イオンは12月22日、首都圏と近畿圏で2026年3月に子会社スーパーの事業を再編すると発表した。これに伴い、合わせて約40億円のコスト削減効果を見込む。成長が見込める両エリアで部分的に統廃合し、規模を生かして経営を効率化する。店舗の名称も両地域でそれぞれ統一する。
首都圏では上場子会社、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)、傘下のマックスバリュ関東に、ダイエーの関東事業と、ピーコックストアを展開するイオンマーケットを統合する。近畿圏ではダイエー(本社:東京都江東区)が、KOHYOなどを展開する子会社の光洋(本社:大阪府茨木市)を吸収合併する。ダイエーの社名は残し、本社は光洋の本社所在地に移す。
今回の再編により、首都圏の店舗数は761店、」売上高は1兆500億円規模となる。近畿圏(2府4県)の店舗数はダイエーの113店と光洋の74店の計187店となる。
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東京建物 タイ・バンコクでホテル開発事業
東京建物(本社:東京都中央区)は12月18日、タイの現地法人、Tokyo Tatemono(Thailand)Ltd.(東京建物タイランド)を通じて、タイ・バンコクでホテル開発事業「voco Bangkok Siam(ボコ バンコク サイアム)」に参画したと発表した。
タイの大手デベロッパー、SC Asset Corporation Public Company Limited(本社;タイ・バンコク都、SC社)の子会社、SCX Corporation Company Limited(本社:タイ・バンコク都、SCX社)との共同事業。同事業は東京建物にとって、タイにおける初のホテル開発事業となる。
同ホテル(所在地:バンコク都パトゥムワン区)は鉄筋コンクリート造・地上29階建て、350室。2026年9月ごろ着工、2029年夏ごろ開業の予定。