三菱自動車 インドネシア生産子会社を11月中旬に増資
三菱自動車工業は11月13日、インドネシアの合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)について、11月中旬に4340億ルピア(約40億円)の増資を行うと発表した。増資後の資本金は1兆7660億ルピアとなる。2016年1月にはさらに4340億ルピアの増資を予定している。今回の段階的増資について、三菱自動車は為替リスクの回避などを挙げている。
MMKIは三菱自動車が51%、三菱商事が40%、現地パートナーのクラマ・ユダが9%出資する。現在、西ジャワ州ブカシ県のグリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(GIIC)工業団地で新工場の建設を進めている。工場の敷地面積は30㌶で、17年の操業開始を予定。年産能力は16万台で、20年半ばに24万台へ引き上げる。