JBICと多摩川信金がインダストリアに協調融資
国際協力銀行(JBIC)は多摩川信用金庫(東京都立川市)と協調し、インダストリア(埼玉県入間市)に総額86万5000米㌦(約9082万円)相当を融資する。このうちJBICはインダストリアのインドネシアの現地法人リードインダストリア(LI)にドル建てで60万㌦(約6300万円)を融資する。これはインドネシア西ジャワ州カラワンでの自動車生産ライン等精密機械装置の製造・販売を行うため、LIの生産設備の増設に充てられる。
JBICと多摩川信金がインダストリアに協調融資
国際協力銀行(JBIC)は多摩川信用金庫(東京都立川市)と協調し、インダストリア(埼玉県入間市)に総額86万5000米㌦(約9082万円)相当を融資する。このうちJBICはインダストリアのインドネシアの現地法人リードインダストリア(LI)にドル建てで60万㌦(約6300万円)を融資する。これはインドネシア西ジャワ州カラワンでの自動車生産ライン等精密機械装置の製造・販売を行うため、LIの生産設備の増設に充てられる。
アートネイチャー 東南アで女性向けかつら生産
アートネイチャーは女性向けの既製品のかつらを東南アジアで生産する。8月からベトナムで生産を開始したほか、2015年初めにはカンボジアでも始める。これまで中国で製造していた。日本国内で50~60代の女性がファッション感覚でかつらを着ける動きが広がっており、低コストでの生産を増やす。生産するのは女性向け既製品の主力ブランド「ジュリア・オージェ」。中心価格は10万~20万円で、個人仕様の特注品に比べて6割ほど安い。
中国のかつら製造会社がベトナム・ホーチミン市に持つ工場で委託生産を始めた。カンボジアではプノンペンに8億円程度を投じて自社工場を建設する。中国に比べて製造コストを1割低減できるという。日本経済新聞が報じた。
鴻海 中国山西省でEV関連事業に参入か
電子機器の受託生産で世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は9月3日、中国で電気自動車(EV)関連事業への参入を目指す計画を明らかにした。郭台銘董事長が山西省太原市で開かれた会合で発表した。投資規模など具体的な内容は明らかにしなかったが、完成車の受託工場を建設する可能性が指摘されている。郭氏は山西省で投資を進めると明言した。同氏がEV事業の具体的な投資場所に言及するのは初めて。地元メディアなどが報じた。
旭硝子 インドネシアでフロートガラス設備増強
旭硝子は9月3日、インドネシアのフロートガラス設備を増強すると発表した。老朽化した窯1基を止め、西ジャワ州カラワン県チカンペックにある自動車用ガラス加工工場の近接地に新窯1基を設置する。これに伴い生産能力は、現在の年間57万㌧から約1割増える見込み。投資額は約160億円で、2016年7~9月期に稼働する予定。
メタウォーター 北九州市と組み海外で水道事業強化
水道事業大手のメタウォーター(東京都千代田区)は9月1日、北九州市と組みカンボジアの浄水場の使用電力の節減に取り組むことになったと発表した。両者は引き続き連携を深め、今後も自治体の水道運営ノウハウを海外に輸出していく考えだ。これにより、現在20億円の海外売上高を2019年3月期に100億円に引き上げる。
今回、メタウォーターと松尾設計(北九州市)がカンボジア最大の水道事業者、プノンペン水道公社で同社の遊休地に太陽光パネル7200枚を設置した。出力は1800㌔㍗で、年間202万5000㌔㍗時の発電を見込む。北九州市はアドバイザーとして参加する。この事業は、環境省の調査委託業務に採択されている。
昭和バルブ 15年からベトナムで生産開始 アジア強化
昭和バルブ製作所(滋賀県彦根市)は、2015年1月にベトナムでバルブの生産を始める。同時期に中国でも生産機種を増やすなどアジア戦略を強化する。アジアでの需要拡大に備え、市場近くで生産体制を整備、これからの需要獲得競争を有利に運ぶ。2カ国に生産拠点を設け、リスク分散する狙いもある。日刊工業新聞が報じた。
メディキット 17年までに医療用針生産ベトナムで倍増
医療用針の製造・販売を手掛けるメディキット(東京都文京区)は、2017年までにベトナム工場の生産能力を現在の2倍にj引き上げる。専用の製造装置を同工場に導入し、現在、年間1200万本の生産能力を2400万本に引き上げる。ベトナム国内で部品の内製化率を高め生産コストを削減、米穀や南米への輸出も始める。同社は宮崎県日向市とベトナムハイフォン省の2カ所に医療用針の製造拠点を持っている。日刊工業新聞が報じた。
コイズミ照明 東南アに販社・工場 海外比率3割へ
照明器具メーカーのコイズミ照明(大阪市中央区)は、2015年度にもシンガポールに販売会社を設立する。また、タイに自社工場を設けることも検討する。アジアでの事業展開を強化し、18年3月期の海外売上高比率を、現在の1割から3割に高める。シンガポールの営業所を販売会社に格上げし、タイやマレーシア、インドネシア向けの営業拠点としても活用する。同社の海外の販売会社は上海、香港に続き3か所目となる。
三菱電機 インド・アーメダバードにFAセンター
三菱電機は9月2日、インドグジャラート州アーメダバードにFAセンターを設立し、5日に業務を開始すると発表した。インドでサービス体制を強化し、同国でのFA機器関連事業で2015年度に売上高150億円を目指す。同社のインド国内のFAセンターは5か所目。
マイクロアド インドネシアでEコマース事業
マイクロアド(東京都渋谷区)は9月2日、インドネシア現地法人、マイクロアドインドネシアを設立し、同国内においてファッションEコマース関連事業に参画すると発表した。マイクロアドインドネシアは、三井物産と共同でファッションEコマース関連事業の開発を検討する。
その第一段階として日本テイストのファッション情報を取り扱う女性系メディア『MyKawaii Style』を展開する。『MyKawaii Style』は日本の流行ファッションなどを紹介するメディアで、インドネシアの女性ファッションの嗜好性を分析するマーケティング活動のほか、ユーザーとの関係性構築を図る。これにより、Eコマース事業を展開するうえでのノウハウを蓄積し、スムースなEコマース事業の立ち上げを目指す。