三菱商事 ミャンマーで建機レンタル事業に参入
三菱商事はミャンマーでの建設機械のレンタル事業に参入する。現地の建機販売大手ミャンマーカイドウ(MK)と合弁会社「ダイヤモンドレンタルミャンマー」(DRM、ヤンゴン市)を設立した。2016年1月から営業を始める。
現地でのインフラ開発加速に伴い建機需要の拡大が見込まれる中、MKの販売、サービス拠点を活用し、日系建設会社などに貸し出す。資産規模10億円で運用開始し、将来は同100億円を目指す。
DRMは資本金約10億円で、出資比率は三菱商事50%、MK30%、三菱商事子会社レンタルのニッケン20%、従業員26人で始動する。
ティラワ工業団地の隣接地に面積約1万平方㍍のヤード(保管場所)を確保したほか、MKのヤードも活用する。クレーンやショベル、発電機、高所作業車などをそろえ貸し出す。