横河電機(本社:東京都武蔵野市)は1月25日、子会社のヨコガワ・インドネシア(本社:ジャカルタ)がインドネシアの国営電力会社PT Pertamina Geothermal Energy(PGE)から、北スラウェシ州のラヘンドン地熱発電所向けに蒸気生産輸送設備(SAGS)用制御システムを受注し、既存システムを更新すると発表した。
6つの発電設備(1~6号機)からなるラヘンドン発電所は、120MWの電力を供給するインドネシア最大級の地熱発電所。このプロジェクトでヨコガワ・インドネシアは1~4号機のSAGSに「統合生産制御システムCENTUM VP」に加え、数多くの無線伝送機、圧力電送機、流量計を納入する。またヨコガワ・インドネシアはエンジニアリング、据え付け、試運転作業員のトレーニングを担当し、システムの統合も遂行する。
インドネシアの地熱発電量の88%がPGEの事業領域で供給されている。インドネシア政府は2030年までに国内生産する地熱発電量を、現在の2,100MWから8,000MWに増やすことを目指している。
バリュエンス 中国・上海市に現地法人設立 小売ビジネス拡大
バリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)は1月25日、グループのバリュエンスインターナショナルリミテッド(本社:中国・香港特別行政区)が、中国上海市に子会社、現地法人を設立したと発表した。
今後、中国・上海市を拠点に、バリュエンスグループの小売ブランド「ALLU」の認知度向上と小売ビジネスの拡大を目指す。
ホンダ ベトナムで現地法人が四輪車累計生産10万台を達成
ホンダは1月26日、ベトナム現地法人ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(本社:ビンフック省ハノイ)が、現地時間2021年1月26日8時(日本時間10時)に四輪車の累計生産が10万台に達したと発表した。。10万台目は「City」だった。
ホンダベトナムは1996年にベトナムにおける二輪車の製造・販売会社として設立され、2006年に四輪車の生産を開始した。以降、およそ15年間での10万台達成となった。
ANA 成田-プノンペン線 コロナ再拡大で10月まで運休へ
全日本空輸(ANA)は1月26日、成田とカンボジアの首都プノンペンを結ぶ直行便を、10月末まで運休すると発表した。同路線は2020年4月から運航を休止。12月に再開したものの、新型コロナウイルスの感染再拡大で、2021年2~4月に再び運休することが決まっていた。
20年出荷額 白物家電24年ぶり高水準 薄型テレビ11.5%増に
日本電機工業会のまとめによると、2020年のエアコンや洗濯機など白物家電の国内出荷額は前年比1.0%増の2兆5,363億円と5年連続のプラス。1996年以来24年ぶりの高水準だった。
電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、、薄型テレビの2020年の国内総出荷台数は前年比11.5%増の542万6,000台だったと発表した。
いずれも新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛意識の浸透による”巣ごもり”需要が後押ししたとみられる。
ノートPC 20年国内出荷25.1%増の894万5,000台と過去最高
電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、2020年のノートパソコンの国内出荷台数は前年比25.1%増の894万5,000台と過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの普及が主要因。
ANA 3/31より羽田ージャカルタ線を4往復便に増便
全日本空輸(ANA)は1月25日、羽田-ジャカルタ線を3月31日より羽田-ジャカルタ線を増便すると発表した。直行便を4往復に増便する。これに伴って、成田-ジャカルタ線を運休する。
外食チェーン20年売上高15.1%減 コロナで過去最大の落ち込み
日本フードサービス協会のまとめによると、全国の主要外食チェーンの2020年の売上高は前年を15.1%下回った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業などが影響した形で、落ち込み幅はリーマン・ショックの影響を受けた2009年を1.5%上回り、現在の統計を取り始めた1994年以降で最大となった。
新型コロナで外食を控える傾向が強まったことに加え、休業や営業時間の短縮が相次いだことが大きく響いた。「パブ・居酒屋」がマイナス49.5%と最も落ち込みが大きく、次いで「ディナーレストラン」がマイナス35.7%となった。
三菱重工「H3」ロケット公開 打ち上げ費用H2Aの半額目標
三菱重工業は1月23日、開発中の大型ロケット「H3」の機体を飛島工場(所在地:愛知県飛島村)で報道陣に公開した。H3は「H2B」に続く日本の次世代基幹ロケット。打ち上げ費用の削減を主要テーマに開発され、補助ロケットを使わない場合、H2Aの半額程度の約50億円に抑えることを目標としている。三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年度内の初号機打ち上げを目指す。
20年百貨店売上高26.7%減 45年ぶりの低水準 コロナ禍で打撃
日本百貨店協会のまとめによる2020年の全国百貨店売上高は、全店ベースで前年比26.7%減の4兆2,204億円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業や来店客減少が大きく響き、1975年以来45年ぶりの低水準に落ち込んだ。下落率も統計を開始した65年以降で最大だった。