ローソンが6月23日、東京都港区でAI(人工知能)などの新しい技術を使った次世代型コンビニ店舗、高輪ゲートウェイシティ店をオープンした。
店内には①14台のAIカメラがあり、顧客がどんな商品を見ているかを分析する②その情報をもとに、お勧めの商品を電子看板で表示する③例えばデザート売り場で商品を手に取ると、AIがそれを認識して「コーヒーもいかがですか?」と提案してくれる④同じ棚の前に長くいると、迷っていると判断して、人気商品を紹介するーーという具合。
このほか、同店舗内では従業員の負担軽減へ、揚げ物の調理や重い飲み物を棚に並べる作業など、一部の作業をロボットが手伝っている。
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観光庁 宿泊予約「アゴダ」に業務改善命令 トラブル頻発で
観光庁がオンライン宿泊予約サイト「Agoda(アゴダ)」を運営する日本法人に対し、旅行者との間で予約した部屋が確保されていないなどのトラブルが頻発し、3月に業務改善命令を要請していたことが6月23日、分かった。
これを受け、アゴダは4月に観光庁に対策を示したが、6月以降もトラブルはなくなっていないという。このまま抜本的な改善がみられなければ行政処分に発展する可能性もある。
トラブルは宿泊料を支払って予約したインバウンド(訪日客)などがホテル、旅館に着いて初めて部屋が確保されていないことに気付くケースが多い。このほか、予約日や部屋のタイプなどの宿泊情報がホテルが販売したものと異なるケースが判明している。
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大東建託,ケアパートナー 外国介護人材招聘・育成で協定
大東建託グループ、大東建託リーシング(本社:東京都港区)とケアパートナー(本社:東京都港区)は6月19日、人材サービスを提供するBINAWAN GROUP(本社:インドネシア・ジャカルタ)および外国人支援コンサルティングを行う森興産(本社:大阪市中央区)との間で18日、「インドネシア人介護人材招聘および育成に関する協定書」を締結したと発表した。
BINAWAN GROUPはインドネシア国内での人材募集や教育を担当し、大東建託リーシングは日本での住まい手配、ケアパートナーはインドネシア人材の介護施設での積極採用、実務指導とキャリア形成を支援、森興産はプロジェクト全体の運営支援と総合的なサポートを提供する。各社はそれぞれの強みとリソースを活用し、協力関係を構築していく。
ケアパートナーは現在約3,000人の従業員を擁し、全国で159の介護事業所を展開しているが、今後、住宅型有料老人ホームを中心に新たに140施設の開設を計画。2029年までに外国人材も新たに400人を採用する予定。
出光興産 マレーシアでの油ガス田探鉱事業に参入
出光興産(本社:東京都千代田区)は6月19日、マレーシア・サラワク州沖2鉱区の権益を取得し、油ガス田探鉱事業に参入すると発表した。韓国のSK earthon Co.,Ltd.から2鉱区の権益を取得し、マレーシアの国営石油会社、Petrolian Nasional Berhad(PETRONAS)、サラワク州営石油・ガス会社Petroleuan Sarawak Exploration and Production Sdn.Bhd(PSEP)、SK earthonとの4社間で、当該鉱区に関する生産物分与契約を締結した。
出光興産が取得した当該鉱区の権益は40%で、この契約により当該国における40%分の石油および天然ガスの探鉱・開発・生産権を保有することになる。