タイで駐在員向け住宅事業 東急がサハGと合弁で
東京急行電鉄は、タイで日本人駐在員向け賃貸住宅事業を始める。タイ総合消費財メーカー最大手のサハ・グループと合弁会社を設立。東急電鉄の宅地開発のノウハウを生かして日系企業が集積するチョンブリ県で賃貸住宅を展開する。
合弁会社は「サハ東急コーポレーション」。出資比率はサハ・グループの4社で計50%、東急電鉄が45%を持つ。賃貸の戸建て住宅などを建設予定のチョンブリ県シラチャは、バンコクの南東100㌔㍍に位置する。タイで2校目となる日本人学校があるほか、サハ・グループが運営する日本をテーマにした商業施設もある。タイには日系企業7000社以上が進出し、5万人超の在留邦人がいる。