三菱電 世界最速分速1,230㍍エレベーター 上海に納入
三菱電機は5月10日、世界最高速となる分速1,230㍍(時速73.8㌔㍍)のエレベーター技術を開発したと発表した。
この技術を、中国・上海市の同国最高層ビル「上海中心大廈」(地上632㍍)向け高速エレベーター3台のうち1台に適用する。
地上2階から119階の展望階まで約53秒で到達できる。同社では制御盤や安全装置を新たに開発し、乗り心地や省エネ性を確保したうえで、世界最高速を実現した。
三菱電 世界最速分速1,230㍍エレベーター 上海に納入
三菱電機は5月10日、世界最高速となる分速1,230㍍(時速73.8㌔㍍)のエレベーター技術を開発したと発表した。
この技術を、中国・上海市の同国最高層ビル「上海中心大廈」(地上632㍍)向け高速エレベーター3台のうち1台に適用する。
地上2階から119階の展望階まで約53秒で到達できる。同社では制御盤や安全装置を新たに開発し、乗り心地や省エネ性を確保したうえで、世界最高速を実現した。
四国化工機 タイに現地法人設立 販促活動強化・充実
四国化工機(徳島県板野郡北島町)はこのほど、タイに現地法人「Shikoku Kakoki(Thailand)Co.,Ltd.」を設立した。4月28日から営業開始している。タイおよび周辺のアジア諸国において、食品充填機等の販売促進活動や継続的なアフターサービスを実施するのが目的。
同社は2013年1月、同国に駐在員事務所を開設し、現地に根差した情報収集活動により関連業界の動向や顧客ニーズの把握に努めてきたが、今回現地法人を設立することで、積極的な営業活動を展開し顧客への働きかけを強化するなどサービスの充実を図るもの。
なお同社は、6月15~18日、同国のバンコクで開催される東南アジア最大規模の包装関連展示会「PROPAK ASIA 2016」への出展を予定している。
商船三井 インドネシア内航LNGシャトル輸送Pに参画
商船三井(東京都港区)は5月6日、インドネシアの現地パートナーと共同でLNG船”TRIPUTRA(トリぷトラ)”を、ぺリンド・エネルギー・ロジスティック社(以下、PEL社)向けに定期貸船を開始、このほどバリ島べノア港でのプロジェクト初揚荷を完了し、出港したと発表した。
このプロジェクトは商船三井が2011年にじゅちゅした西ジャワ向け内航LNGシャトル輸送プロジェクトに次いで2件目となる内航LNGシャトル輸送プロジェクトで、同船はべノア港までLNGをシャトル輸送し、港に係留された浮体式LNG貯蔵設備に揚荷役を行う。
アース製薬 タイの子会社の増資引き受け
アース製薬(東京都千代田区)は5月6日、タイの連結子会社アース・ケミカル・タイランド(バンコク)が行う1億バーツ(約3億円)の増資を引き受けると発表した。
増資により、外資規制法の適用対象から除外され、販売できる製品のラインアップが広がる。現在は殺虫剤、芳香剤、洗口剤を手掛けているが、新たに除湿剤、エアコン洗浄剤などの取り扱いが可能になる。
ツムラ 中国・上海市で現地企業と合弁会社設立
ツムラ(東京都港区)は5月6日、中国における中薬配合顆事業に参入するため上海医薬集団股份有限公司(中国・上海市)の子会社、上海市薬剤有限公司(同)との間で、合弁会社設立に関して契約調印したと発表した。
新会社「上海上薬津村製薬有限公司」(中国・上海市)の資本金は6億RMB、出資比率は上海市薬剤51%、ツムラ49%。
関西電力 バンコクとジャカルタに現地事務所設置
関西電力はこのほど、電力需要が伸びている海外での投資を積極的に行う一方、不動産、情報通信などの分野でグループ会社の事業を強化することを内容とする中期経営計画を発表した。
このうち海外事業では東南アジアや北米、欧州などで水力や火力など発電所の新設を目指す。この方針のもと投資案件の情報を迅速に収集するため、新たにタイのバンコクとインドネシアのジャカルタに現地事務所を設置する。
同社は今後10年で、海外、情報通信、不動産の3事業にそれぞれ5,000億円を投資する。
静岡銀行 ベトナム投資開発銀行と業務提携
静岡銀行はこのほど、ベトナムにおける取引先の金融・貿易・投資などのニーズに迅速かつ適切に応えるために、ベトナム投資開発銀行(以下、BIDV)と業務提携契約を締結した。アジア地域では13行目の業務提携となる。
静岡県内企業のアジア諸国への進出は増加傾向にあり、2015年4月1日現在ベトナム進出企業は81社を数え、タイの217社、インドネシアの128社に次いでASEAN諸国の3番目となっている。そして、現地マーケットの成長性や優秀な人材等を背景に、製造業を中心とする中堅・中小企業の多くは、同国を中長期的な投資有望国として位置付けている。
BIDVはベトナムで約1000拠点を持つ大手銀行として同国全域をカバーしている。日本語に堪能なスタッフを配置したジャパンデスクがあるため、現地では日本語による様々なサービスを受けることができる。
東邦HD 医薬品でベトナムAICグループと業務提携
東邦ホールディングス(東京都世田谷区)はこのほど、ベトナムで外国企業医薬品取扱許可証を取得し、同国で医薬品卸売事業を行っているAdvanced International group of companies(ベトナム・ハノイ市 以下AIC Group)と第一回日越医療交流会議「日越医薬品交流フォーラム」を開催するとともに、AICグループとベトナムにおける協業契約を締結した。
同フォーラムは、日本の医療用医薬品の輸入拡大を目的とした会議で、4月21日にホーチミン市で開催された。日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所が2014年12月に行ったベトナム医薬品制度調査によると、日本の医療用医薬品はこれまでベトナム市場ではわずか2%しか普及していない。
フォーラムには、内閣参与の飯島勲氏、日本製薬団体連合会理事長の木村政之氏はじめ日系企業16社と、ベトナム側からチョーライ病院、ホーチミン病院関係者約50名が出席し、意見交換が行われた。
ソニー生命 シンガポール駐在員事務所開設
ソニー生命保険(東京都港区)はこのほど、シンガポールの金融当局Monetary Authority of Singapore(MAS)より、シンガポールに駐在員事務所を設置する認可を取得し、7月1日に開設することを決めたと発表した。同事務所ではシンガポールを含む東南アジア地域の金融・保険市場に係る情報収集と調査を行う。
丸紅 豪州ゴールドコースト市のトラム延伸受注
丸紅は5月2日、丸紅オーストラリアと共同で出資するGoldlinQ Holding Pty Ltd(以下、GoldlinQ社)を通じて、豪州クイーンズランド州政府より同州ゴールドコースト市における路面電車システム(以下、トラム)延伸に関わるパブリック・プライベート・パートナーシップ(以下、PPP)事業権を取得したと発表した。
GoldlinQ社は2011年に同州政府からPPP事業権を取得し、2014年7月からゴールドコースト市内海岸沿い13㌔㍍・16駅からなるトラム路線の運航・保守を行っている。
今回トラム路線を北西へ7.3㌔㍍・3駅延伸する州政府の計画決定に伴い、PPP事業権を取得した。総事業費は約4億豪州㌦で、新路線の建設後は既存路線と併せて12年間にわたる運行・保守を行う。