三菱食品 中国・広州市で現地法人 6月に業務開始
三菱食品(東京都大田区)は4月15日、中国広東省広州市に100%出資による現地法人を13日付で設立したと発表した。設立したのは「広州広菱食品商貿有限公司」で、資本金は800万元(約1億5000万円)。6月にも業務を開始する。同社では、中国でも重点地域と位置付けられている珠江デルタ地域において、スピード感を持った新規事業の構築や顧客企業に対するサービスのさらなる向上を目指すとしている。
三菱食品 中国・広州市で現地法人 6月に業務開始
三菱食品(東京都大田区)は4月15日、中国広東省広州市に100%出資による現地法人を13日付で設立したと発表した。設立したのは「広州広菱食品商貿有限公司」で、資本金は800万元(約1億5000万円)。6月にも業務を開始する。同社では、中国でも重点地域と位置付けられている珠江デルタ地域において、スピード感を持った新規事業の構築や顧客企業に対するサービスのさらなる向上を目指すとしている。
東洋建設 カンボジア・シハヌークビル港整備工事着工
東洋建設と前田建設工業は4月14日、2014年11月にカンボジア・シハヌークビル港湾公社から受注した「シハヌークビル港多目的ターミナル整備工事」に、このほど着工したと発表した。同事業は日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款で実施されるもの。受注金額はJV総額で約51億3000万円(うち東洋建設分約35億9000万円)。17年7月竣工予定。東洋建設にとってカンボジアにおける過去最大規模の工事となる。
マルコメ「ハラル」認証取得 みそ輸出・国内で販売へ
マルコメ(長野市)はこのほど、ムスリム(イスラム教徒)に配慮した、豚やアルコール由来の成分によらない製品として、NPO法人日本ハラール協会(JAKIM承認機関)の認証を取得した有機みそを4月中旬から国内および海外向けに販売開始すると発表した。同社が3月31日付でハラル認証取得した家庭用の有機みそは「ハラール料亭の味750g」(国内・輸出用)の2商品で、初年度1万2000㌜を販売目標とする。
日通 総合物流サービス強化へインドネシアに新会社
日本通運はインドネシアにおける保管や配送など従来の物流サービスに加え、企業の物流を一括で請け負うサードパーティロジスティクス(3PL)など、総合的な物流サービスを手掛ける新会社を設立する。ジャカルタに設立する新会社は「NEXロジスティクス・インドネシア」で、日通グループが100%出資する。8月にも、ジャカルタから東に70㌔㍍に位置する西ジャワ州ブカシ県の工業団地内に物流施設を新設する。日刊工業新聞が報じた。
東レ 韓国・麗水市から浄水ろ過膜「トレフィル」受注
東レは4月13日、韓国・麗水(ヨス)市の膜ろ過水道浄水設備向けに、中空糸限外ろ過(UF)膜「トレフィル」を受注したと発表した。同設備は1日当たり13万4000立法㍍の処理規模を持ち、同社UF膜の納入案件としても最大となる。今回の受注で、同社は韓国の水道浄水膜設備で処理水量合計で1日22万立法㍍以上となり、50%近い圧倒的なシェアを占めることになる。今回受注分トレフィルの納入は2016年中、プラント稼働開始は17年の予定。
インドネシア1~3月二輪車販売19%減 燃料高響く
インドネシアの第1四半期(1~3月)の二輪車販売台数(確定値)は、前年同月比19%減の161万台だった。年初から低オクタン価ガソリン向けの補助金が撤廃されて変動価格制となったが、燃料値上げが相次ぎ消費者に不安が広がった。年初から、1月が前年同月比13%減、2月が同18%減、そして3月が同24.7%減となった 。前年同月比で、月を追って減少幅が広がっている。月間で60万台割れが続いているが、年央にかけての回復が見込まれている。
二輪車製造業者協会(AISI)の統計(出荷ベース、輸出除く)によると、1~3月は5社中4社の販売が前年同期を下回った。スズキが6割強落ち込み、TVS、ヤマハ、ホンダも2割以上販売台数を減らした。カワサキは唯一販売を伸ばした。NNAが報じた。
ベトナム 日本農業を誘致 昭和電工の植物工場検討
ベトナム政府は日本政府と農業技術交流を実施しているが、こうした一環でベトナム政府は4月8日、日本の昭和電工がベトナム・ハナム省で植物工場を提案していることを発表した。同工場はLED照明を活用した栽培法で、同政府はドンバンⅡ工業団地での導入を予定していると伝えている。総投資額は1億㌦程度の見込み。2015年末までの稼働を予定している。この栽培法により、野菜の生産性は2.5倍に向上すると見込まれている。アセアンポータルが報じた。
タケウチ建設 15年秋にもミャンマー営業拠点
タケウチ建設(広島県三原市)は2015年秋にもミャンマーに営業拠点を開設、社員を派遣し工事に受注を目指す。ティラワ経済特区の工業団地に進出した日系メーカーの工場建設の基礎工事を1件受注した。同社は、軟弱な地盤でも建設の損傷が発生しにくい独自の独自の施工技術「TNF工法」を特徴としており、進出の動きが加速しつつある日系企業の工場や物流施設、店舗などの建設需要を取り込みたい考え。
ミャンマーでは今秋の工場建設の基礎工事の着工に合わせて現地法人を設立し、駐在員を1人派遣。さらに受注の取り込みを目指す。また、16年にはベトナム・ホーチミン市に現地駐在員を置く予定。
相生産業 マレーシアに業務用調味料新工場 年内稼働
業務用調味料などを製造する相生産業(埼玉県毛呂山町)は、マレーシア西部のセランゴール州に新工場を設ける。2015年内にも稼働する計画で、海外で人気の照り焼きソースなど日本食調味料を生産、マレーシアのほか東南アジア各国の日本食店などに供給する。東南アジアにも浸透してきている日本食の需要を取り込むのが狙いだ。
2013年に設立した現地法人、瀬戸内食品産業の建物の一部に生産設備を導入する。海外でも人気の高い照り焼きソースやラーメンスープのもとなどの業務用調味料を生産する。1日当たりの生産能力は計500㌔㌘で、受注状況を見極めながら順次拡大していく方針。商品は日本食を提供するレストランやホテルなどに納入する。日経産業新聞が報じた。
日立 上海モーターショーに次世代製品・システム出展
日立オートモーティブシステムと日立汽車系統(中国)有限公司は、4月22~29日の8日間、中国・上海の総合展示会施設「国家会展中心」で開催される「第16回上海国際汽車工業展覧会2015(通称・上海国際モーターショー)」に出展する。今回は「体感」「実感」、未来を駆ける次世代モビリティーを支える日立オートモーティブシステムグループの「環境」「安全」「情報」分野の先進テクノロジーによる幅広い製品・システムを出展する。