双日 フィリピンで自動車販売金融市場に参入
双日は2月1日、フィリピンでジャックスやフィリピン2企業と合弁で、三菱ブランドの自動車を専門に取り扱う販売金融会社「エムエムピーシー・オート・ファイナンシャル・サービシズ(以下MAFS)」を設立することで合意し、1月28日付で合弁契約を締結したと発表した。
出資するフィリピン企業はミツビシ・モーターズ・フィリピンズ(以下MMPC)、同国最大の商業銀行ビー・ディー・オー・ユニバンク(以下BDO)の子会社ビー・ディー・オー・リーシング・アンド・ファイナンス(以下BDOLF)の2社。資本金は約21億円、出資比率は双日35%、ジャックス20%、MMPC5%、BDOLF40%。
双日はジャックス、MMPC、BDOLFとともにMAFSによる事業展開を通じて、同国の自動車ユーザーにとって魅力のある販売金融商品の開発、審査手続きの迅速化などにより、利便性向上と競合他社との差別化を図り、顧客により多くの販売金融の利用機会を提供する。