イーグルバス ラオスへバス運行システム輸出
中堅バス会社のイーグルバス(埼玉県川越市)は自社の運行管理システム「バス事業改善システム」をラオスのバス事業者へ輸出する。国際協力機構(JICA)から政府開発援助(ODA)の事業案件化調査の仮採択を受けた。同システムは十勝バス(北海道帯広市)など国内のバス会社に販売しているが、今後はアジア各地へ技術供与を目指す。
同システムはバス車両の乗降口に取り付けた先外線センサーと全地球測位システム(GPS)でバス停ごとの乗客人数や運行時間などを把握、最適な運行ダイヤやルートを設定。利用客増につなげる。今回は初の海外展開として、ラオスの首都ビエンチャンの国営バス公社に供与する。日経MJが報じた。