セイノーHD インドネシアでコールドチェーン輸送開始

セイノーHD インドネシアでコールドチェーン輸送開始

セイノーホールディングス(本社:岐阜県大垣市)は、インドネシアの現地法人PT.SEINO INDOMOBIL LOGISTICS(本社:ジャカルタ、以下SIL社)で、同国内における冷凍食品の輸送を10月下旬から開始する。
セイノーは同国のサリムグループと連携して、既存施設にも適合できる保冷車の開発と、セイノーグループでコールドチェーンの輸送を手掛ける関東運輸(群馬県前橋市)の持つ保冷輸送のノウハウを現地向けに見直し、SIL社が保冷車の運用を行うことで冷凍食品の輸送が実現した。
当面は6台でサリムグループの食品工場から同グループの冷凍食品を、大消費地のジャカルタおよびその周辺地区の冷凍保管施設まで片道約100㌔㍍の輸送を行い、年内に20台の運用体制に拡大する計画だ。

住友商事 ミャンマーで出資先の中国社の動物薬販売

住友商事 ミャンマーで出資先の中国社の動物薬販売

住友商事(本社:東京都中央区)は、中国住友商事を通じ、ミャンマーの現地代理店KMT(Kan Myint)社と動物薬の販売に関する販売代理店契約を締結した。
2017年内を目標に、住友商事が出資する中国の動物薬メーカー、Sinder(シンダー)社の畜産向け動物薬の販売を開始する。
住友商事が25%出資するシンダー社は動物用医薬品等を製造・販売しており、特に鳥インフルエンザワクチンは、民間企業として唯一、中国国内での製造販売許可を保有している。

ワインのエノテカ台湾初進出 台北市に旗艦店舗

ワインのエノテカ台湾初進出 台北市に旗艦店舗

ワイン事業専業商社エノテカ(本社:東京都港区)は、台湾台北市の新光三越台北信義新天地店に、台湾で初となる店舗を出店する。香港、シンガポール、中国、韓国に続き海外5拠点目。
同店は台北の最も代表的な証券に位置。世界各国から厳選した幅広い産地と価格帯の700種類以上のワインを揃え、店舗面積207平方㍍と台湾の百貨店のワインショップとしては最大規模を誇る旗艦店舗。店内に24席、店外に24席と、ワインを気軽にゆっくり楽しんでもらうバーを設けた。これを契機に2018年までにさらに3店舗の出店を計画している。

東京ガスとDBJ インドネシアガス配給事業会社へ出資

東京ガスとDBJ インドネシアガス配給事業会社へ出資

東京ガス100%出資の子会社の東京ガスアジア社と日本政策投資銀行(以下、DBJ)は、新たに設立した合弁会社を通じインドネシア民間最大のガス事業者ルクン・ラハルジャ社から、子会社のガス配給事業者パンジ・ラヤ・プラミンド社(以下、PRA社)の株式33%を10月16日取得した。
東京ガスの海外におけるガス配給事業会社への出資は1992年のマレーシアのガスマレーシア社、2017年7月のベトナムのペトロベトナム低圧ガス販売会社に続き3例目となる。

KDDI ミャンマー国営MPTとIP-VPNサービス協定締結

KDDI ミャンマー国営MPTとIP-VPNサービス協定締結

KDDIはミャンマー国営電気通信事業体(以下、MPT)とIP-VPNサービス協定を締結した。これによりミャンマーで国際IP-VPNサービス「KDDI GLOBAL IP-VPNサービス」の信頼性を高め、より一層安定したサービスの提供が可能となった。MPTとIP-VPNサービスを相互接続する海外通信事業社はKDDIが初めてとなる。
今回の協定により、ミャンマーの首都ネピドーおよび最大の商業都市ヤンゴンと日本間を、海底ケーブルに加え新たに中国経由の陸線ルートでMPTと接続することが可能となり、海路と陸路による国際伝送路の完全冗長化を実現した。

伊藤ハム 台湾向け牛肉の出荷を再開 販促強化

伊藤ハム 台湾向け牛肉の出荷を再開 販促強化

伊藤ハムは、このほど再開された台湾向け牛肉輸出で、同社グループ会社の3施設が該当施設として承認を受け10月10日、台湾向けに出荷を開始した。伊藤ハムグループの今回承認を受けた施設は、サンキョーミート(有明ミート工場、霧島ミート工場)、IHミートパッカー(東京ミートセンター、越谷食肉センター)。
同社は輸出促進の取り組みとして10月11~13日開催された日本初の「日本の食品輸出EXPO」へ出展し、伊藤和牛(牛肉)、黒の匠(鹿児島産黒豚)を多くの海外の来場客へ紹介した。このほか10月17日、台湾向け日本産牛肉輸出解禁を受け、台北市内で日本畜産物輸出促進協議会 牛肉輸出部会は、日本産牛肉の魅力をプロモーションするプレスカンファレンスを開催する。

東プレ 子会社がインドグジャラート州に工場建設

東プレ 子会社がインドグジャラート州に工場建設

東プレ(東京都中央区)は、100%子会社Topre India Private Limitedがインドグジャラート州に工場を建設すると発表した。同工場の資本金は約30億円で、総投資額は約55億円。2020年中に稼動開始の予定。2021年3月期に売上高約35億円を見込む。
中長期的にインドにおける自動車生産の拡大が見込まれることから、自動車用プレス製品の製造を手掛ける。

郵船ロジ インドネシアでハラル認証取得 日系物流企業初

郵船ロジ インドネシアでハラル認証取得 日系物流企業初

郵船ロジスティクスは10月16日、食品や薬品、化粧品の輸送について、8月にインドネシアでハラル認証を取得したと発表した。同社は2015年4月、マレーシアで運送業務と倉庫業務に求められるハラル認証を日系物流企業で初めて同時取得し、2017年4月にタイ・レムチャバン倉庫で同認証を国内物流企業で初取得し、イスラム圏での円滑なビジネス対応力を強化している。

ヤマハ インドネシアで小柄な女性にも扱いやすいスクーター

ヤマハ インドネシアで小柄な女性にも扱いやすいスクーター

ヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)は、小柄な女性にも扱いやすく、スリムでスタイリッシュなボディが特徴の125ccスクーターの新製品「MIO S」(ミオS)を、インドネシアで10月から発売する。MIO Sは現行のスクーター「MIO」のプラットフォーム展開モデル。フロントパネルやボディを刷新、布地調内装、シリーズ初のLEDヘッドライトなどを新採用した。製造・販売はグループ会社YIMM(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が担う。
インドネシアの二輪市場は2016年で、年560万台(同社調べ)で推移しており、このうちスクーターが約8割を占めている。

NSWテクノサービス OpenSTACK提供で台湾企業と提携

NSWテクノサービス OpenStack提供で台湾企業と提携

NSW(日本システムウエア)のグループ企業、NSWテクノサービス(本社:東京都渋谷区、以下NSWT)は、台湾のオープンソースクラウドサービスプロバイダー、inwinSTACK inc.(本社:台湾新北市)と、このほどパートナシップ契約を締結し、日本国内企業向けにOpenSTACKの構築と運用保守サービスの提供を10月16日から開始した。
NSWTはinwinSTACKとのパートナー契約により、OpenSTACKのノウハウの提供が可能になった。これにより日本国内の顧客に高品質なOpenSTACK環境の構築とサポートを提供する。