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月周回有人宇宙船「オリオン」地球に帰還

米航空宇宙局(NASA)が主導する「アルテミス計画」の一環、4人の宇宙飛行士を乗せた、月周回の有人宇宙船「オリオン」が4月10日(日本時間11日)、大気圏に再突入し、米国カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水した。オリオンは予定したミッションをクリア、アポロ計画以来、およそ半世紀ぶりとなる有人飛行での月周回を終えて、無事帰還した。

関経連 ABCプラットフォーム タイで定例会議

関西経済連合会(関経連)と東南アジアの経済団体が連携したビジネス支援組織「アジア・ビジネス創出(ABC)プラットフォーム」の全体会議が4月9日、タイ・バンコクで開かれた。全体会議は今年で5回目。
関経連の松本正義会長は会議冒頭で「東南アジア諸国連合(ASEAN)と関西の関係を強化したい」と挨拶。タイの経済団体、タイ工業連盟(FTI)のグリアングライ会長は「市場に対応するだけでなく、市場をともに形づくろう」と呼び掛けた。
ABCプラットフォームは2019年、関経連が主導して設立された。

本屋大賞 朝井リョウ”イン・ザ・メガチャーチ”

全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「2026年本屋大賞」(同実行委員会主催)は4月9日、朝井リョウさん(36)の「イン・ザ・メガチャーチ」(日本経済新聞出版)に決まった。
この作品は「推し活」などによって築かれるファンダム(熱狂的なファンのコミュニティー)経済を、ブームを仕掛ける側やファンなどの視点から捉えたもの。現代社会のひずみや、翻弄される人々の孤独感を描き出している。朝井さんは同賞3度目のノミネートで大賞を射止めた。
2位は佐藤正午さんの「熟柿(じゅくし)」、3位は村山由佳さんの「PRIZEープライズ」。翻訳小説部門1位は、フランスの作家メリッサ・ダ・コスタさんの「空、はてしない青」(講談社、山本和子訳)だった。

カンヌ映画祭コンペに日本人監督の3作品

南フランスで5月に開かれる第79回カンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを競う長編pコンペティション部門に4月9日、日本人監督による3作品が選ばれた。
是枝裕和監督の「箱の中の羊」、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」、深田晃司監督の「ナギダイアリー」の3作品だ。是枝監督は2018年、「万引き家族」でパルムドールを受賞している。日本人監督による3作品がコンペ入りするのは2001年以来25年ぶり。

2月の実質賃金1.9%増 2ヵ月連続増加

厚生労働省がまとめた2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動を反映した労働者1人あたりの実質賃金は前年同月比1.9%増となり、2カ月連続プラスとなった。給与の伸びと物価上昇の鈍化が影響した。
名目賃金の現給与総額は同3.3%増の29万8,341円で、50カ月連続でプラスだった。実質賃金の算出に用いる消費者物価指数は同1.4%増だった。1月の同1.7%増から鈍化し、名目賃金の伸びを下回った。主に基本給を指す「所定内給与」は同3.3%増で、33年8カ月ぶりの高い伸びとなった。

25年度「人手不足」倒産 過去最多の442件

東京商工リサーチのまとめによると、2025年度(2025年4月〜2026年3月)の「人手不足」倒産が前年度比43.0%増の442件に上り、過去最多を記録した。要因別にみると、賃上げが資金繰りの負担になった「人件費高騰」が77,2%増の195件、従業員の退職で業務に支障を来たした「従業員退職」が40.2%増の108件などが続き、いずれも前年から大幅に増え、過去最多を更新した。
人手不足倒産を業種別にみると、飲食業が63件(前年度比178.2%増)、医療・福祉事業が53件(同76.6%増)を含むサービス業ほかが170件(同73.4%増)と突出している。以下、建設業93件(同8.1%増)、運輸業70件(同11.1%増)が続き、労働集約型で人不足が深刻化している。

革命防衛隊 ホルムズ海峡に敷設の機雷地図公表

イラン革命防衛隊がホルムズ海峡に敷設した海域の「機雷地図」が4月8日、公表された。海峡の南半分にあたる四角形の区域を危険区域に指定し、船舶にはイランの許可を得て北側を通るよう求めている。開示専門メディアのロイズリストやアルジャジーラなど複数のメディアが報じた。

合繊各社 糸・綿・生地・不織布値上げ発表

中東情勢の悪化を受けて、合成繊維大手各社が相次いで値上げを発表している。原油価格の高騰でエチレンなど中間材料が上昇し、合成繊維の価格にも転嫁された形。これらは衣料品、日用品、家電製品など幅広く使われており、様々な製品の価格にも波及するとみられる。
東洋紡と三菱商事の合弁会社、東洋紡エムシーは4月8日、釣り糸や安全手袋に加工される高機能なポリエチレンの糸や生地を、5月1日出荷分から5〜10%引き上げると発表した。同社は前日、空気清浄機のフィルターや自動車シートに使われるポリエステルやポリプロピレンの不織布などを20%以上値上げすると発表している。
帝人グループの帝人フロンティアも、7日から衣類やクッションなどの素材となるポリエステルの糸や綿、不織布20%以上、生地を15〜25%引き上げている。東レも4月出荷分から、上着やエアバッグに使われるナイロン、マスクやおむつに用いるポリプロピレンなどの繊維製品8種類を1キロあたり20〜110円以上値上げしている。

塩野義 米政府と薬剤耐性菌生産で契約 

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は4月8日、米国政府と米国内での抗菌薬「セフィデロコル」の生産に向けた契約を締結したと発表した。塩野義のグループ会社、Shionogi Inc(本社:ニュージャージー州)が、契約を締結した。米国保健福祉省の一部門、生物医学先端研究開発局(BARDA)が推進するプロジェクトの一つ、多剤耐性菌向け抗菌治療薬、セフィデロコルを2029年からの商用生産開始を目指す。これを推進するために、米国から最大で4億8,200万ドル(約760億円)の資金提供を受ける。

ブラジル政府 中国BYDを「ブラックリスト」に

ブラジル政府は4月7日までに中国の電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)を、工場建設を巡り作業員に「奴隷労働」を強いた企業として認定した。ブラジル労働省は6日、BYDを労働者を奴隷のような状況に置いた企業や個人を掲載する「ブラックリスト」に加えた。
当局は2024年末、BYDに中国人作業員を劣悪な環境で働かせたとして摘発し、一時的な工事停止を命じるなどしていた。