タイの国際空港内に事務所開設 アルプス物流
アルプス物流はタイの首都バンコクに近いスワンナプーム国際空港に事務所を開設した。航空貨物の輸出入業務を自社で担う体制を整えた。半導体を中心に航空貨物の輸入需要が拡大していることに対応した。顧客の利便性向上につなげる。
新事務所はタイの現地法人アルプス・ロジスティクス(タイ)を通じて空港内にあるビルに新設した。名称は「アルプス・ロジスティクス(タイ)空港事務所」。日刊工業新聞が報じた。
タイの国際空港内に事務所開設 アルプス物流
アルプス物流はタイの首都バンコクに近いスワンナプーム国際空港に事務所を開設した。航空貨物の輸出入業務を自社で担う体制を整えた。半導体を中心に航空貨物の輸入需要が拡大していることに対応した。顧客の利便性向上につなげる。
新事務所はタイの現地法人アルプス・ロジスティクス(タイ)を通じて空港内にあるビルに新設した。名称は「アルプス・ロジスティクス(タイ)空港事務所」。日刊工業新聞が報じた。
三菱重工・三菱商事 シンガポール下水プラント受注
三菱重工業、三菱商事とシンガポール公益事業庁(PUB)は9月7日、PUBが新設するトゥアス新下水処理場の下水処理コストの低減とエネルギー効率の向上を実現するため、先進の水処理・再利用技術を導入した総合実証プラントを建設することで合意し、契約を締結したと発表した。
このプロジェクトは三菱重工のシンガポール現地法人、Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte.Ltd.(MHI-AP)が、三菱商事と連携、実証プラントの設計・調達・建設・試運転からプロジェクト運転段階のサポートまでを手掛けるもの。建設完了は2017年2月の予定。
日産8月中国販売5.5%減 1~8月累計はプラス保つ
日産自動車は9月7日、中国での8月の新車車販売台数が前年同月比5.5%減の8万9000台だったと発表した。景気が減速して販売競争が激しくなる中、商用車と乗用車の販売がともに振るわなかった。前年同月水準を割り込むのは2カ月連続。
1~8月の累計は前年同月比1.7%増の76万800台と、プラスを保った。今年の販売台数を前年比6.4%増の130万台にする目標は変えていない。
新日鉄住金 シンガポール地下鉄工事土留め型鋼納入
新日鉄住金は9月3日、西松建設とBACHY SOLETANCHE SINGAPORE(バッシー ソレタンシュ シンガポール)社とのジョイントベンチャー(JV)により建設が進められている、シンガポール陸上交通庁発注の地下鉄Thomson-East Coast Line(トムソン イーストコーストライン)のGardens by the Bay(ガーデンズバイザベイ)駅舎建設工事の仮設土留め壁向けに、ハット型鋼矢板ならびにH型鋼約2000㌧を納入したと発表した。
同社のハット形鋼矢板+H型鋼工法(ハット+H)は、ハット形鋼矢板とH型鋼を溶接で一体化させた、高剛性かつ高効率な組み合わせ鋼矢板工法だ。この工法はすでに海外の河川護岸や港湾岸壁などの複数のプロジェクトにおいて、本設構造物として採用されているが、今回初めて仮設土留め壁としてMRT工事に採用され、現在順調に施工が進められている。
シンガポールでは一般的にソルジャーパイル工法(U形鋼矢板とH形鋼を溶接せずに、単に重ね合わせた構造)が採用されている。
インドネシア・カパー・スメルティング操業再開
三菱マテリアルは9月4日、インドネシアの銅製錬子会社、インドネシア・カパー・スメルティングが設備の修理が完了し、予定通り9月2日から操業を再開したと発表した。同社は6月中旬から設備トラブルで一時的に操業を停止していた。
JFEエンジ 東南アでごみ発電施設 まずミャンマーで
JFEエンジニアリングは、東南アジアでごみ処理発電施設などの環境事業を伸ばす。まずミャンマーで同国初のごみ処理施設をヤンゴン市当局から約20億円で受注した。設計から建設まで一括で請け負い、2017年春の完成を目指す。ミャンマーの納入実績をテコに17年度に東南アジアの環境事業で約300億円の受注高を目指す。
ごみ発電処理施設は、ごみ焼却時の廃熱で蒸気を発生させタービンを回して発電する。ミャンマーの施設では約20万人分のごみにあたる日量約60㌧の焼却能力を持つ小型炉を建設する。発電能力は700㌔㍗を見込む。ヤンゴン市の人口は約520万人で、経済成長とともにごみの排出量が増加。ごみ処理施設の整備が急務となっている。日本経済新聞が報じた。
KDDI カンボジア・プノンペンに支店設立
KDDIは9月3日、カンボジアの首都プノンペンで10月1日に支店を設立すると発表した。現地への進出を狙う企業向けにシステム構築や高品質なネットワークの整備、コンサルティングなど幅広い業務を支援する。
中国・国美電器 9月中に日本製品専門通販サイト
中国家電量販大手の国美電器は9月中に、日本の製品や商品を専門的に取り扱うインターネット通販サイト「日本館」を開設する。まず家電製品を中心に仕入れて中国の消費者向けに売り出す。中国でも日本製品の人気が高いためで、同様の専門サイトで先行した京東集団(JDドットコム)などを追撃する。
東光 スマホ向けインダクター ベトナムで量産開始
東光は親会社の村田製作所と共同開発したスマートフォン向けのインダクター(コイル)「DFES」の量産をベトナムで開始した。米アップルが近く発売するスマホの新モデルに搭載されるとみられる。2014年3月の連結子会社化後、初の共同開発品となる。
スズキ インド市場に「シアズ」ディーゼルHV投入
スズキはインド市場にハイブリッド車(HV)を投入した。インド子会社のマルチ・スズキが、中型セダン「シアズ」のディーゼル車にマイルドハイブリッドシステムを搭載し、発売した。同システムの海外展開とディーゼルHVはスズキ初。インド政府が進める環境車の優遇措置も追い風に、インド自動車業界における首位の座を確固たるものとする。
シアズHVは排気量1300ccディーゼルエンジンと電気モーターで走行を補助するマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた。燃費は軽油1㍑当たり約28.1㌔㍍。価格は82万3000ルピー(約150万円)からと抑え、政府の優遇措置の対象にもなっている。