セイノーHD インドネシアでコールドチェーン輸送開始
セイノーホールディングス(本社:岐阜県大垣市)は、インドネシアの現地法人PT.SEINO INDOMOBIL LOGISTICS(本社:ジャカルタ、以下SIL社)で、同国内における冷凍食品の輸送を10月下旬から開始する。
セイノーは同国のサリムグループと連携して、既存施設にも適合できる保冷車の開発と、セイノーグループでコールドチェーンの輸送を手掛ける関東運輸(群馬県前橋市)の持つ保冷輸送のノウハウを現地向けに見直し、SIL社が保冷車の運用を行うことで冷凍食品の輸送が実現した。
当面は6台でサリムグループの食品工場から同グループの冷凍食品を、大消費地のジャカルタおよびその周辺地区の冷凍保管施設まで片道約100㌔㍍の輸送を行い、年内に20台の運用体制に拡大する計画だ。