東邦HD 医薬品でベトナムAICグループと業務提携
東邦ホールディングス(東京都世田谷区)はこのほど、ベトナムで外国企業医薬品取扱許可証を取得し、同国で医薬品卸売事業を行っているAdvanced International group of companies(ベトナム・ハノイ市 以下AIC Group)と第一回日越医療交流会議「日越医薬品交流フォーラム」を開催するとともに、AICグループとベトナムにおける協業契約を締結した。
同フォーラムは、日本の医療用医薬品の輸入拡大を目的とした会議で、4月21日にホーチミン市で開催された。日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所が2014年12月に行ったベトナム医薬品制度調査によると、日本の医療用医薬品はこれまでベトナム市場ではわずか2%しか普及していない。
フォーラムには、内閣参与の飯島勲氏、日本製薬団体連合会理事長の木村政之氏はじめ日系企業16社と、ベトナム側からチョーライ病院、ホーチミン病院関係者約50名が出席し、意見交換が行われた。