川崎重工業 中国でロボット品目拡充し年産1万台へ

川崎重工業  中国でロボット品目拡充し年産1万台へ

川崎重工業は中国江蘇省蘇州市のロボット工場で生産する品目の拡充に乗り出す。6月に本格稼働する同工場は新製品3機種の生産でスタートするが、ロボットの地産地消を促す中国政府の関税政策などを踏まえ、現地生産の対象を広げる。競争力のあるコスト、納期でロボットを供給し、人材不足などを背景に拡大する中国の自動化需要を取り込む。主力の自動車向けはじめ電気電子や一般機械など幅広い分野をターゲットに生産品目を順次拡大し、2018年度に中国で年産1万台を目指す。日刊工業新聞が報じた。