東電HD 越配電設備システム普及促進事業の業務開始
東京電力ホールディングスはTHEパワーグリッドソリューション(以下、THE)とともに、国際協力機構(JICAの「開発途上国の社会、経済開発のための民間技術普及促進事業)の募集に対し、「ベトナム国配電設備計画システム普及促進事業」を応札して採択されていたが4月13日、ベトナム・ハノイ市を供給エリアとするハノイ配電公社(以下、HPC)に対する事業活動を開始したと発表した。
同事業は、東京電力パワーグリッド(以下、東京電力PG)が保有する停電時間削減に向けた配電系統の計画・形成ノウハウと、THEが提供する配電計画支援システムをパッケージにしてHPCへ技術移転するもので、HPCにおいてこれらのノウハウやシステムの普及促進を墓rことを目的としている。
今年9月にはHPC職員を日本に招聘し、日本の配電計画の方法や支援システムの使い方等について研修を行う。さらに10月以降は電力供給信頼度の改善度合いを評価するため、日本の配電システムを導入する実証実験を行う予定。