エスエス製薬 ED治療市販薬 処方箋なし 国内初

エスエス製薬は6月10日、勃起不全(ED)治療薬「シアリス」を市販薬として7月に発売すると発表した。ED治療薬が処方箋なしで初めて薬局やドラッグストアで買えるようになる。
ただ、薬剤師による指導が必要な「要指導医薬品」だ。1箱4錠入りで、希望小売価格は5,808円。6月30日にイオングループのドラッグストアなどで先行販売を始め、8月31日に全国で発売する予定。

アシックス 27年1月「オニツカタイガー」分社化

アシックスは6月10日、高級ブランド「オニツカタイガー」を手掛ける事業部を、2027年1月に分社化すると発表した。スポーツ用品を幅広く扱うアシックスと、経営を切り分け意思決定のスピードを早めるとともに、オニツカタイガーの高級ブランドとしての路線を明確にし、成長加速につなげる。
新会社のOTグループを率いる庄田良二社長(アシックス副社長)は「顧客からブランドが見えやすい形にする」と語っている。

豊田通商 ラオスでトラックの組み立て新会社

豊田通商は6月9日、ラオスで需要の高いトヨタ自動車のピックアップトラックの車両組み立てを担う新会社を設立したと発表した。同新会社を拠点に、段階的に設備投資や人材育成を進め、2028年4月に生産開始する予定。
これまでは、完成車の輸入が中心だったが、取り組みを一歩遡って、今回ピックアップトラックの車両の組み立てを手掛けることになったもの。

パナソニックHD DC向け蓄電池で売上高1兆円へ

パナソニックホールディングス(HD)は6月8日、データセンター(DC)向けの蓄電システムについて、2028年度に売上高で1兆円規模を目指すと発表した。同日開催した投資家向け事業説明会で蓄電池事業を手掛ける子会社、パナソニックエナジーの只信信一社長が明らかにした。このために、生産体制や開発の強化に計3,500億円を投じる。

アンソロピック サイバー攻撃拒む新AI提供開始

米アンソロピックは6月9日、先端のAI(人工知能)「クロード・ミュトス」に悪用を防ぐ安全対策を講じた新モデル「Fable(フェイブル)」の一般提供を開始したと発表した。
サイバー攻撃などの指示を自動で拒むようにしたという。同日からアンソロピックの顧客企業が利用できるとしている。

岡山大発オンコリス 食道がんに初のウイルス治療薬

岡山大学発バイオスタートアップのオンコリスバイオファーマは6月8日、厚生労働省から食道がん向け治療薬「テロメライシン」の製造販売承認を取得したと発表した。テロメライシンは、かぜの原因となる「アデノウイルス」を使った治療薬で、ウイルスを使った世界初の食道がん治療薬となる。
富士フィルム富山化学に販売を委託する。当初は約80の医療機関で販売する。夏にも薬価が決まる見通しで、今夏中の発売を予定。

オープAIがIPO申請を発表 時期は「未定」

対話型生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIは6月8日、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。時価総額は1兆ドル(約160兆円)を目指すと見られる。
上場時期については「未定」としている。また、売り出す株数などの詳細も明らかにしていない。

5月国内EV販売シェア3.5%, 補助金効果で最高

自動車販売の2業界団体(日本自動車販売協会、全国軽自動車協会連合会)が6月4日発表した5月の常用電気自動車(EV)の国内販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比2.5倍の9,632台だった。政府が4月に見直した購入補助金の効果などで販売が伸び、新車販売に占めるシェアは3.5%と過去最高となった。
新車販売に占めるEVシェアは3月に初めて3%を超え、5月はさらにシェアを伸ばした。以前は2%前後で推移していた。