メタウォーター 北九州市と組み海外で水道事業強化

メタウォーター 北九州市と組み海外で水道事業強化

水道事業大手のメタウォーター(東京都千代田区)は9月1日、北九州市と組みカンボジアの浄水場の使用電力の節減に取り組むことになったと発表した。両者は引き続き連携を深め、今後も自治体の水道運営ノウハウを海外に輸出していく考えだ。これにより、現在20億円の海外売上高を2019年3月期に100億円に引き上げる。

今回、メタウォーターと松尾設計(北九州市)がカンボジア最大の水道事業者、プノンペン水道公社で同社の遊休地に太陽光パネル7200枚を設置した。出力は1800㌔㍗で、年間202万5000㌔㍗時の発電を見込む。北九州市はアドバイザーとして参加する。この事業は、環境省の調査委託業務に採択されている。