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キオクシア”AI特需”で4〜6月期純利益47.5倍

半導体大手のキオクシアホールディングスは5月15日、2026年4〜6月期連結決算(国際会計基準)の純利益が前年同期の約47.5倍の8,690億円になる見通しだと発表した。
世界的に生成AI(人工知能)投資が急増しており、半導体の好調な需要が続き、NAND型フラッシュメモリーの販売が伸びるとみられるからだ。ただ、2027年3月期の通期の業績見通しの予想は見送った。

ロイヤルホテル 35年までに倍増の35軒体制へ

ロイヤルホテルの植田文一社長は5月14日、大阪市内で記者会見し、運営するホテルについて、2035年までに国内外合わせ、現在の2倍の35軒体制を目指すことを明らかにした。
現在は国内外で17軒を展開している。宿泊特化型ホテルを中心に増やし、国内外の観光客やビジネス客を一段と取り込む。
直近では福岡県で9月に宿泊特化型の新ブランドホテルを開業するほか、2028年6月に広島でオープンする。北海道では最先端半導体の量産を目指すラピダスに関わる出張需要を見据え、JR千歳駅前で2029年3月に開業する。

東大 処理速度1,000倍速くする素子開発

東京大学などの研究チームは、コンピューターなどに使われる半導体チップの情報処理速度を1,000倍速くする素子を開発した。熱が生じにくく、消費電力が大幅に低減できる。研究成果は米科学誌「サイエンス」に掲載された。2030年までに実用的な試作チップの開発を目指す。
今回新たに開発した「不揮発量子スイッチング素子」は電気の流れではなく、電子が持つ磁石の性質(スピン)を使ってビットを表す。実験では1ビットの情報を40ピコ(ピコは1兆分の1)秒と、従来の1,000分の1の短い時間で処理できた。
この技術を応用すれば、例えばダウンロードに1時間かかっていたデータがわずか1秒で処理できる可能性があるという。

作家の佐藤愛子さん, 老衰で死去102歳

「戦いすんで日が暮れて」「血脈」などの小説で知られ、エッセイストとしても活躍した作家の佐藤愛子さんが4月29日、老衰のため死去したことが分かった。102歳だった。告別式は近親者のみで執り行った。喪主は長女、杉山響子さん。
1923年、大阪府生まれ。1969年、「戦いすんで日が暮れて」で直木賞を受賞。父で作家の佐藤紅緑、異母兄で詩人のサトウハチローら佐藤一族の壮絶な生涯を描いた大河小説「血脈」は12年かけて完成させ、2000年に菊池寛賞を受賞した。エッセイストとしても知られ、「九十歳、何がめでたい」はベストセラーとなった。

旧人 石器使い虫歯治療していた 5万9,000年前

ロシアなどの研究チームが5月13日、米科学誌プロスワンに、旧人ネアンデルタール人が小型の石器を使って虫歯を治療していたとみられる化石を見つけたと発表した。歯は約5万9,000年前のもので、同チームは本格的な虫歯治療を施した最古の事例だとしている。
歯は下顎の奥歯で、ロシア・南シベリアのアルタイ山脈にある洞窟で発見。性別は不明の成人のもの。歯髄に届くほどの深い穴が開いていた。偶然できた損傷ではなく、治療によって意図的に施されたものだとチームは分析した。そして、治療後もこの人物は長期間生存したとみられるという。
チームは、虫歯治療にあたって「痛みの原因を診断し、適切な石器を選ぶ必要があった」と指摘。ネアンデルタール人が「洗練された認知能力を持っていたことを示している」としている。

ホンダ”脱エンジン”目標撤回, HV15車種投入

ホンダの三部敏宏社長は5月14日、事業戦略説明会を開き、2040年に新車をすべて電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)にする”脱エンジン”目標を撤回すると発表した。
これは自動車市場主力の北米で、トランプ政権の政策転換に伴うEV需要の減速を見据えたもの。この方針転換を受け、代わってハイブリッド車(HV)に注力し、2029年までに15車種を投入する方針を示した。

クマ撃退装置「モンスターウルフ」に注目

各地でクマ出没が相次ぎ、人身被害を含め事態が深刻化する中、オオカミに似せたユニークな撃退装置「モンスターウルフ」が注目を集めている。このオオカミを模したロボット装置を開発したのは、北海道奈井江町の機械部品加工業、大田精器。
赤外線センサーでクマ、シカ、イノシシなど獣を感知すると、50種類の工事現場並みの大音量とLED(発光ダイオード)ライトによる大光量で威嚇する仕組みだ。
人里にクマが相次いで出没するようになって、問い合わせが殺到。今年は例年の3倍以上の注文が寄せられているという。同社は元々、シカの食害に悩む地元農家のため、2016年から開発に取り組み、すでに380台以上を出荷していた実績がある。

紳士服業界で初の首位交代 AOKI, 青山商事抜く

紳士服業界の2強の売上高が2026年3月期決算で初めて逆転した。長く首位を占めていた青山商事の売上高は、前年同期比3.4%減の1,890億円にとどまった。これに対し2位だったAOKIホールディングス(HD)な同1.0%増の1,945億円となり、青山商事を抜いた。
ただ、この2強の戦いは紳士服市場の戦いだけではない。というのも、本業の紳士服市場は、オフィスのカジュアル化によって”スーツ離れ”に歯止めがかかっていないからだ。このため、事業多角化の推進によるアパレル以外の事業の成長性にかかっている。