東電HD 越配電設備システム普及促進事業の業務開始

東電HD 越配電設備システム普及促進事業の業務開始

東京電力ホールディングスはTHEパワーグリッドソリューション(以下、THE)とともに、国際協力機構(JICAの「開発途上国の社会、経済開発のための民間技術普及促進事業)の募集に対し、「ベトナム国配電設備計画システム普及促進事業」を応札して採択されていたが4月13日、ベトナム・ハノイ市を供給エリアとするハノイ配電公社(以下、HPC)に対する事業活動を開始したと発表した。
同事業は、東京電力パワーグリッド(以下、東京電力PG)が保有する停電時間削減に向けた配電系統の計画・形成ノウハウと、THEが提供する配電計画支援システムをパッケージにしてHPCへ技術移転するもので、HPCにおいてこれらのノウハウやシステムの普及促進を墓rことを目的としている。
今年9月にはHPC職員を日本に招聘し、日本の配電計画の方法や支援システムの使い方等について研修を行う。さらに10月以降は電力供給信頼度の改善度合いを評価するため、日本の配電システムを導入する実証実験を行う予定。

アルプス物流 フィリピンに駐在員事務所開設

アルプス物流 フィリピンに駐在員事務所開設

アルプス物流(横浜市港北区)は4月13日、フィリピンにおける初の拠点として4月4日、マニラ・ムンティンルパ市に駐在員事務所を開設したと発表した。
同社はASEANを重点エリアの一つとして、ネットワーク拡充に取り組んでいる。2015年10月のベトナム・ハノイでの駐在員事務所開設に続くもの。今後はフィリピンでの将来の現地法人開設も視野に入れ、市場動向調査や現地進出企業との関係強化を図っていく。

JXエネルギー 越国営石油に出資し戦略的協業契約

JXエネルギー 越国営石油に出資し戦略的協業契約

JXエネルギーは4月14日、ベトナム最大手の石油製品販売会社、ベトナムナショナルペトロリウムグループ(通称ペトロリメックス)との間で、同社が実施する第三者割当増資(株式の8.0%)を引き受けることで12日に契約を締結、また13日に同社および同社の大株主であるベトナム政府との3社間で戦略的協業契約を締結し、両社首脳及びベトナム政府関係者らの出席のもと調印式を執り行ったと発表した。

日立化成 中国で産業用鉛蓄電池の製造子会社設立

日立化成 中国で産業用鉛蓄電池の製造子会社設立

日立化成は4月14日、中国広東省で産業用鉛蓄電池の製造子会社を設立すると発表した。新会社の資本金は2800万㌦(約33.6億円)で、設立は5月、本格稼働は2017年7月の予定。
既存の台湾地域、ベトナム、フィリピンに続く製造拠点の拡充で、産業用鉛蓄電池の中国市場の需要を取り込み、売り上げの拡大を図る。

エーザイ 比でレビー小体型認知症の承認取得

エーザイ 比でレビー小体型認知症の承認取得

エーザイは4月14日、フィリピンの販売子会社HI-Eisai Pharmacetical.Inc.がアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト(一般名ドネぺジル塩酸塩)について、フィリピンにおいて新たにレビー小体型認知症に対する適応拡大の承認を取得したと発表した。
2014年9月の日本に続き、世界で2番目。なお、現在タイでも適応拡大について申請中。

郵船ロジスティクス 香港に冷蔵・冷凍施設

郵船ロジスティクス  香港に冷蔵・冷凍施設

郵船ロジスティクスは4月13日、香港法人Yusen Logistics(Hong Kong)Limitedがセン湾区の自社倉庫に冷蔵・冷凍施設を設置し、3月14日から営業を開始したことを発表した。同社が香港に冷蔵・冷凍施設を設けるのは初めて。
日本や欧州からのeコマースをはじめとした食品輸入の需要増を受け、Tsuen Wan Logistics Center(総面積約1万7000平方㍍)内に冷蔵・冷凍施設を設置した。冷蔵施設では2℃~5℃、冷凍施設は-18℃~-15℃の温度帯での保管が可能で、加工食品や生鮮品、酒類など幅広く取り扱う。

東芝エレベータ インド高級マンション向け40台受注

東芝エレベータ インド高級マンション向け40台受注

東芝エレベータ(神奈川県川崎市)の子会社のインド法人、東芝ジョンソンエレベータ・インド社はこのほど、インド・デリー近郊の高級マンション「The Camellias」向けにエレベーター40台を受注したと発表した。
今回受注したのは毎分180㍍の高速エレベーター8台を含む40台のエレベーターで、2017年に納入される。この物件は総戸数429戸、全9棟で構成され、一番高い棟が39階建ての高層マンションとして、デリー近郊の衛星都市グルガオン市に建設される。施主はインド最大手級の総合デベロッパーDLF社。

大鵬薬品 4/21から香港でチオビタ・ドリンク発売

大鵬薬品 4/21から香港でチオビタ・ドリンク発売

大鵬薬品は4月21日から、香港で栄養ドリンク「Tiovita 3000」を発売する。Tiovita 3000は、1964年に日本で発売した「チオビタ・ドリンク」(指定医薬部外品)をベースに、味やラベルを香港向けに開発した、グレープ風味のさわやかな栄養ドリンク。100mlのなかに、疲労回復に効果があるとされるタウリンやビタミンB群をチオビタ・ドリンクより多く配合した。

東芝とIHI インドネシア火力発電の拡張機器受注

東芝とIHI インドネシア火力発電の拡張機器受注

東芝とIHIは4月11日、インドネシア電力公社(PLN)がジャワ島バンテン州で進めるロンタール石炭火力発電所の拡張工事で、超々臨界圧方式の蒸気タービン、発電機、ボイラーを、EPC(設計・調達・据付)契約を結んでいるコンソーシアムのリーダー、住友商事から受注したと発表した。
東芝が超々臨界圧方式の315㍋㍗の蒸気タービンと発電機、IHIがボイラーを受注した。2018年1月から順次機器を納入し、同発電所は2019年に営業運転が開始される。今回の拡張工事により、ロンタール石炭火力発電所の総発電量は現在の945㍋㍗から1260㍋㍗まで拡張する。

楽天証券 マレーシアでネット専業リテールで合弁

楽天証券 マレーシアでネット専業リテールで合弁

楽天証券(東京都世田谷区)は4月8日、マレーシア証券取引所に上場するK&N Kenanga Holdings Berhadの連結子会社、Kenanga Investment Bank Berhadとマレーシア初のネット専業リテール証券事業の開始に向けた合弁会社を設立すると発表した。同日、合弁契約書に調印した。
Kenangaグループはマレーシア市場において総合証券会社として第3位、個人向けでは第1位のシェアを占めており、優良な顧客基盤を持つ。
楽天証券の海外進出は2015年の香港におけるFX事業の開始に続く2カ国・地域目。