江守商事 シンガポール支店開設 11/19から稼働
江守商事(福井市)はこのほど、シンガポールおよび周辺諸国での営業活動強化のため、シンガポール支店を開設したと発表した。11月19日から営業開始する。顧客のニーズに速やかに、かつ的確に応える体制を整えたとしている。
江守商事 シンガポール支店開設 11/19から稼働
江守商事(福井市)はこのほど、シンガポールおよび周辺諸国での営業活動強化のため、シンガポール支店を開設したと発表した。11月19日から営業開始する。顧客のニーズに速やかに、かつ的確に応える体制を整えたとしている。
七十七銀行 シンガポールに駐在員事務所設置へ
七十七銀行(宮城県仙台市)は取引先企業の海外ビジネス支援体制の拡充を図るため、平成28年度上半期中にシンガポール駐在員事務所を設置すると発表した。シンガポールへの拠点設置は、東北の地銀では初めて。同行の海外拠点は、上海駐在員事務所(平成17年7月設置)と合わせて2カ所となる。
三菱自動車 インドネシア生産子会社を11月中旬に増資
三菱自動車工業は11月13日、インドネシアの合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)について、11月中旬に4340億ルピア(約40億円)の増資を行うと発表した。増資後の資本金は1兆7660億ルピアとなる。2016年1月にはさらに4340億ルピアの増資を予定している。今回の段階的増資について、三菱自動車は為替リスクの回避などを挙げている。
MMKIは三菱自動車が51%、三菱商事が40%、現地パートナーのクラマ・ユダが9%出資する。現在、西ジャワ州ブカシ県のグリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(GIIC)工業団地で新工場の建設を進めている。工場の敷地面積は30㌶で、17年の操業開始を予定。年産能力は16万台で、20年半ばに24万台へ引き上げる。
ヤマハ タイでゴルフカート生産 年1万台目標
ヤマハ発動機は、タイで2人乗りゴルフカート「YDRE」の生産を開始した。日本、米国に次ぐ3カ所目で、向こう1年間で4000台を生産。2018年に年間1万台規模の生産を目指す。
現地法人タイ・ヤマハ・モーター(TYM)を通じてバンコク東郊サムットプラカーン県の自社工場内にゴルフカートの生産ラインを設置した。投資額は5000万円。組み立てや検査の設備を導入した。国内販売のほか、アジア各国に輸出する。
ヤマハ発動機によると、経済成長に伴う所得向上を受けてアジアのゴルフ人口は拡大しており、ゴルフ場の新設も加速している。生産体制を整備し、これらの需要増に応える。
アンデルセン インドネシアで合弁パン事業
広島県を拠点とするアンデルセングループは、インドネシアでのベーカリー事業に乗り出す。持ち株会社のアンデルセン・パン生活文化研究所(広島市)が、インドネシアで最大級のコンビニエンスストア「インドマレット」の運営を手掛けるインドマレットグループと冷凍パン製造の合弁事業について基本合意した。
2016年1月をめどに冷凍パン生地の製造・販売を手掛ける合弁会社を設立する。合弁会社の名称は「タカキ インドロティプリマ 」で、資本金は約6億円。出資比率は非公表。合弁会社が約3億円を投じて建設する工場は16年6月に完成予定。冷凍パン生地をコンビニエンスストアなどに供給する。将来的にはインドネシアでフランチャズ(FC)ベーカリーの展開を目指す。
アンデルセンは香港など東南アジア中心にFC方式でベーカリー「リトルマーメイド」「デニッシュバーショップ」を展開、アメリカでは直営店を持つなど海外事業に力を入れている。日本経済新聞が報じた。
ミネベア,大崎電 カンボジア・スマートシティで協業
ミネベアと大崎電気工業はこのほど、ミネベアがカンボジアの首都プノンペンで進めている無線制御を用いた「プノンペンスマートシティ構想」において、大迫電気が持つ電力量計(スマートメーター)を加えた技術開発について協業することで合意した。
ミネベアは現在、プノンペン市内やアンコールワット周辺など5カ所に、約9000本の高効率LED街路灯を設置し、これらを遠隔制御の無線ネットワークで結んで、自動で超硬制御するとともに、劇的な電力使用量の削減を実現する計画を進めている。
神戸製鋼 シェア上積みへインドに圧縮機の新会社
神戸製鋼所は11月12日、インドで汎用圧縮機事業のマーケティング、営業などを担う新会社を設立し、11月から本格的に営業を開始したと発表した。新会社は3年間で累計500台、将来的に年間1500台の販売を目標に掲げる。
同社の汎用圧縮機事業は、日本や東南アジア地域で大きなシェアを占めており、今回の新会社設立で世界シェアの上積みを狙う。
日鉄住金物産 インドネシアで線材加工本格生産開始
日鉄住金物産はインドネシアの線材加工工場で本格生産を始めた。主に自動車部品の軸受けに使う鋼線を製造し、日系の鋼球メーカーに供給する。同社にとって初の海外での鋼材加工となる。2015年内に鋼球ベースで月産300㌧体制を目指す。
住友商事 中国で商業施設の開発・運営・管理事業
住友商事は11月10日、中国で商業施設の開発コンサルティング・運営・管理事業に参入すると発表した。現地コンサルタント会社の上海利林置業(上海市)と11月中に合弁会社を設立し、商業施設の企画開発やテナント指導、販売促進などのサービスを提供する。
オリオンビールが台湾に初の海外営業拠点を新設へ
オリオンビール(沖縄県浦添市)の嘉手苅社長は11月8日、台湾・台北市で2016年、台湾に営業所を新設することを明らかにした。
台湾から沖縄を訪れる観光客が増加し、台湾ファミリーマートがオリオンビールを定番商品として扱うなど台湾への出荷量が増加しており、今後も成長性が見込めると判断した。拠点を構えることで営業スピードを速め、更なる出荷量の伸びを見込む。同社の海外拠点開設は初めて。沖縄タイムスなどが報じた。