インドネシア1~3月二輪車販売19%減 燃料高響く
インドネシアの第1四半期(1~3月)の二輪車販売台数(確定値)は、前年同月比19%減の161万台だった。年初から低オクタン価ガソリン向けの補助金が撤廃されて変動価格制となったが、燃料値上げが相次ぎ消費者に不安が広がった。年初から、1月が前年同月比13%減、2月が同18%減、そして3月が同24.7%減となった 。前年同月比で、月を追って減少幅が広がっている。月間で60万台割れが続いているが、年央にかけての回復が見込まれている。
二輪車製造業者協会(AISI)の統計(出荷ベース、輸出除く)によると、1~3月は5社中4社の販売が前年同期を下回った。スズキが6割強落ち込み、TVS、ヤマハ、ホンダも2割以上販売台数を減らした。カワサキは唯一販売を伸ばした。NNAが報じた。