キューピー 西ジャワ州に工場 インドネシア事業本格化
キューピー(東京都調布市)は8月28日、インドネシアで10月からレストランなど外食産業に業務用調味料を販売し、2015年には家庭用の調味料も販売も開始するなどインドネシア事業を本格化することを明らかにした。
同社にとって、インドネシアは海外で8番目の拠点。これまでインドネシアの商品はマレーシアで生産し、輸入してきた。今後、西ジャワ州ブカシ県の工場で生産、販売することでコスト競争力をつける。流通面ではアルファグループと提携し、コンビニ大手アルファマートなどの販売網を利用しながら、事業拡大を展開していく。
同社は2013年2月に現地法人「キューピー・インドネシア」を設立。資本金17億円。キューピーグループが6割、三菱商事が4割それぞれ出資している。建設中の工場の総投資額は15億円。総敷地面積は2万6000平方㍍、建屋面積は3400平方㍍。今後、業務拡大で工場の増設も視野に入れている。