新日鉄住金がインドネシアで合弁で自動車用鋼板生産
新日鉄住金は8月11日、インドネシアの国営クラカタウ・スチールと自動車用鋼板を製造・販売する合弁会社「クラカタウ・ニッポン・スチール・スミキン(KNSS)」の設立について、最終契約を締結したと発表した。
KNSSは新日鉄住金80%、クラカタウ20%をそれぞれ出資。2017年半ばに工場稼働を予定。年産能力は48万㌧で、当初からフル生産することにより、2年目での黒字を見込んでいる。設備投資額は約3億㌦(約300億円)。新日鉄住金によると、インドネシアにおける自動車用鋼板市場は、13年の約70万㌧から20年には約100万㌧まで拡大する。