西鉄 TTP発効後見据え豪州の物流会社を買収
西鉄は2月4日、オーストラリア・シドニーの物流会社を完全子会社化すると発表した。買収するのは「マルタコート ロジスティクス オーストラリア」で、産業機器の海上貨物輸送を強みとしている。一方、西鉄は航空貨物に実績があり、買収により相乗効果が期待できると判断した。
買収に伴い、社名を「西鉄オーストラリア」に変更、西鉄21番目の海外法人として3月から営業開始する。
TTP(環太平洋パートナーシップ協定)締結によって、ニュージーランドなど参加国の貿易が活発化するのを見込み、南太平洋地域の営業力を強化する。