トヨタ自動車グループの豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)は9月13日、AI搭載による、トラックや積み荷の位置・姿勢を自動で認識し、自律的に走行経路を生成して荷駅作業を行う世界初の技術を導入した自動運転フォークリフトを開発したと発表した。これにより、従来の定位置荷駅に加え、トラックの停車位置や積み荷の姿勢が一定でない状況においても、荷駅作業の自動化が可能となり、物流の自動化領域が拡大される。
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日本触媒 豊通と中国のリチウム塩製造会社へ出資
日本触媒(本社:大阪市中央区)は9月12日、リチウムイオン電池(以下、LiB)の最大市場の中国で、同社が世界で初めて商品化した高性能電解質としてのリチウム塩:LiFSI(リチウムビスフルホロスルホニル)イミド、商品名:イオネル(R)の事業拡大に向け、LiFSI事業へ進出すべく製造設備立ち上げを進めている深セン新宙邦科技股份有限公司(本社:広東省深セン市)の子会社、湖南福邦新材料有限公司(所在地:湖南省衡陽市、以下、湖南福邦)へ参画することで合意したと発表した。豊田通商(本社:名古屋市中村区)も共同出資する。豊通は豊田通商(上海)有限公司(以下、豊通上海)が出資する。
第三者割当増資を引き受け、日本触媒は2億176万9,912人民元(40億4,000万円)、豊通上海は2,920万3,539人民元(5億8,000万円)をそれぞれ出資。持株比率は日本触媒が38.0%、豊通上海は5.5%とする。湖南福邦のリチウムイオン電池用電解質LiFSIの生産能力は現状の年間1,200トンから2025年には10倍の1万2,000トンに拡大する。