ASTI ベトナムにワイヤーハーネス新工場建設へ

ASTI ベトナムにワイヤーハーネス新工場建設へ

車載電装品などの製造・販売を手掛けるASTI(静岡県浜松市)は、ベトナムで四輪車向けワイヤーハーネス(組み電線)を生産するため、ベトナム南部のホーチミン市近郊のASTI ELECTRONICS CORPORATIONの近くに新工場を建設する。2017年夏稼働の予定。
現在、中国浙江省に集中している海外生産拠点を分散し、人件費の高騰に対応する。また、電線や外装部品などの車載電装部品をベトナムで現地調達することにより、トータルコストの低減を図る。

三菱ふそう 小型バス「ローザ」越から250台受注

三菱ふそう 小型バス「ローザ」越から250台受注

三菱ふそうトラック・バス(神奈川県川崎市)は、ベトナムの自動車メーカーD-Carから小型バス「ローザ」250台の大型案件を受注した。同車両はハイエンドな旅客輸送サービス企業で利用される。
D-Carは車両の高級仕様化を専門とする企業。ローザは同社により、ベトナム市場向けに、同車両初となるリムジン仕様に施される。座席数を通常の29席から19席に減らしたことで、乗客はより広い空間で快適な時間を過ごすことができる。また、Wi-Fiや3Gネットワーク、DVDスクリーン、読書灯、冷蔵庫などが完備されている。
ローザの累計生産台数は2015年に20万台を達成している。

デンカ 台湾PlexBioと業務提携し健康関連事業強化

デンカ 台湾PlexBioと業務提携し健康関連事業強化

デンカ(東京都中央区)の主要グループ会社、デンカ生研(同)は、台湾に本社を置く戦略的パートナーのPlexBio(以下、PB社)との間で業務提携に関する契約を締結した。これにより、PB社が開発したIntelliPlexシステムの日本およびASEAN地域における独占販売権並びにこのシステムに使用する検査試薬の開発および販売を行う権利を取得した。
IntelliPlexシステムは、半導体製造技術とバイオテクノロジーを組み合わせたπコードテクノロジーを用いたもので、従来のシステムに比べて短時間かつ簡便で同時に多項目の測定ができる画期的な測定システム。
デンカは「がん領域」「遺伝子検査」「健康診断」をキーワードに健康関連事業を展開しており、今回の業務提携を通じて同事業を強化、拡大する。

ブシロード ソディアックとゲーム開発・配信で提携

ブシロード ソディアックとゲーム開発・配信で提携

ブシロード(東京都中野区)とソディアックアジア(東京都港区)は、モバイルゲームの共同開発やベトナムと周辺市場向けパブリッシングにおける協業などを目的として資本業務提携した。
これにより、ブシロードではベトナムおよび周辺国でのモバイルゲーム事業を強化し、グローバルカバレッジを拡大させる。また、ソディアックアジアでは日本側の体制を強化し、パートナー企業の実績を加速させ、互いにWin-Winとなる展開を推進するーとしている。

IIJ インドネシアの合弁会社でクラウド型新サービス

IIJ インドネシアの合弁会社でクラウド型新サービス

インターネットイニシアティブ(IIJ、東京都千代田区)とインドネシアの大手通信サービス会社Biznet Networks(正式名:P.T.Supra Primatama Nusantara、本社ジャカルタ)との合弁会社P.T.Biznet Gio Nusantaraは、インドネシア国内で提供しているクラウドサービス「Biznet GIO Cloud(ビズネット・ネット)」の新たなラインアップとして、クラウド型ファイル共有サービス「GIO Box Enterprise(ジオ・ボックス・エンタープライズ)」を10月1日から提供開始する。
ジオ・ボックス・エンタープライズはデータの保存・管理における多くの企業ニーズに応えるサービスとして開発されたオンラインストレージサービスだ。使い勝手の良いインターフェース、データセキュリティ、様々なデータを管理する機能を備えている。

