JCB ベトナムの銀行と相次ぎ提携 カード発行8社に
ジェーシービー(JCB)は12月にベトナムの国有銀行アグリバンク、大手民間商業銀行ミリタリー銀行と相次ぎ提携し、同国でJCBブランドのクレジットカードを発行した。これにより、ベトナムにおけるJCBブランドのカードを発行する金融機関は計8社にまで拡大した。
JCB ベトナムの銀行と相次ぎ提携 カード発行8社に
ジェーシービー(JCB)は12月にベトナムの国有銀行アグリバンク、大手民間商業銀行ミリタリー銀行と相次ぎ提携し、同国でJCBブランドのクレジットカードを発行した。これにより、ベトナムにおけるJCBブランドのカードを発行する金融機関は計8社にまで拡大した。
岡谷鋼機 4月に東ジャワ州スラバヤに営業拠点開設
鉄鋼・機械商社の岡谷鋼機(名古屋市)はこのほど、インドネシア東ジャワ州スラバヤ市に営業拠点を開設すると発表した。4月に現地法人インドネシア岡谷鋼機スラバヤ事務所を開設する。人員は4人を予定。
同社は2011年7月に首都ジャカルタにインドネシア岡谷鋼機を設立。現在は東ジャワ州ブカシ県に事務所を設置、日本から輸入した鋼材、特殊鋼、化成品、電気・電子部品などを日系企業や地場企業に販売している。14年12月期の取扱高は108億円。15年11月末時点の従業員数は29人。
インドネシア第2の都市、スラバヤ市を拠点として、地域に密着した営業活動を行い、今後の取引拡大を目指す。
IHI運搬機械 タイで初の立体駐車場納入
IHI子会社のIHI運搬機械(東京都中央区)はこのほど、タイの首都バンコクで同社として初めて立体駐車場を納入したと発表した。タイの不動産開発会社が手掛けたコンドミニアム向け。エレベーター式が3基で合計66台分、6段昇降横行式が168台分の計234台で、タイでは最大規模の機械式駐車設備となる。受注額は数億円。
IHI運搬機械のマレーシア現地法人、IHIトランスポートエンジニアリングマレーシアがIHIアジアパシフィック(タイ、バンコク)を通じて契約した。
ディーゼル車禁止でインド自動車5社が撤回の嘆願書
インドの大手自動車メーカー5社が2015年12月、16年3月まで大気汚染防止対策として、デリー首都圏(NCR)で排気量2000cc以上のディーゼル車両の新規登録を禁止されたことを受け、最高裁判所に撤回の嘆願書を提出した。ビジネス・スタンダード(電子版)が報じた。
嘆願書を提出したのはトヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)、マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)、タタ・モーターズ、メルセデス・ベンツ・インディア、ゼネラル・モーターズ(GM)インディアの5社。
三菱商事 ミャンマーで建機レンタル事業に参入
三菱商事はミャンマーでの建設機械のレンタル事業に参入する。現地の建機販売大手ミャンマーカイドウ(MK)と合弁会社「ダイヤモンドレンタルミャンマー」(DRM、ヤンゴン市)を設立した。2016年1月から営業を始める。
現地でのインフラ開発加速に伴い建機需要の拡大が見込まれる中、MKの販売、サービス拠点を活用し、日系建設会社などに貸し出す。資産規模10億円で運用開始し、将来は同100億円を目指す。
DRMは資本金約10億円で、出資比率は三菱商事50%、MK30%、三菱商事子会社レンタルのニッケン20%、従業員26人で始動する。
ティラワ工業団地の隣接地に面積約1万平方㍍のヤード(保管場所)を確保したほか、MKのヤードも活用する。クレーンやショベル、発電機、高所作業車などをそろえ貸し出す。
世界最速エレベーター 三菱電機が上海タワーに納入
中国で最高層の地上128階建てビルとして建設中の「上海中心大厦(上海タワー)」で12月25日、地下2階の乗り場から119階の展望台まで高さ565.4㍍を55秒で到達する三菱電機製エレベーターが初めて報道陣に公開された。
分速1080㍍(秒速18㍍、時速64.8㍍)で上昇し、三菱電機では「世界最速」をうたっている。
これまでは東芝が台湾へ納入した分速1010㍍のエレベーターが世界最速だった。なお上海タワーは2016年にオープンする。
ユ-シン 生産能力増強へ中国に自動車部品新工場
自動車部品メーカーのユーシンは12月22日、中国江蘇省無錫市に新工場を建設すると発表した。受注増に対応、手狭になっている同市内の既存工場を移転し、生産能力を増強する。投資額は今後5年間で70億円程度の見込み。
新会社は2016年2月に設立する。資本金は3000万㌦(約36億円)で、ユーシンの100%子会社となる。新工場は16年後半に着工し、17年をめどにドア施錠やエンジン始動に使うキーセットづくりを始める。新工場では既存工場の2倍の売上高を目指す。
いすゞ自動車 インドでミニバン型MPV開発・生産
いすゞ自動車は2017年をめどに、インドでミニバン型の多目的車(MPV)を開発する。新興国向け戦略車として、同国内で開発するピッカップトラックをベースにした車両で、2016年にチェンナイ近郊で稼働予定の新工場で生産する。生産量は年間数万台を見込む。
インドの自動車市場はまだまだ成長が期待される。現地ニーズを反映した車両を効率的に開発し、需要を取り込む。日刊工業新聞が報じた。
日清食品 インドネシア即席麺事業で三菱商事と提携
日清食品ホールディングス(HD)は、インドネシアの即席麺事業で三菱商事と提携する。日清食品HDの現地子会社PTニッシンフーズインドネシアに、2016年の早い時期をめどに三菱商事が34%出資。三菱商事の原料調達や販売のネットワークを活用し、現地での即席麺の売り上げ拡大を目指す。
即席麺で国内最大手の日清食品HDは、成長余地の大きい海外市場の開拓を進めており、商社と組み現地でのシェアを引き上げる。日本経済新聞が報じた。
TOTO ベトナムに新たな衛生陶器の量産工場を建設
TOTO(福岡県北九州市)は12月22日、「2014~2017年度中期経営計画」グローバルサプライチェーンの一環として、供給戦略と連動した生産体制を構築すべく、ベトナムに新たな衛生陶器の生産工場を建設すると発表した。
ハノイ東側(フンイェン省)に新たな土地を取得し、新工場を建設する。同工場は衛生陶器の量産工場と位置付け、便器・洗面器を中心とした生産を予定。2016年1月から着工し、18年3月から本格稼働を目指す。