旭硝子 中国広東省で液晶パネル用ガラス工場を新設
旭硝子は4月17日、中国広東省恵州市で液晶パネル用ガラス工場を新設すると発表した。これにより、需要拡大が続く中国でのガラス基板製造から加工工程を含めた一貫生産体制をを確立することになる。生産を担う新会社は「旭硝子顕示玻璃(恵州)有限公司」で、旭硝子が100%出資する。設立時期は2015年半ばで、稼働開始は16年末~17年初を予定。総投資額は約270億円で、日本から最新鋭の設備を移設することで、投資額を大幅に圧縮するとしている。
旭硝子 中国広東省で液晶パネル用ガラス工場を新設
旭硝子は4月17日、中国広東省恵州市で液晶パネル用ガラス工場を新設すると発表した。これにより、需要拡大が続く中国でのガラス基板製造から加工工程を含めた一貫生産体制をを確立することになる。生産を担う新会社は「旭硝子顕示玻璃(恵州)有限公司」で、旭硝子が100%出資する。設立時期は2015年半ばで、稼働開始は16年末~17年初を予定。総投資額は約270億円で、日本から最新鋭の設備を移設することで、投資額を大幅に圧縮するとしている。
エース アジアに照準 年10件ベースで出店・改装目指す
スーツケースなどかばん大手のエース(東京都渋谷区)は主力のスーツケースブランド「プロテカ」の海外展開に力を入れる。今後3年はタイなどアジアで年10件ベースで出店・改装を目指す。かばんの四辺のどこからでも開け閉めできる「360」など独自設計で伸びている。日本で唯一の国産スーツケースとして商品開発も進め、欧米メーカーに対抗する。日経産業新聞が報じた。
シミックHD ベトナムで6月から医療コンサル事業
医薬品の開発支援大手、シミックホールディングスは6月をめどにベトナムで、現地法人シミックベトナム(ホーチミン市)を通じてコンサルティング事業を始める。同国に参入したい日本企業や現地企業に対し、医薬品の開発時の戦略や国際基準にのっとった製造方法の相談に乗る。現地法人は2015年1月に設立済み。
川崎重工業 中国でロボット品目拡充し年産1万台へ
川崎重工業は中国江蘇省蘇州市のロボット工場で生産する品目の拡充に乗り出す。6月に本格稼働する同工場は新製品3機種の生産でスタートするが、ロボットの地産地消を促す中国政府の関税政策などを踏まえ、現地生産の対象を広げる。競争力のあるコスト、納期でロボットを供給し、人材不足などを背景に拡大する中国の自動化需要を取り込む。主力の自動車向けはじめ電気電子や一般機械など幅広い分野をターゲットに生産品目を順次拡大し、2018年度に中国で年産1万台を目指す。日刊工業新聞が報じた。
日立オートモーティブ インド・チェンナイに新工場
日立オートモーティブ(東京都千代田区)は4月16日、インドのチェンナイ地域に自動車機器システムの新工場を竣工したと発表した。投資額は約50億円。10月からバルブタイミングコントロール(VTC)と点火コイルの生産を開始し、今後生産品目の拡大を図る。2012年4月に設立した新会社「日立オートモーティブシステムズインド」が新工場を運営する。新工場の敷地面積は約10万平方㍍。2020年度に売上高39億ルピー(約62億円)を目指す。
三井倉庫HD インドネシア西ジャワ州GIICに新倉庫
三井倉庫ホールディングスは4月16日、グループの三井倉庫インターナショナルがインドネシア西ジャワ州ブカシ県のGIIC工業団地内に建設していた新たな物流施設「三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫」が完成、稼働を開始。同日、竣工式を執り行ったと発表した。今回稼働開始した新倉庫の敷地面積は約5万3700平方㍍、延べ床面積約3万1500平方㍍の平屋。タンジュンプリオク港近郊の同社のチヤクン倉庫と合わせ、インドネシアで保有する倉庫の延べ床面積は4万4500平方㍍となった。同新倉庫は、ジャカルタ東部工業団地群の中心にあるGIIC(グリーンランド・インターナショナル・インダストリアル・センター)工業団地内に位置している。
アートネイチャー アジア事業強化へタイに現地法人
アートネイチャーは4月15日、タイに現地法人を設立すると発表した。アジアでの事業基盤強化が狙い。設立時期は6月を予定。かつら製品など毛髪関連製品を販売する。新会社の資本金は200万バーツ(約700万円)で、シンガポールの全額出資子会社アートネイチャー・シンガポールが49%、タイのコンサルティング会社2社が計51%出資する。アートネイチャーは2012年にシンガポールに現地法人を設立。14年4月にはカンボジアでも生産子会社を設立、東南アジアでの生産販売拠点を設置している。ZUU onlineなどが報じた。
SBI HD タイ初のインターネット専業で証券事業参入
SBIホールディングス(東京都港区)は4月16日、タイの大手証券会社フィナンシアサイラス証券(バンコク市)と設立したインターネット専業証券会社「SBIタイオンライン証券」(バンコク市)が、タイ証券取引委員会から証券業ライセンス交付の基本承認を得たと発表した。これにより、SBIタイオンライン証券はタイ初のインターネット専業証券会社として、2015年秋を目途に営業を開始する。SBIタイオンライン証券の資本金は5億バーツ(約18億円)、出資比率はSBIグループ55%、フィナンシアサイラス証券45%。
インドネシア1~3月新車販売 トヨタのシェア30.4%
インドネシア新車販売の2015年第1四半期におけるトヨタ・アストラ・モーター(TAM)社の卸売販売台数は8万5726台となり、全体の28万2569台の30.4%のシェアを獲得し首位だった。第2位はダイハツ工業、第3位はホンダだった。TAMのラフマット・サムロ社長は15年のシェアは、33%を目標とすると発言している。1月は2万7166台でシェア28.8%、1~2月期は5万3909台でシェア29.5%だった。14年の第1四半期では11万3476台でシェア34.5%だった。ビスニス・インドネシアが報じた。
ALSOK 需要取り込みへインド営業拠点拡充
綜合警備保障(ALSOK)は、インドに進出した日系企業向けに提供している警備関連のコンサルティング・機器販売事業を拡大する。このほどインドで2カ所目となる営業拠点を設けた。経済発展が著しいインドで営業体制を拡充し、需要を取り込む。子会社のALSOKインディアの事務所を同国南部のチェンナイに新設した。北部のグルガオンに次ぐインド2カ所目の拠点となる。