中国の鉄鋼2社が合併し世界2位の巨大企業誕生

中国の鉄鋼2社が合併し世界2位の巨大企業誕生

中国の鉄鋼大手で国内2位の「宝山鋼鉄」は9月20日、同6位の「武漢鋼鉄」を吸収合併すると発表した。合併時期や新会社の名称は明らかにしていないが、生産量では世界2位の巨大企業が誕生することになる。両社はともに中国政府が直轄する国有企業。
世界鉄鋼協会によると、2015年の宝山鋼鉄の粗鋼生産量は3,493万㌧、武漢鋼鉄は2,577万㌧。合計すると6,000万㌧を超える。その結果、世界2位の河北鋼鉄(中国、4,774万㌧)、3位の新日鉄住金(日本、4,637万㌧)、4位のポスコ(韓国、4,197万㌧)を抜き、1位のアルセロール・ミッタル(ルクセンブルク、9,713万㌧)に次ぐ規模となる。

光岡自動車 台湾で初の霊柩車の海外販売開始

光岡自動車 台湾で初の霊柩車の海外販売開始

光岡自動車(本社:富山市)は、台湾における霊柩車販売代理店契約を締結している法門開發股份有限公司(FAHMON MOTORS)を通じて、10月1日から本格的な販売を開始する。
年間販売予定台数は10台。販売車種は「ミツオカリムジンタイプⅤ」(5名乗車)。全長6,563mmの大型リムジン型で、たいわんでの法規対応させるため、日本仕様とは異なる左ハンドルや細部が異なる仕様での発売となる。ボディカラーはブラックとパールホワイトが主体。

電通 インドでの大手PR会社の株式100%取得で合意

電通 インドの大手PR会社の株式100%取得で合意

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、インドにおけるPRサービスの強化・拡充を図るため、同国大手のPR会社、パーフェクト・リレーションズ(本社ニューデリー市)の株式100%を取得することで、同社株主と合意した。
パーフェクト・リレーションズは、インド国内に専門領域などが異なる6つのPR会社を抱え、同国を横断する形で19のオフィスを展開し、50都市でサービスを提供している。
電通グループは今後、パーフェクト・リレーションズ・グループ各社と現地に展開するグループ各社との相乗効果を高めることで、インドでの成長戦略を加速させていく。

ユアサ商事 タイで環境エネルギ事業拡大へ新会社

ユアサ商事 タイで環境エネルギー事業拡大へ新会社

ユアサ商事(東京都千代田区)はこのほど、タイに2社目となる現地法人「ユアサエンジニアリングソリューション(タイ)」(本社バンコク)を設立した。
新会社への出資比率はユアサ商事49.0%、SBCS17.0%、SMBCマネジメントサービス17.0%、SMSB17.0%。事務所開設日は9月20日。
新エンジニアリング会社の設立により、従来からの省エネ・創エネ機器の販売に加え、空調設備等の省エネユーティリティ機器の工事込み販売や太陽光発電システム設置工事事業を拡大し、同国での環境エネルギー事業の拡大を目指す。

NECテクノロジー インド・デリーに日本語学校開設

NECテクノロジー インド・デリーに日本語学校開設

NECのインド子会社NECテクノロジーズ・インディア(NTI)は9月19日、首都デリーにインド人の日本語人材を養成する「NEC日本語アカデミー」(NJLA)を開設したと発表した。
NJLAは、日本とインドのビジネス交流の振興に向けて、日本語が堪能で日本の文化などに造詣の深いインド人人材を養成することを目的とする。日本語能力試験(JLPT)対策や翻訳・通訳技術、日本のビジネス習慣、日系企業で働くうえでの準備などが学べる6つのコースを用意した。ITにとどまらない幅広い人材養成を目指す。
初年度の生徒数は50~60人を予定。1年間の授業料は4万~6万ルピー(約6万~9万1,000円)。すでに学生の募集を始めており、10月3日に授業を開始する。NNAが報じた。