JFEエンジ 東南アでごみ発電施設 まずミャンマーで
JFEエンジニアリングは、東南アジアでごみ処理発電施設などの環境事業を伸ばす。まずミャンマーで同国初のごみ処理施設をヤンゴン市当局から約20億円で受注した。設計から建設まで一括で請け負い、2017年春の完成を目指す。ミャンマーの納入実績をテコに17年度に東南アジアの環境事業で約300億円の受注高を目指す。
ごみ発電処理施設は、ごみ焼却時の廃熱で蒸気を発生させタービンを回して発電する。ミャンマーの施設では約20万人分のごみにあたる日量約60㌧の焼却能力を持つ小型炉を建設する。発電能力は700㌔㍗を見込む。ヤンゴン市の人口は約520万人で、経済成長とともにごみの排出量が増加。ごみ処理施設の整備が急務となっている。日本経済新聞が報じた。