「近隣との宗教の違い受け入れる」77.5% LSI調査

 インドネシア調査研究所(LSI)がこのほど行った市民の宗教に関する意識調査によると、「近隣住民との宗教の違いを受け入れる」との回答が77.5%に達した。以下、「受け入れない」15.1%、「分からない」7.4%だった。
 インドネシアで少数派のイスラム・シーア派について「受け入れる」は54%で、2005年の調査時の26.7%から大幅に増加した。イスラム異端派とされるアフマディアについて「受け入れる」は48.2%。
 また、宗教を守るために暴力を使うことについて「賛成しない」は05年の79%から59.3%へ減少した。一方、「賛成する」は05年の9.8%から24%へ増加、暴力を容認する傾向が強まる結果だった。

インドネシア人女性の22%が”未成年”花嫁

 国連人口基金(UNFPA)がこのほど発表した若年結婚に関する2000年-11年間の報告書「若すぎる結婚」によると、20~24歳のインドネシア人女性の約22%が18歳以下で結婚していたことが分かった。同報告書は、18歳以下で結婚したインドネシア人女性のうち約75.3%が初等教育までしか受けておらず、若年結婚の一つの要因に低学歴もあるのではないかと指摘している。

ジャカルタで最大のプログバン・ターミナル10/15完成

 じゃかるた新聞によると、ジャカルタで最大のターミナル、東ジャカルタのプログバン・ターミナルが10月15日、完成した。同ターミナルは、州をまたぐ遠距離バスや首都内を運行する近距離バス、乗り合いバス(アンコット)が発着するプロガドゥン・バスターミナルを後継する。面積は計14㌶。ジャカルタ外環道路と同ターミナルをつなぐ高架立体交差が完成していないため、運用開始は12月以降になる見込み。

インドネシアの資産100万㌦超の富裕層の伸びがアジア最高

 スイス系投資銀行ジュリウス・ベアが行った調査結果によると、インドネシアの100万㌦(約7800万円)以上の金融資産がある富裕層(HNWI)は、2010年から15年の間の成長率が年平均25%以上で、アジア域内最高となる見通しだ。
 同銀行のエグゼクティブディレクターがジャカルタポスト紙に明らかにしたところによると、インドネシアのHNWIの数は10年に3万3000人だったのが、15年には10万4000人へと3倍以上に増加し、総資産額は5180億㌦に達する見込みという。
 また、中長期的な成長の維持に向けた今後の課題について、いかに製造業を発展させられるかだ-との見方を示した。
 アジア地域全体の15年のHNWIは267万人、総資産額16兆7000億㌦に達すると予測。うち半数超の146万人が中国で、総資産額は9兆3000億㌦、インドもそれぞれ42万人、2兆6000億㌦に達するとしている。

呼吸器疾患400人超える スマトラの煙害深刻化

 地元紙によると、スマトラ島での煙害被害が深刻化している。ベンクル州ベンクル市保健局はこのほど、煙害による呼吸器疾患の患者が400人を超えたことを明らかにした。患者の60%が子供だという。保健局の担当者は「1カ月以上続く森林火災で発生する煙が原因。雨が降れば煙害被害も少なくなる」と語っている。

コンビニ・ウオッチング-ローソンインドネシア8月の売れ筋ランキング

◎マンガブサール店(ジャカルタ)のランキング(単位:ルピア)
オリジナル商品-「おでん」の具材では、インドネシア人に馴染みのある素材を使ってオリジナル開発したアイテムが上位を占めた。
第1位 おでん-①ロブスターボール(2000) ②フィッシュスティック(3000) ③トーフ・バソ・イカン(3000)
   *フィッシュスティックは魚のすり身をスティック状にした練り物
   *トーフ・バソ・イカンは魚のすり身と豆腐を団子にしたもの  
第2位 おにぎり-①サーモン(7000) ②ツナマヨネーズ(7000) ③から揚げ マヨネーズ(7000)
第3位 揚げ物-①ジャイアントフランク(1万2000) ②フライドチキンの「エナチキ」(1万1000)

一般商品-上位3位まですべて飲料が占めた。ミロはネスレ製のチョコレート風味飲料、コールディズはペプシシコの飲料を使ったスムージー風冷製デザート、ビールの人気銘柄は地場のアンカー、ビンタン、アイルランド生まれのギネスなど。
第1位 ミロドリンク紙カップ(4500)
第2位 コールディズ(6000~1万2000)
第3位 缶ビール(1万)

主要都市で最低賃金4割超引き上げへ

 インドネシアの主要都市で、2013年1月発効の最低賃金が前年比で4割以上引き上げることになった。ジャカルタは前年比44%増の月220万ルピア(約1万8700円)となった。工業団地が多い西ジャワ州でもボゴール県が同7割強上がるほか、トヨタ自動車などが主力工場を置くカラワン県でも同58%、ブカシ県で同48%上昇する。労働者らによる度重なるデモに押された格好での妥結となった。
 大幅賃上げの狙いは、購買力を高めて成長を維持することにある。ただ、大きな問題も内包している。消費増の恩恵を得られる企業が出てくる半面、最低賃金がインフレ率の10倍近く上昇することで、事業の採算性や物価の制御に混乱をもたらす可能性もある。

自動車販売台数 今年は過去最高を更新

 インドネシアの2012年の自動車販売台数が通年で過去最高を大きく更新することが確実となった。同国における自動車の販売台数は1~10月累計で92万3132台となっており、2011年通年の89万4164台を上回っている。2012年通年では100万台超えもほぼ確実とみられる。

世界初の設備 石炭から肥料原料 IHIが1000億円受注

 IHIはインドネシアで、肥料原料のアンモニアを量産する世界初の設備を建設する。同国の肥料大手、クジャンと共同で実証施設を運営し、2016年をメドに1000億円規模の大型設備を納入する。「褐炭」など割安な低品位の石炭を使うことで、天然ガスを使う場合と比べ製造コストを3割下げられるという。IHIは高温ガス化炉で褐炭を水素などに改質、アンモニアにする技術にメドをつけた。
 IHIは14年度、ジャカルタ市近郊で国営肥料大手クジャンと褐炭処理量が1日50㌧程度の実証設備をつくり運営する。初期投資は約50億円。16年度に処理量が1日500~1000㌧の大型設備を建設する。1000億円規模の建設費用はインドネシア側が支払う。

9月の輸出も9.35%減で、6カ月連続の前年割れ

 中央統計局が発表した貿易統計によると、9月の輸出額は前年同月比9,35%減の159億㌦で、6カ月連続の前年割れとなった。前月比では13.21%増。工業製品が5.25%、鉱業7.77%それぞれ減少し、農産物は8.40%増加した。1~9月の輸出額は前年同期比6.06%減の1430億㌦。
 9月の輸入額は前年同月比1.19%増の153億5000万㌦。前月比では11.12%増だった。1~9月の輸入額は前年同期比9.18%増の1419億7000万㌦。この結果、9月の貿易収支は5億5000万㌦の黒字となり、2カ月連続で黒字を維持。1~9月では10億3000万㌦の黒字だった。