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MHPS 韓国中部発電所の環境装置改造工事を受注

MHPS 韓国中部発電所の環境装置改造工事を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、グループ会社の三菱日立パワーシステムズ環境ソリューション(本社:横浜市西区)と共同で、韓国中部発電の保寧(ボリョン)火力発電所3号機を対象とする環境装置改造工事を受注した。
韓国政府が進める石炭焚き火力発電所の大気汚染緩和の方針を受け、SOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)、および煤塵の排出削減措置を講じるもので、新装置の稼動開始は2019年8月を予定。工事全体を請け負う現地重工大手のSTX重工業から発注を受けた
MHPSグループが手掛ける範囲はSOx除去率向上のためのFGD改造用エアパーツの供給、NOx低減効果に優れた脱硝触媒の納入、煤塵の除去率を向上する電気集塵機の改造、熱交換・排ガス再加熱を実現するNL-GGH(ノンリーク式ガス―ガスヒーター)の設計。
新装置の設置により、排出量はSOxが15ppm、NOxが10ppm、煤塵が5mg/N㎥以下となり、世界最高レべルの低減効果を実現することが可能となる。

双日 パキスタンで現代自動車の組立、卸売・小売事業に参入

双日 パキスタンで現代自動車の組立、卸売・小売事業に参入

双日はパキスタンで、同国最大の財閥ニシャット・グループのニシャット・ミルズおよび同社関係会社(併せて、以下、NML)、同国最大手のトラクターメーカー、ミラット・トラクター(以下、MTL)と共同で、韓国の現代自動車ブランドの自動車組立および卸売・小売事業に参入する。
総事業費は150億円規模、組立工場はパキスタン第3の都市ファイサラバードの経済特区で現在建設中で、2019年12月に完工予定。販売は今後整備する直営ディーラーおよびフランチャイズディーラーを通じ、2024年までに市場シェア6%獲得を目指す。

三菱自 タイで販売、サービスのトレーニングセンター開設

三菱自 タイで販売、サービスのトレーニングセンター開設

三菱自動車は、タイの生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が、現地販売会社スタッフ、MMTh社員のトレーニングを目的とした施設、Education Academy(EA)を開設したと発表した。
同センターの所在地はタイ・パトゥムタ二県で、広さは約8700平方㍍。関係する販売会社の営業スタッフ、サービススタッフ、MMThの社員らが常時100~150人体制で、最高水準の顧客サービスを実現するための教育を受ける。

紀伊國屋書店 カンボジアにプノンペン店オープン

紀伊國屋書店 カンボジアにプノンペン店オープン

紀伊國屋書店(本社:東京都目黒区)は2018年5月、カンボジアにプノンペン店をオープンした。同店はイオンモールのカンボジア2号店「イオンモール センソックシティ」内の1階の店舗。紀伊國屋書店としてはカンボジアでの初出店で、海外では30店舗目となる。
プノンペン店の規模は161坪。英文書籍や文具・雑貨を中心としつつ、順次、日本の書籍・雑誌も取り揃え、国民の平均年齢が24歳と若いカンボジアの顧客に毎日訪れても飽きることがない書店づくりを目指す。

ミズノ 越子供向け運動プログラムがジェトロ支援Pに採択

ミズノ 越子供向け運動プログラムがジェトロ支援Pに採択

ミズノが開発した子供向け運動プログラム「ヘキサスロン」を使って、ベトナムの初等義務教育における体育授業の充実を図る事業が、日本貿易振興機構(以下、ジェトロ)の2018年度「社会課題解決型ルール形成支援プロジェクト」に採択された。
ミズノは2017年11月、ベトナム国立教育科学研究所と「ミズノ・ヘキサスロン運動プログラムの実証」に関する覚書を締結。2019年から改訂予定の学習指導要領への同プログラム導入と定着化に向けて事業を推進していく。

丸紅 バングラ初のダッカMRT鉄道システムを契約受注

丸紅 バングラ初のダッカMRT鉄道システムを契約受注

丸紅(東京本社:東京都中央区)は、インドの建設・エンジニアリング最大手のLarsen&Tobro Limited(以下、L&T)と共同で、バングラデシュ道路橋梁省傘下のダッカ都市交通公社(以下、DMTC)より、ダッカMRT6号線の鉄道システム一括納入案件を受注し、このほどDMTCとの間で契約を締結した。
この案件は軌道、電化・信号・通信システム、ホームドア、自動券売機、エレベーター・エスカレーターの設計、調達、据付工事、試験並びにメンテナンスの協力に関するもので、受注額は約550億円。
これは日本の政府開発援助(ODA)を活用したバングラデシュ初の都市鉄道案件で、資金は全額円借款で賄われる。鉄道路線はダッカ市内を全線高架で南北につなぎ、全長約20㌔㍍、16駅で構成される。

オークマ グルガオンにインド初のテクニカルセンター開設

オークマ グルガオンにインド初のテクニカルセンター開設

工作機械のオークマ(本社所在地:愛知県丹羽郡大口町)のインド法人Okuma India Pvt.Ltd(所在地:インド・グルガオン市、以下、オークマインド)は、首都デリー近郊のグルガオン市(デリー空港から車で約10分)のオークマインド内に、営業・技術・サービスの拠点となる「グルガオン テクニカルセンター」を開設した。
同センターの敷地面積は370平方㍍。最新CNC工作機械、立形マシニングセンター、横形CNC旋盤などを展示する。
オークマは現在、インド国内にはグルガオンテクニカルセンター以外に5カ所の駐在事務所があるが、広大なインド市場をカバーするため今後、同様のテクニカルセンターをインド各地に展開していく計画だ。

VAIO VAIO PCのアジア販売地域を拡大

VAIO VAIO PCのアジア販売地域を拡大

VAIO(本社所在地:長野県安曇野市)は、海外事業の成長を目指し、香港、マカオ、マレーシア、シンガポール、台湾で「VAIO(R)」PCの販売を順次開始する。
これにより、海外の販売地域は既存の米国、中国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、ペルーに加え、計12カ国・地域となる。

スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキはインドにおける四輪車の累計生産2000万台を達成したと発表した。2000万台の達成は日本に次いで2カ国目、1983年12月の生産開始から34年5カ月での達成は、日本の45年9カ月を抜いて最速となる。最多生産車種は「アルト」(約317万台)で、2000万台目はグジャラート工場で生産した「スイフト」だった。
スズキは1983年12月に現在の子会社マルチ・スズキ社の前身、マルチ・ウドヨグ社で、生産一号車「マルチ800」をラインオフ。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。
現在、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資による生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で「ディザイア」「バレーナ」「アルト」「スイフト」「ワゴンR」「ビターラ・ブレッツア」など16車種を生産している。
2017年度の生産実績あ約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など100を超える国や地域へ13万台を輸出している。

ミツビシ・モーターズ・タイランド 累計生産500万台達成

ミツビシ・モーターズ・タイランド 累計生産500万台達成

三菱自動車は6月4日、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)での累計生産台数が500万台を達成し、同国レムチャバンにあるMMThの工場で記念式典を開催したと発表した。
式典にはタイのソムキャット・チャトゥシーピタック副首相、在タイ日本国大使館の佐渡島志郎特命全権大使、三菱自動車の益子修CEOのほか、多くの関係者らが出席した。
三菱自動車は1961年にタイで操業開始し、2003年に100万台、2010年に200万台、2013年に300万台、2015年に400万台の生産を達成。今回500万台目に生産された車両はミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」だった。
MMThの車両の輸出先は世界120カ国以上に及んでおり、500万台のうち370万台が海外市場に輸出されている。