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ローソン 東京でAI駆使し次世代型コンビニ店舗オープン

ローソンが6月23日、東京都港区でAI(人工知能)などの新しい技術を使った次世代型コンビニ店舗、高輪ゲートウェイシティ店をオープンした。
店内には①14台のAIカメラがあり、顧客がどんな商品を見ているかを分析する②その情報をもとに、お勧めの商品を電子看板で表示する③例えばデザート売り場で商品を手に取ると、AIがそれを認識して「コーヒーもいかがですか?」と提案してくれる④同じ棚の前に長くいると、迷っていると判断して、人気商品を紹介するーーという具合。
このほか、同店舗内では従業員の負担軽減へ、揚げ物の調理や重い飲み物を棚に並べる作業など、一部の作業をロボットが手伝っている。

国交省 日本郵便のトラック運送事業 許可取り消し処分

国土交通省は6月25日、日本郵便に対し、郵便局配達員の不適切点呼問題を受け、トラックなど約2,500台の貨物運送事業許可を取り消す行政処分を科した。また、軽自動車による運送事業に対する安全確保命令も出した。
今回の処分により、同社は今後5年間、トラックによる運送事業許可の再取得ができなくなる。このため、日本郵政グループ外に集荷などの業務を委託するほか、約3万2,000台を所有する軽バンなどの軽自動車で代替する方針を明らかにした。

過半数死守か, 与党を過半数割れに追い込むか 7/20参院選

政府は6月24日、閣議を開き参議委員選挙について、「7月3日公示、20日投開票」とする日程を決定した。今回の参院選では総数248議席のうちの半数、124議席(選挙区数74、比例選50)と、非改選の欠員を補う1議席を合わせた計125議席を争う。
石破首相は勝敗ラインについて、自民・公明の与党で非改選を合わせて過半数議席の確保を目標に掲げる。これに対し野党は、与党を過半数割れに追い込んだ先の衆院選を踏まえて、参院選でも与党を過半数割れに追い込むことで、政権交代の足がかりとしたい考えだ。

理研でIBM量子コンピューター運用開始,「富岳」と連携

ケタ違いの計算能力の高さから次世代のコンピューターして期待されている量子コンピューター。米国IBMが開発した量子コンピューターの運用が6月24日、神戸市中央区の理化学研究所・計算科学研究センターに設置され、始まった。
この量子コンピューターは、頭脳にあたる量子ビットの集積回路は156量子ビットあり、商業用としては国内で最高クラスの性能としている。計算科学研究センターにはスーパーコンピューター「富岳」が整備されており、今後は量子コンピューターと連携させることで、これまで実現できなかった計算能力の向上が期待される。

観光庁 宿泊予約「アゴダ」に業務改善命令 トラブル頻発で

観光庁がオンライン宿泊予約サイト「Agoda(アゴダ)」を運営する日本法人に対し、旅行者との間で予約した部屋が確保されていないなどのトラブルが頻発し、3月に業務改善命令を要請していたことが6月23日、分かった。
これを受け、アゴダは4月に観光庁に対策を示したが、6月以降もトラブルはなくなっていないという。このまま抜本的な改善がみられなければ行政処分に発展する可能性もある。
トラブルは宿泊料を支払って予約したインバウンド(訪日客)などがホテル、旅館に着いて初めて部屋が確保されていないことに気付くケースが多い。このほか、予約日や部屋のタイプなどの宿泊情報がホテルが販売したものと異なるケースが判明している。

コメ5kg平均価格3,920円に 4週連続値下がり

農林水産省のまとめによると、6月9日から16日までに全国のスーパーで販売されたコメ5kgあたりの平均価格は前週より256円下がり、3,920円となった。この結果、4週連続の値下がりとなり、遂に3,000円台となった。
小泉農林水産相が矢継ぎ早に進めた2,000円前後の”随意契約”の政府備蓄米の販売が5月31日から始まり、その好影響が出始めているとみられる。また、これとともに4,000円台の銘柄米の一部に値下がり傾向がみられるという。

ソフトバンク セ・パ交流戦6年ぶりV 最多9度目優勝

プロ野球のセ・パ交流戦は6月22日、ソフトバンクが2019年以来6年ぶりで12球団で最多となる9度目優勝(打最高勝率)を飾った。賞金3,000万円を獲得した。
この日、ソフトバンクは主軸の山川、近藤を欠く中、交流戦6カード目、阪神との1勝1敗の後を受けた最終戦に3−1で競り勝ち、全18試合を終えて12勝5敗1分けの好成績。2位の日本ハムを振り切った。

万博海外館 下請け企業の工事費未払い続出 新たに3カ国

大阪・関西万博の海外館建設に携わった下請け企業への工事代金未払いを訴える関係者が続出している。今回新たに声を挙げたのは4社で6月23日、大阪府庁で記者会見し、ルーマニア、セルビア、ドイツの3カ国のパビリオン建設を巡り、工事費の未払いが生じていると訴えた。
未払い金額はルーマニア館で約1億4,800万円、ドイツ館でで約1,000万円、セルビア館で数千万円という。これら3カ国のパビリオンの元請け会社は、いずれも同一の外資系イベント企業。
このほか、マルタ、中国、アンゴラ館の建設に関わった業者が工事費の未払を訴え、すでに「被害者の会」を立ち上げている。

百日ぜき 今年の累計患者3万人超す 昨年の8倍弱に急増

国立健康危機管理研究機構は6月24日、激しいせきが続く”百日ぜき”の今年の累計患者数が、速報値で3万1,966人に上ったと明らかにした。現在の集計法となった2018年以降では、2019年の1万6,845人が最多。2024年は4,000人余りと落ち着きをみせていたことから、今年の増え方は異常ですでに8倍弱となっている。
患者の多くは10代以下の子どもで、乳児の場合、重症化して死亡するリスクもある。

都議選 都民が第1党奪還, 自民過去最低, 国民・参政初議席

東京都議会議員選挙は6月22日に投開票が行われ、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が31議席で第1党となった。一方、これまで第1党だった自民党は過去最低の21議席にとどまった。
今回大きなうねりとなったのは、自民党に対する批判票の動向。国民民主党、参政党が初めて都議会で議席を獲得、国民民主党が一気に9議席を確保、参政党も3議席を占めた。
立憲民主党は2議席増やし17議席、共産党は5議席減らして14議席だった。1議席だった日本維新の会は議席を失った。石丸伸二氏が代表を務める再生の道は42人が立候補したが、議席は獲得できなかった。
今回の都議選の確定投票率は47.59%で、前回比5,2ポイント高かったが、都議選では過去5篇目に低い投票率だった。