神戸製鋼 台湾向けに建築用厚鋼、溶接材料を初納入
神戸製鋼所は、熊谷組の100%子会社、台湾の現地法人、華熊營造股份有限公司が台北市で施工する超高層デザイナーズマンション「陶朱隠園」向けに高強度(引張強度780N/mm2級)厚鋼板を約250㌧および、これに対応する溶接材料約20㌧を受注、納入した。このほど同マンションンの鉄骨工事が完了し、棟上げ式が執り行われた。
台湾国内で、引張強度780N/mm2級の厚鋼板、溶接材料が建築用途で適用された初めての事例となる。従来、台湾国内の建築物では一般的に590N/mm2級以下の鋼材が適用されている。