朱隠園」向けに高強度(引張強度780N/mm2級)厚鋼板を約250㌧および、これに対応する溶接材料約20㌧を受注、納入した。このほど同マンションンの鉄骨工事が完了し、棟上げ式が執り行われた。
台湾国内で、引張強度780N/mm2級の厚鋼板、溶接材料が建築用途で適用された初めての事例となる。従来、台湾国内の建築物では一般的に590N/mm2級以下の鋼材が適用されている。
SGHD ベトナム・ドンナイ省で大型物流施設営業開始
SGホールディングスグループの海外事業統括会社SGホールディングス・グローバルPTE.LTD.のベトナム法人SG佐川ベトナムが、ドンナイ省ニョンチャックⅢ工業団地で建設中だったマルチテナント型大型物流施設「SG佐川ベトナム・ディストリビューション・センター(SGVDC)」が完成し、11月から営業を開始した。11月15日には関係者や取引先など約170名の来賓を迎え、開所式を執り行った。
SGVDCの敷地面積は4万4,000平方㍍、延床面積2万9,000平方㍍。冷蔵-5℃~+5℃、冷凍-18℃~-25℃以下、常温10℃~15℃の3温度帯施設を設置することで、生鮮品や医療品のロジスティクス事業を可能とし、さらには保税倉庫区(申請中)を併設することにより、幅広い顧客ニーズに対応することが可能になる。