自動車部品工業 タイで生産能力増強 乗用車向けも
自動車部品工業(神奈川県海老名市)は、タイの生産子会社「ジブヒン タイランド」にプロペラシャフトとディーゼルエンジン部品の生産設備を導入する。投資額は約18億円を見込む。増強するプロペラシャフトの生産能力は年間約20万本。2014年内にも稼働し、日系乗用車メーカーからの新規受注に対応する。商用車メーカーからの受注が全体の8割以上を占める中、乗用車向け部品市場を開拓する。これにより日系乗用車メーカーから新たに受注を確保し、東南アジアを中心に海外事業を拡大して収益基盤を強化する。日刊工業新聞が報じた。