スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキはインドにおける四輪車の累計生産2000万台を達成したと発表した。2000万台の達成は日本に次いで2カ国目、1983年12月の生産開始から34年5カ月での達成は、日本の45年9カ月を抜いて最速となる。最多生産車種は「アルト」(約317万台)で、2000万台目はグジャラート工場で生産した「スイフト」だった。
スズキは1983年12月に現在の子会社マルチ・スズキ社の前身、マルチ・ウドヨグ社で、生産一号車「マルチ800」をラインオフ。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。
現在、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資による生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で「ディザイア」「バレーナ」「アルト」「スイフト」「ワゴンR」「ビターラ・ブレッツア」など16車種を生産している。
2017年度の生産実績あ約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など100を超える国や地域へ13万台を輸出している。